デュエルマスターズ │ 新弾レビュー │ Rush Pros【20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ】
本日はCard Rush Pros所属プレイヤーによる最新弾【20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ】の注目カード特集です!
トッププレイヤーたちが考える注目カードとは・・・!?
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■すめらぎ選手の注目カードTOP3
こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回は明日、2月19日に発売する新弾「20周年超感謝メモリアルパック ~裏の章~ パラレル・マスターズ」の注目カードを紹介していこうと思います。
1位 《超次元の王家》
新能力「パンドラ・シフト」を持つ新規カードです。
自身は4コストの赤青でSA持ちコマンド、出たときに2ドロー1ディスカードという手札入れ替えを持ったアタッカーになります。
それに加えパンドラ・シフト(赤青の2コスト)により、自身を超次元に置く事で出た時と同じ能力を使い序盤から手札の入れ替えを行う事も出来ます。
更にこのカードは超次元ゾーンから召喚が出来るので2ターン目にこのカードを超次元に逃がしておけばハンデスで落とされることも無いですし、手札消費がないので実質手札の枚数が増えていることになります。
能力を活かして”序盤から手札を入れ替え→このカード超次元から出す”という流れ考えると、コマンドに侵略出来る《轟く侵略レッドゾーン》で使いたいですね。
手札入れ替えで安定感が上がりますし、手札の質も上がり侵略先を沢山集めることが出来るので相性が良さそうです。
このカードの登場を機に懐かしの「赤青バイク」を組み直したいな、と思いました。
水文明を持っているので《超奇天烈ギャブル》を採用するのも面白いかなと考えています。
2位《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》
このカードはアドバンス環境をやるならとりあえず持っておけ!というカードになりそうな気がします。
表面の能力はP(パラレル)侵略により光のコマンドに超次元ゾーンから重ねられる能力で、いきなり3打点+相手のパワーの高いクリーチャーがフリーズというもの。
このカードの登場で《GOOOSOKU・ザボンバ》のような『低コスト・SA持ち・光のコマンド』の需要は高くなりそうですね。
通常の侵略と違い手札にキープする必要が無いので、1枚が即3打点になるのは魅力的です。
裏面の方も「革命チェンジ:5コスト以上の水または闇のドラゴン」でブロックされないスレイヤー+3打点、となかなかと言ったところ。
両面合わせると対応している範囲が広く「とりあえずデッキに入れておこう」という感じになりそうなので、早めに集めておくのがいいかもしれません。
3位 《13番目の計画/サファイア・ミスティ》
まさかのルールを追加していまうというなかなか凄いカードが登場しました。
ルール・プラスでデッキを5枚増やす能力と、超次元クリーチャー側は「バトルゾーンとマナゾーンに40枚カードがあればゲームに勝つ」というデタラメ能力持ちです。
このカードを見て最初に思いついたのは「青白ネバーループ」ですね。
僕自身もよく愛用していたデッキで、このデッキの魅力は序盤でサーチによるゲームプランを決めれるところです。
今までは3コストの呪文サーチを7~8枚積んでいましたが、このカードを4枚採用して60枚デッキにした場合「呪文サーチを最大の12枚採用しつつ、空いたデッキスロットにメタカードや除去・トリガー」といった具合に色々な枠を選択出来るようになりました。
フィニッシュは今まで通り《神の試練》で無限ターンを獲得した後に《サファイア・ミスティ》を添えつつマナゾーン等にカードを40枚置けば勝ててしまうので、両面ともに活用出来て良いと感じました。
問題はデッキの核である《龍素記号Srスペルサイクリカ》を引きづらくなってしまうことですが、そこは空いたデッキスロットで《クリスタル・メモリー》を入れてサーチ出来るようにしたり、《Waveウェイブ》の採用枚数を増やして延命したりなどすればさほど気にならなさそうですね。
ということで今回は「20周年超感謝メモリアルパック ~裏の章~ パラレル・マスターズ」の注目カードを紹介してみました。
個人的には発売後は気になっている《13番目の計画/サファイア・ミスティ》を採用した「60枚ネバーループ」で早速遊ぼうと考えています!
