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Rush Prosによる新弾注目カードレビュー!

今回は2月19日に発売した『HISTORY ARCHIVE COLLECTION』の注目カードを紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう!

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■しの選手の注目カード3選

■《ライディング・デュエル!アクセラレーション!


最初に紹介するのはシンクロテーマ強化のこのカードです。

【シンクロン】デッキでの新たな初動カードとなる永続魔法カードで、発動時に他のカードが存在しない場合、デッキから【シンクロン】モンスター1体を手札に加えることができます。また、自分スタンバイフェイズ毎にシグナルカウンターを1つ置き、このシグナルカウンターを2つ取り除いてこのカードを墓地へ送ることで、デッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで墓地へ送ることができます。

単純に初動のカードとして有能ですし、おまけ効果で2枚ドロー1枚捨てが付いているのはお得ですよね。
シンクロ召喚を狙うデッキでは、引いてしまった場合に手札にあるよりも墓地に居て欲しいモンスターというのが多々あります。これらのモンスターを捨てる目的が狙えるこのカードは単純に手札を増やす以上の価値がある効果で、シンクロデッキで先攻制圧をするだけでなく”複数ターンをやりとりするミッドレンジ型構築での新たなメリット”が生まれました。

■《舞い戻った死神


次に紹介するのは【インフェルニティ】強化のカードです。

ルール上【インフェルニティ】カードとしても扱う通常魔法で、自分の手札・墓地及び除外されている自分のモンスターの中から、【インフェルニティ】モンスター1体を選んで特殊召喚します。また、このカードが墓地に存在する状態で、自分の【インフェルニティ】モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、このカードを自分フィールドにセットすることができます。

手札からも特殊召喚ができる為、初動として使用でき【インフェルニティ】カードとしても扱うので《インフェルニティ・デーモン》によってサーチすることで展開途中でも使用できるカードです。相手の手札誘発を貫通して展開が行える可能性のあるカードですし、除外からも特殊召喚ができる為、新たな展開ルートも生まれそうですね!

■《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン


最後に紹介するのはこのカード。新規の【スターダスト】カードです。

レベル8の汎用シンクロモンスターで、このカードがシンクロ召喚に成功した場合、自分の墓地からレベル2以下のチューナー1体を選んで特殊召喚することができます。

また、お互いのメインフェイズに、このカードをリリースしエクストラデッキから《スターダスト・ドラゴン》1体をシンクロ召喚扱いで特殊召喚することができます。その後、自分フィールドのモンスターを素材としてシンクロ召喚し、このターンこの効果でシンクロ召喚したモンスターは相手が発動した効果を受けません。

レベル8のシンクロ召喚ができれば、そのままレベル9か10のシンクロモンスターに繋がるようになりました。墓地から特殊召喚するチューナーの筆頭候補は《ジェット・シンクロン》や《幻獣機オライオン》でしょうね。《幻獣機アウローラドン》からの展開で、フルール・ド・バロネスの召喚が確実にできますし、《電脳堺狐-仙々》や《星風狼ウォルフライエ》のようなレベル9シンクロモンスターにも繋がる為、今までとは異なる妨害方法も可能になりましたね。

この《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》は、今回の『HISTORY ARCHIVE COLLECTION』で収録するカードの中で今のところ1番注目しています。

■総括

以上が僕の選定した『HISTORY ARCHIVE COLLECTION』オススメカード3選となります!
この新弾によって特にシンクロテーマが強化された印象を持ちます。新たな構築や戦略が生まれそうで楽しみです!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

■でぃん選手の注目カード3選

■《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン


スターダスト・ドラゴン》のサポート効果を持つシンクロモンスターです。
アニメ5D’sでよく見た《フォーミュラ・シンクロン》+《スターダスト・ドラゴン》で《シューティング・スター ・ドラゴン》をシンクロ召喚するあのシーンが元になっています。

ファンとしても嬉しいカードですが汎用シンクロモンスターとしても優秀で以下のような活躍が期待できます。

・レベル2チューナーを経由していれば《フルール・ド・バロネス》等の強力なレベル10シンクロに繋げる。
・《TG ハイパー・ライブラリアン》のドロー枚数増加。

特に《水晶機巧ーハリファイバー》から《ジェット・シンクロン》をリクルートし《幻獣機アウローラドン》に繋げる動きとは相性が良く、レベル2チューナーである《幻獣機オライオン》を用意しつつ《TG ハイパー・ライブラリアン》を起点とした大量展開+ドローが狙えます。

また、シンクロデッキの経由地点として優秀なのでレベル9〜10に強力なシンクロモンスターが増える度に評価が見直されるカードになりそうです。

■《覇王龍の魂


アニメARC-Vで登場した《覇王龍ズァーク》に関連したカードです。
召喚条件の重い《覇王龍ズァーク》をEXデッキからいきなり特殊召喚できます。
これにより、効果は強力ですが条件の厳しかった《覇王の逆鱗》の条件を簡単に満たすことができるようになりました。

効果が無効になり次のターンにはEXデッキに戻ってしまいますが、相手の魔法カードの効果発動をトリガーに《覇王龍ズァーク》を「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」の4体に分裂させることができます。

各ドラゴンがズァークから分たれた存在であることをカードの効果で再現した形です。

現在のカードプールで相手ターンに行動を牽制できる効果を持っているのは「シンクロ・ドラゴン」のみですが、今後の追加によっては4体のモンスターでフィールドを制圧できる可能性もあります。

上述の通りフィールドの制圧は難しいですが、登場した4体のドラゴンは後の《アストログラフ・マジシャン》・《クロノグラフ・マジシャン》による正規召喚にも繋がります。
このカードによって《覇王龍ズァーク》の活躍の機会が増えたのは間違いなく、更に今後のカードの追加次第では強くなる可能性も秘めています。

■《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト


アニメVRAINSに関連したカードです。
ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》の攻撃名が元ネタですね。
単体では攻撃力5500での2回攻撃が強みのフィニッシャーですが、《斬機マルチプライヤー》を効果で墓地に送ることで攻撃力11000の2回攻撃へと変わります。

現在リンクモンスターのフィニッシャーには《アクセス・コード・トーカー》《ヴァレルソード・ドラゴン》等、優秀なライバルが多くそれらの枠に食い込むのは難しいですが、攻撃力6000の《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の上からライフを削りきることが可能だったりとこのカードにしかできないこともあります。
更に今後属性付与が簡単にできるサポートカードが出れば、評価が見直される可能性があります。

■最後に

今回はどちらかというとカジュアル向けのカードが中心といった印象を受けます。
アニメの名シーンやキャラクターのモチーフが中心になる珍しいケースだと思いますが、評判が良ければ今後も続くかもしれません。
再録も強力なカードが多く、こういったパックが今後も続くと復帰するユーザーも増えるのではないでしょうか。

それではまた。


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