デュエルマスターズ │ デッキ紹介 │ dotto【ブレストドラグナー】

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

今回のデッキ紹介記事では久しぶりにアドバンスレギュレーションのデッキである「ブレストドラグナー」を紹介させていただきます。

2020年12月18日に施行された《ヘブンズ・フォース》のプレミアム殿堂入りと《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》の殿堂入り、「バトライループ」等の裁定変更によって、大きく弱体化した「ドラグナー」というデッキジャンル。

「ブレストドラグナー」は「ドラグナー」全盛期の頃から存在していましたが、殿堂入りと裁定変更を経ていなくなってしまった「ループ型ラッカドラグナー」と「踏み倒し型のハムカツドラグナー」と違って、その後も生き残った型です。

ヘブンズ・フォース》による最速2ターン目始動のデッキから3ターン始動のデッキに速度は落ちていますが、《「時空さえも突き抜けろ!」》によって3ターン目のアクションは強化されています。

では、「ブレストドラグナー」のデッキリストから紹介をさせていただきます。

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■デッキリスト

ブレストドラグナー
デッキリスト
4 x 《龍覇ラブエース
4 x 《シナプス・キューブ
4 x 《ブレイン・ストーム
4 x 《Code:1059
4 x 《爆龍覇ヒビキ
4 x 《「時空さえも突き抜けろ!」
4 x 《龍世界〜龍の降臨する地〜
4 x 《最終龍覇グレンモルト
4 x 《ニコル・ボーラス
4 x 《∞龍ゲンムエンペラー
2 x 《全能ゼンノー
2 x 《TheジョラゴンGS
2 x 《Theジョラゴン・ガンマスター
2 x 《Theジョギラゴン・アバレガン
2 x 《続召の意志マーチス
2 x 《煌銀河サヴァクティス
-メインデッキ-
2 x 《全能ゼンノー
2 x 《TheジョラゴンGS
2 x 《Theジョラゴン・ガンマスター
2 x 《Theジョギラゴン・アバレガン
2 x 《続召の意志マーチス
2 x 《煌銀河サヴァクティス
-GRゾーン-
.
1 x 《革命槍ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル
1 x 《熱血剣グリージーホーン/熱血龍リトルビッグホーン
1 x 《無敵剣プロト・ギガハート/最強龍オウギンガ・ゼロ
1 x 《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神
1 x 《銀河大剣ガイハート/熱血星龍ガイギンガ
1 x 《爆銀王剣バトガイ刃斗/爆熱王DXバトガイ銀河
1 x 《覇闘将龍剣ガイオウバーン/勝利の覇闘ガイラオウ
1 x 《始まりの龍装具ビギニング・スタート/終わりの天魔龍ファイナル・ジ・エンド
-超次元ゾーン-

デッキ内情報

光文明:8
水文明:20
闇文明:12
火文明:20
.
1コスト:4
2コスト:4
3コスト:4
4コスト:12
5コスト:4
7コスト:4
8コスト:4
∞コスト:4

■コンセプト

山札のカードの位置を調整できる《シナプス・キューブ》や《ブレイン・ストーム》で《「時空さえも突き抜けろ!」》と踏み倒し先のカードを山札の上にセットしておき、「ビビッドロー」の効果でコストを軽減した《「時空さえも突き抜けろ!」》を3ターン目に唱え、「ドラグナー」である《爆龍覇ヒビキ》や《龍覇ラブエース》をバトルゾーンに送り込み《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》を装備させ、そのクリーチャーで攻撃を仕掛けて大型クリーチャーをバトルゾーンに叩きつけて戦うデッキです。

上記のパターンよりも速度は劣りますが、サブルートとして《龍世界〜龍の降臨する地〜》でドラゴンの踏み倒しも狙え、山札固定とも相性が良いです。

デッキのベースカラーは(山札を固定する)水文明と(踏み倒しを行う)火文明の2色で、事故を軽減するために基本的にどちらかの文明が入っているカードを採用する形になります。

全盛期の時から変わりませんが、「ドラグナー」は踏み倒すカード(ゲームの起点を作れるカード)をプレイしないと貧弱なデッキになってしまいますので、相手のハンデスには気を付けて立ち回る必要があります。

補足:《龍装05号イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》の不採用について

「バトライループ」が出来なくなったことで「革命チェンジ」を採用する理由が薄れ、それによって《龍装05号イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》の踏み倒し先へのターン終了時破壊効果付与を「革命チェンジ」でキャンセルすることができなくなってしまいました。、

