
MTG │ 解説記事 │ MOパンダ【読むだけでレガシーの”いま”がわかる!「いまさらファウンデーションズ ジャンプスタート」編】
こんにちはー。MOパンダ(@mopanda_mtg)です。
みなさん、「ファウンデーションズ ジャンプスタート」を覚えていますか?
- Version 1.0.0
発売は2024年11月15日でしたが、MTGOには1月末に実装されました。少しずつ採用実績が増えてきており、紙の在庫も減る一方です。
今回は、そんな「ファウンデーションズ ジャンプスタート」のカードを採用したデッキを紹介していきます。
※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
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■クレイドルコントロール
Legacy Showcase Challenge 2025/3/8 優勝 by Anonymous | |
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デッキリスト | |
2:《森/Forest》 1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 2:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 4:《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》 1:《ハイドラの巣/Lair of the Hydra》 2:《Bayou》 3:《霧深い雨林/Misty Rainforest》 2:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 2:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 1:《マダラの鉤爪門/Talon Gates of Madara》 22 lands 4:《下賤の教主/Ignoble Hierarch》 |
4:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》 4:《むかしむかし/Once Upon a Time》 3:《自然の秩序/Natural Order》 11 other spells 4:《思考囲い/Thoughtseize》 |
《大鎌猫の仔》が採用された【クレイドルコントロール】です。
上陸能力によって、自分のクリーチャーに+1/+1カウンターを置くことができます。2回目の誘発時には、カウンターを倍にする効果を持ちます。
このデッキは、MTGOの大規模イベントであるショーケースチャレンジ(MOCSの予選の予選)で優勝して話題になりました。《棘を播く者、逆棘のビル》と違い伝説ではないため重なっても問題なく、複数体並べることでさらに強力に運用できます。
また、《聖遺のワイト》によって複数回土地を置くことができるため、フェッチランドに頼らずとも《大鎌猫の仔》の上陸能力を何度も使うことができます。
《超能力蛙》の退場によって環境の除去が減少し、それに伴いクリーチャーデッキが台頭する形になりました。
■クレイドルナドゥ
Legacy League 2025/3/1 5-0 by runkor | |
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デッキリスト | |
2:《森/Forest》 1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 2:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 4:《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》 1:《ハイドラの巣/Lair of the Hydra》 1:《Tropical Island》 2:《Bayou》 4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》 2:《マダラの鉤爪門/Talon Gates of Madara》 23 lands 2:《極楽鳥/Birds of Paradise》 |
4:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》 3:《むかしむかし/Once Upon a Time》 7 other spells 2:《四肢切断/Dismember》 |
これもクレイドル系のデッキですが《自然の秩序》パッケージではなく《有翼の叡智、ナドゥ》が採用されています。
一般的に《有翼の叡智、ナドゥ》の相方としては《コーの遊牧民》が採用されますが、このデッキでは代わりに《大鎌猫の仔》が採用されています。
圧倒的なアドバンテージで勝つことができますが、《有翼の叡智、ナドゥ》と《大鎌猫の仔》を揃えることで、大量に上陸してクリーチャーのサイズを上げて殴り勝つことも可能です。
《忍耐》を自分に対して使用することで《ガイアの揺籃の地》とフェッチランドを使い回し、ほぼ無限に上陸することもできます。
■バントナドゥ
Legacy Challenge 2025/2/14 優勝 by GuiBonella | |
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デッキリスト | |
1:《島/Island》 1:《森/Forest》 1:《平地/Plains》 1:《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》 2:《Tropical Island》 3:《Tundra》 1:《Savannah》 1:《迷路庭園/Hedge Maze》 4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》 19 lands 4:《喜ぶハーフリング/Delighted Halfling》 |
4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 2:《虹色の終焉/Prismatic Ending》 4:《渦まく知識/Brainstorm》 3:《目くらまし/Daze》 3:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》 4:《意志の力/Force of Will》 20 other spells 2:《記憶への放逐/Consign to Memory》 |
《浜辺の王、プラゴン》が採用された《有翼の叡智、ナドゥ》デッキです。
《浜辺の王、プラゴン》はパワーよりタフネスの大きいクリーチャーの枚数だけカードを引くことができるため、この能力を活かすために既存の《有翼の叡智、ナドゥ》デッキとは異なるカード構成になっています。
特に、《有翼の叡智、ナドゥ》の相方としては定番の《コーの遊牧民》ではなく、同じ効果を持つ《コーのシャーマン》が採用されています。
《コーのシャーマン》は《コーの遊牧民》と同様に多数の対象を取ることができますが、タフネスが1/2なので《浜辺の王、プラゴン》の効果でカウントされるのがポイントです。
さらに、《浜辺の王、プラゴン》の起動型能力によって《有翼の叡智、ナドゥ》を誘発させることができ、揃うと非常に強力です。
また、《知りたがりの学徒、タミヨウ》を反転させることも可能で、思っている以上に多くの役割をこなせます。
■ナドゥ石鍛冶
こちらのデッキには《コーの遊牧民》は一切採用されておらず、その代わりに《石鍛冶の神秘家》+《手甲》パッケージが採用されています。
《戦前の正装》を使って《有翼の叡智、ナドゥ》を釣っても強力ですが、《浜辺の王、プラゴン》のようなカウンターされやすいカードを釣ってカードを引く動きも有効です。
また、《謎めいた外套》はマナフラッド対策にもなりつつ、ブロックされない能力によってライフを詰める手段にもなります。
さらに、《有翼の叡智、ナドゥ》がないと弱くなりがちな《手甲》も、《謎めいた外套》を装備したクリーチャーに装備させることで一気にフィニッシャー級の存在になります。
■まとめ
【読むだけでレガシーの”いま”がわかる!「いまさらファウンデーションズ ジャンプスタート」編】 は以上となります。
今回はファウンデーションズ ジャンプスタートから《大鎌猫の仔》と《浜辺の王、プラゴン》をフィーチャーしたデッキを紹介しました。
《ハーフボレーの爆弾兵》がスタンダードで活躍し価格が高騰したり、《電光の姫将軍、クレート》を採用したゴブリンデッキがレガシーで見かけられるようになったりと、まだ発見されていない強力なカードがありそうです。ファウンデーションズ ジャンプスタートの面白そうなカードは、ぜひ試してみましょう!
気になったカードは、ぜひカードラッシュでお買い求めください!