■おんそく選手の注目カードTOP3
おはようこんにちはこんばんは!
本日は最新弾『20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ』のレビューです!注目カードが多過ぎますね!笑
それでは早速参りましょう!
1位 《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》
1枚目はこちら、とんでも超次元ゾーンカード。
水/闇の5コスト以上のドラゴンや光のコマンドが入っているデッキだと完全に入れ得です。
ドラグハートやサイキッククリーチャーと違い専用カードを入れる必要がなく、近年では比較的使用率の高いコマンドやドラゴンからチェンジ&侵略できるカード。
効果はそれぞれ手札を一枚失ってしまう癖が強い効果ですが、得られる恩恵はかなり大きく盤面処理性能が大幅に嵩増しできます。
フリーズはタップにより攻撃先を残し続けてくれるのも言わずもがなで、スレイヤーは《覚醒連結XXDDZ》で強さを痛感できていると思います。
また個人的に一番大きいと思っているのが打点を0コストで増加出来る点です。
《虹速ザ・ヴェルデ》が3打点になったり、《龍風混成ザーディクリカ》がブロックされない3打点やフリーズ付きの3点になるのは流石に驚異的だと思っています。
超次元ゾーンにあるだけで勝ち筋がグッと増えるカードになると思うので、アドバンスをする方は持っておきたいカードですね!
2位 《地震》
2枚目はこちら。
2コストで全体1000破壊 3コストで全体2000破壊
(テキストを見た感じなので、違ったらすみません)
最近の赤単のパワーラインの低さを考えるとかなり使いやすい全体除去カードで、シールドブレイクで終盤も詰めに使うこともできそうな性能があり気になっているカードです。
先手だと赤単に対して3t目に2000火力を当ててテンポを取るのが強そう!
3位 《新世界秩序》(《新世界王の創造》/《新世界王の破壊》)
3枚目はこちら、合体呪文の《新世界秩序》です。
カードの性質的には《煌銀河最終形態ギラングレイル》や《オールデリート》のようなゲームエンド呪文ですが、《Volzeos-Balamord》同様マナからも使用できること+文明の質が良く受け札にもなってくれる点、などがメリットでしょうか。
逆にデメリットは《不夜城艦クランヴィア》や《ホーガン・ブラスター》などで踏み倒しが出来ないことです。
またカードの特徴として「メタクリーチャーを全て除去してから踏み倒す」と言う点が非常に強力で、《とこしえの超人》や《「修羅」の頂VAN・ベートーベン》を始めとした場に出るのを禁止するカードを全て退けてから踏み倒すことができます。
似たカードの《煌銀河最終形態ギラングレイル》や《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》には無かった性質ですね。
踏み倒すドラゴンとしては《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》+《悪魔龍ダークマスターズ》だったり《龍世界ドラゴ大王》+《「修羅」の頂VAN・ベートーベン》+《偽Re:の王ナンバーナイン》などが思い浮かびますが、新弾の5神龍を踏み倒しても楽しそうですね!
と言うわけで今回はこの辺りで。
パラレルマスターズでは様々なカードが追加されていて環境がガラッと変わるんじゃないかな?と思っています。
今回はあえて抜きましたが、《超次元の王家》などを始めとした超次元ゾーンが絡むカードや、旧枠として再録されるカードなどデュエルマスターズファンとしてはかなり嬉しいパックだなと思い見ています。
自分も発売されるのが楽しみです!