そのため、ターン終了時も盤面にクリーチャーが残る《「時空さえも突き抜けろ!」》が採用されています。

■環境における立ち位置

このデッキは殿堂施行前の「ドラグナー」同様に、早期のターンに自分の動きを押し通すデッキタイプです。

環境デッキではあるものの明確な弱点が存在するため、環境を選んで使わないと動きを阻害されてしまいます。

具体的にはメタカードが少ない「オカルトアンダケイン」や「デッドダムド」、「5c蒼龍」等のデッキが多い環境では戦いやすく、逆に《洗脳センノー》や《希望のジョー星》等のメタカードを採用した「赤白ヴァイカー」や「ギャラクシールド」、「オレガオーラ」多めの環境では立ち回りにくいデッキタイプです。

ただし、「ドラグナー」というジャンルは基盤がとても強く、強力な「ドラゴン」とも相性が良いデッキタイプなので、環境によって採用カードや型を変えることもでき、多様性に秀でています(詳細は後述、他のドラグナーの型の紹介にて)。

■採用候補カード

メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター

強力な誘発効果がアグロ・ビートダウン・コントロールデッキの広い範囲に対して有効で、強力なストッパーになるドラゴンです。

下のテキストもボードに触りにくいこのデッキの弱点を補っており、相手のメタクリーチャーをタップキルする選択肢が生まれるため対応力が上がります。

とても便利なカードなので環境によってデッキ内であまり使えないカードを減らして採用しても良いと思います。

DROROOON・バックラスター》《乱振舞神G・W・D

相手のメタクリーチャーに対して有効なクリーチャー。

前者は《Code:1059》と好相性で継続的な盤面干渉が狙え、後者は他のカードとの噛み合いは無いものの後続を補充しながら破壊が行えるため悪くないカードです。

メタクリーチャーが気になった時には選択肢になるでしょう。

どちらを採用するかは好みだと思います。

ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ

リソースは失いますがこのデッキにおいては強力な「S・トリガー」です。

環境が前に寄っている時は選択肢に入れましょう。

■他のドラグナーの型の紹介

「ドラグナー」にはカラーリングの違う他の型も存在します。

使いたいドラゴンや所持しているカードを考慮して他の型を作成しても「ドラグナー」は面白いです。

今回は2種類の型を軽く紹介させていただきます。

ロジック・サークル》型

デッキのベースカラーは光文明と火文明+α。

2ターン目に《ロジック・サークル》で《「時空さえも突き抜けろ!」》を固定して戦いますが、踏み倒し先の固定は難しい構築になっているので、その分デッキ内の当たりを増やし、強いカードで固める形になります。

メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》や《最終龍覇 ロージア》等の受け札を採用しやすいのが強み。

大型クリーチャーだと《偽りの王ナンバーナイン/歓喜の歌》が《ロジック・サークル》でサーチでき、《永遠のリュウセイ・カイザー》を採用すると起点作りと後続のサポートをできるので、1枚の《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》でも暴れることができるでしょう。

枠には比較的余裕があるので使いたいカードが使え、オリジナリティを出しやすいと思います。

メンデルスゾーン》型

デッキのベースカラーは光、闇、火、自然の4色。

こちらはデッキ内の大半がドラゴンになってしまうので、ドラグナーデッキの中では亜種です。

採用する自然文明のカードは《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》、《メンデルスゾーン》、《龍仙ロマネスク》、《偽りの王 ヴィルヘルム》、《ブラキオ龍樹》、《大樹王 ギガンディダノス》等、これらが基盤になります。

龍仙ロマネスク》のブーストからターン終了時にマナのカードを墓地に置く効果で「フシギバース」の《ブラキオ龍樹》や《大樹王 ギガンディダノス》に繋げるムーブは美しいです。

しかし、デッキが大型のクリーチャーで固まってしまうので、早いデッキには弱くなってしまいます。

■まとめ

今回紹介させて頂いた「ブレストドラグナー」はシンプルなレシピにしており、アレンジしやすいものにしています。

個人的には採用候補でも紹介した《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》は、1枚からでも採用するとできることが増えて面白くなると思います。

(減らすなら《Code:1059》かな・・・?ただし単色を抜いて多色を入れすぎると多色事故を起こすリスクが増すので注意が必要です。)

このデッキは今のままでも強いですが、山札を固定する動きとドラゴンをフィニッシャーとして使用することから今後の強化も期待できるデッキです。

山札を固定するカードは「美孔麗王国」の「ビビッドロー」の能力との兼ね合いでより扱いやすい山札を固定するカードが出る可能性もありますし、最近は新しいドラゴンが刷られる頻度も増えてきたのでフィニッシャーの選択肢が増えていく将来性があるのも魅力です。

デッキ紹介は以上になります。ご覧いただきましてありがとうございました。


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