遊戯王 │デッキ解説│ でぃん【天盃龍】
こんにちは。でぃん(@16dindin)です。
今回はYCSJで使用した【天盃龍】を紹介します。
普段の遊戯王と違いシングル戦という特殊なルールでしたが、day1を7-1という好成績で終え、day2に進出することができました。
新弾の【INFINITE FORBIDDEN】の恩恵もしっかり受けている強力なテーマです。
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◾️デッキレシピ
さっそくデッキレシピを紹介します。
【天盃龍】 | |
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デッキレシピ | |
モンスター:26枚 2 《天盃龍パイドラ》 2 《天盃龍チュンドラ》 1 《天盃龍ファドラ》 2 《幻禄の天盃龍》 3 《ドラ・ドラ》 1 《深淵の獣マグナムート》 3 《灰流うらら》 3 《増殖するG》 3 《エフェクト・ヴェーラー》 2 《原始生命態ニビル》 3 《マルチャミー・プルリア》 1 《屋敷わらし》 魔法:10枚 1 《テラ・フォーミング》 3 《盃満ちる燦幻荘》 3 《燦幻開門》 3 《禁じられた一滴》 罠 : 4枚 3 《無限泡影》 1 《燦幻開花》 |
エクストラデッキ: 15枚 1 《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》 1 《ブラック・ローズ・ドラゴン》 2 《燦幻昇龍バイデント・ドラギオン》 1 《サイバース・クアンタム・ドラゴン》 1 《鬼動武者》 1 《月華竜 ブラック・ローズ》 1 《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》 1 《トライデント・ドラギオン》 1 《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》 1 《ブラッドローズ・ドラゴン》 1 《フルール・ド・バロネス》 1 《天球の聖刻印》 1 《灼熱の火霊使いヒータ》 1 《賜炎の咎姫》 |
◾️構築のポイント
今回はシングル戦ということもあり、先攻を取らされるケースはあまり考慮していません。
先攻を取らされるケースとしてミラーマッチが想定されますが、先攻を押し付けられた場合の細い勝ち筋を想定すると構築が歪んでしまい、他対面の後攻時の勝率が落ちてしまうと考え割り切りました。
・【天盃龍】関連カードの採用枚数
《盃満ちる燦幻荘》3枚
【天盃龍】の強みとも言える強力なフィールド魔法。3枚採用です。
範囲は炎属性ドラゴン族全般なので《ドラ・ドラ》や炎属性ドラゴン族シンクロモンスターも恩恵を受けられます。
メイン1中の無敵とも言える状態で《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》を安全に着地させてバトルフェイズに突入しましょう。
《幽鬼うさぎ》によって破壊されてしまう可能性があるため、パーツが揃っていればサーチ効果を発動しないこともあります。
《燦幻開門》3枚
炎属性ドラゴン族にアクセスできる初動であり手数にもなるため最大枚数の3枚採用。
バトルフェイズ中に発動するとサーチと手札から特殊召喚の2つを選択することができるため、実質デッキからの特殊召喚のようなことができます。
《幻禄の天盃龍》をサーチしつつ別の炎属性ドラゴン族を特殊召喚することで2体を展開するテクもあるので覚えておきましょう。
《燦幻開花》1枚
自分のモンスターが炎属性ドラゴン族のみかつ相手のモンスターより少なければそのメインフェイズを終了させます。
《幻禄の天盃龍》や《天盃龍ファドラ》の蘇生効果にチェーンして使うことで頭数を最低限の1体に減らしつつシンクロ召喚が可能な状態でバトルフェイズに引き摺り込み、《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》で全員を強制的に攻撃表示にし自爆させるのが狙いです。
先攻を押し付けられた際の保険として1枚採用しましたが使用することはありませんでした。
初見殺しの要素が強く今後の採用はないかもしれません。
《ドラ・ドラ》3枚