■dotto選手の注目カードTOP3
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
今回は2022年2月19日発売の「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」から注目の新規カードを紹介します。
1位《超次元の王家》
デッキの中核を担える今回のトップレアカード。
初動としての役割を兼ねながら優秀な種族「コマンド」を持っていることで、「革命チェンジ」や「侵略」元としても使用できるのがとても優秀です。
「革命チェンジ」先は《轟く革命レッドギラゾーン》、「侵略」先は《SSS級天災デッドダムド》《轟く侵略レッドゾーン》《超奇天烈ギャブル》等が候補になって来るでしょう。
同じ2コストで2枚ドロー1枚捨てを行う代表格カードである《エマージェンシー・タイフーン》と比較すると、《超次元の王家》のパンドラ・シフト効果で超次元ゾーンに置き、2枚ドロー1枚捨てを行うと手札は±0ですが、超次元ゾーンに使える《超次元の王家》が存在するので使えるカードが1枚増えている所が優れており超次元ゾーンから《超次元の王家》をバトルゾーンに送り込むことでその使えるカードが増えた状態を手札+1に還元できるわけですね。
《超次元の王家》の一番やりたいことは「革命チェンジ」や「侵略」なので変身元となるカードが変身先のカードを呼び込んで来られるのは効果としてとても噛み合っています。
難点を挙げるとすれば多色カード且つパンドラ・シフトで要求されるコストも火と水なのでデッキ構築がやや縛られてしまう点でしょうが、コストパフォーマンスを考えると強いと思います。
それよりもこのカードの弱点はパンドラ・シフト効果で超次元ゾーンに送るという行為、パンドラ・シフト対して後出しで《とこしえの超人》や《検問の守り輝羅》を合わせられると《超次元の王家》がバトルゾーンに送り込めなくなってしまうので、対面によっては手札から切るカードに注意してハンドキープをしなければなりません。
2位 《樹界の守護者アイオン・ユピテル》
「相手プレイヤーを攻撃できない。」というわかりやすいデメリット効果を所持していますが、基本スペック自体は高く2マナで4000「マッハファイター」持ちと序盤のメタクリーチャー等の対応に使え、盤面に強いクリーチャーです。
それだけであれば至ってシンプルなクリーチャーなのですが、なぜかこのクリーチャーも「コマンド」を持っているためにとんでもないカードになっています。
たった2マナで《SSS級天災デッドダムド》を呼び出して盤面を制圧ができたり、《轟く革命レッドギラゾーン》を早々に呼び出して後続の動きのサポートやワンショットに絡めることができるため、盤面を作って戦うデッキにとっては脅威になることでしょう。
3位《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》
サイキックではない光の「コマンド」と闇or水のコスト5以上の「ドラゴン」をパワーを上げながら「T・ブレイカー」に変化させることができるゲームの選択肢が増える便利カード。
両者ともP革命チェンジやP侵略をするための元となるカードだけで登場させることができるのでプレイするまでは簡単なカードなのですが、代わりに手札がある場合は1枚失ってしまうためやや癖があります。
特に《蒼き覚醒 ドギラゴンX》はP革命チェンジの元となるクリーチャーが超次元ゾーンに送られながら手札を1枚捨てなければならず、革命チェンジの強い部分であるチェンジ元の再利用ができないので効果的には侵略に近い効果になっています。(チェンジ元が「超次元ゾーン」に幽閉されてしまうのは難点)
それに比べて《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》のP侵略は自分の手札1枚を《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》に変換するようなデザインになっており、コストにも制限がないのでP革命チェンジや侵略よりも使いやすいカードになっていると思います。
《GOOOSOKU・ザボンバ》や《最終龍覇ロージア》等にP侵略されることが多そうですが《龍風混成ザーディクリカ》や《覚醒連結XXDDZ》等のEXライフ持ちのディスペクターにP侵略させてEXライフの効果を解除することでシールドを増やす《SSS級天災デッドダムド》でされているようなプレイもされそうです。
今回の「パラレル・マスターズ」は飛び抜けたカードは少ないものの新規カードに特徴的な効果を持っているカードが多く、全体的な内容は面白いと思います。
新規の「サバイバー」はなかなかのポテンシャルを持っていると思いますし、《暗黒の騎士ザガーンGR》や《覚醒竜機ボルバルザークJr./殿堂王来空間》などのデッキ外部カードは最低限の枚数持っておきたいです。
再録カードに関しても環境で使われているカードの中でレアリティに対して値段が少し高めのパーツが収録されており、これでデッキが組みやすくなったのも良い点だと思います。
封入率も今までに比べると良さそうなので買える範囲でBOXを購入して残りはシングルカードで揃えるのが良いのではないでしょうか。