1枚で《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》+《燦幻開門》まで用意できる強力な初動です。
なるべくこのカードを召喚したいので最大枚数の3枚採用。
《天盃龍パイドラ》 2枚
基本的に《ドラ・ドラ》を召喚した方が強く、召喚権の被りもなるべく起こしたくないため2枚の採用。
《天盃龍チュンドラ》2枚
妨害を貫通する性能が高く最後まで3枚の採用か迷いましたが手札誘発を優先し2枚にしました。
《天盃龍ファドラ》1枚
ワンキルに向かう際に最低限必要な1枚の採用。
先攻を押し付けられた際はよく2枚目を使用するのでマッチ戦の場合は2枚の採用もありです。
《幻禄の天盃龍》2枚
1枚の場合素引きしてしまうとサーチからの特殊召喚が行えなくなってしまうため、リスクを下げるために2枚の採用。
【スネークアイ】系デッキの《蛇眼の炎燐》のような感覚です。
・手札誘発の採用
汎用性の高い《灰流うらら》、《増殖するG》、《エフェクト・ヴェーラー》、《無限泡影》のフル投入に加えて今回は下記のカードを採用しました。
《マルチャミー・プルリア》3枚
相手が手札からモンスターを召喚・特殊召喚する度に1ドローできます。
シングル戦のため、展開系のデッキが多いと考えフル採用。
《ドロール&ロックバード》とどちらを採用するか迷いましたが、《増殖するG》や《深淵の獣 マグナムート》との相性が良いこちらを優先しました。
《原始生命態ニビル》2枚
《マルチャミー・プルリア》同様、展開系デッキに刺さる点を評価して採用。
《増殖するG》に対してツッパされた際に引き込むケースもあるため、採用していると安心できます。
《深淵の獣 マグナムート》1枚(制限)
【粛声】や【デモンスミス】等刺さる対面が一定数存在し、決まった際のリターンが大きいため採用。
《幻禄の天盃龍》をサーチするとそのまま特殊召喚し効果を使える点が非常に強力。
《屋敷わらし》1枚
空いている枠に手札誘発を入れたかったので、1番マシに思えたこのカードを採用。
刺さらない対面の場合も《墓穴の指名者》を止められる可能性がある点を評価しました。
・EXデッキ
EXデッキの登場頻度が高いカードを紹介します。
今回はシングル戦のため《次元障壁》を発動されることはないと判断しリンクモンスターを最低限の採用としましたが、マッチ戦の際は増やすことを推奨します。
《燦幻昇龍バイデント・ドラギオン》、《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》、《トライデント・ドラギオン》はメインギミックのため、割愛します。
《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》1枚
バトルフェイズ中のモンスター効果を封じる効果を持ち、炎属性ドラゴン族なので《盃満ちる燦幻荘》の恩恵を受けられます。
何らかの理由で《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》の先出しが出来ない場合に出すことが多いです。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》1枚
唯一無二の全体破壊効果を持っている点が優秀。
こちらも炎属性ドラゴン族なので《盃満ちる燦幻荘》の恩恵を受けられます。
《月華竜 ブラック・ローズ》1枚
ドラゴン族縛りが付いた状態で出せる破壊以外の除去はこのカードしかありません。
《燦幻超龍トランセンド・ドラギオン》の破壊効果では足りない場合や破壊耐性を持つカードの除去等、登場頻度が高く個人的には必須カードです。
《鬼動武者》1枚
【ユベル】系のモンスターが持つ戦闘・効果破壊耐性と戦闘ダメージが入らない効果を無効化できます。
ドラゴン族ではないため、縛りが付く前に出す必要があります。
《天球の聖刻印》1枚
先攻の際《ドラ・ドラ》→《幻禄の天盃龍》→《天盃龍パイドラ》と繋いで《燦幻開門》や《燦幻開花》にアクセスしつつ、このカードを妨害として使用します。
また《キキナガシ風鳥》等でワンキルが出来ない際に展開後の蓋として使用することも多いです。
◾️おわりに
今回はYCSJで使用した【天盃龍】についてご紹介しました。
使用した大会はシングル戦でしたが、【天盃龍】はマッチ戦においても強力なデッキですので是非使ってみて下さい!
それではまた。