MTG │ 新弾レビュー │ 高橋優太【『統率者デッキ収録カードの紹介』】

統率者戦の需要は年々上がっており、今では新セットが出るたびに統率者デッキが出るほど人気のフォーマットです!

今回は『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』の統率者デッキ収録のカードを把握しながら、過去の統率者セットのカードを復習する記事です。
「新カードが多すぎて覚えきれない!」という方向けに、この記事で良さそうなカードを紹介して行きます。

統率者戦のルールはコチラ(公式サイト)

・『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』統率者デッキ収録カード(公式サイト)

・『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』統率者デッキ収録新規カード一覧(イゼ速)

・統率者《スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physician》記事(ラッシュメディア)

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■統率者デッキ『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』

再録カード紹介

「統率者2019」から再録。《時を解す者、テフェリー》や《覆いを割く者、ナーセットなど3マナのプレインズウォーカーを墓地から戻す動きが強く、フラッシュバックすると2体戻せます。

レガシーでもたまに1枚入っています。嬉しい再録。

「統率者2021」から再録。墓地を追放したりライブラリーを追放したりでサイズアップしながら、アドバンテージを稼いでいきます。

除去の薄いヴィンテージだと、1枚で勝つことも多いです。再録するの早かったけど、これも嬉しい。

汎用性の高い再録たち。《船砕きの怪物はスターターキット2022にも採録されており、手に入りやすくなりました。

灰のやせ地》の新イラストは嬉しい。


かつてのトップレアが、こんな形で再録になるとは驚き!

新規カード紹介

相手がフェッチランドで土地を探したり、緑で《自然の知識で土地を伸ばしたときに自分も平地を探せます。瞬速なのでフェッチ起動にスタックで出すことが多そう。

平地は基本地形と書いていないので、《神聖なる泉》《Tundra》などのショックランド・デュアルランドもサーチできますね。統率者戦で強そう。

全員に切削効果を与えるカード、例えば《催眠の宝珠と組み合わせれば大量トークンを生み出せます。

統率者で使われるクリーチャーは、「戦場に出たとき○○」効果を持つものが多いです。対戦相手3人それぞれのクリーチャーが出るたびに能力をコピーできる、なおかつ護法2で除去しにくいので、出されたらかなり困りそう。

青の統率者デッキなら、今後良く使われるかも。

アップキープにトークンを出すカードは《追われる足跡》でしたが、それより2マナ軽い!

コピーしたいクリーチャーは「戦場に出たとき○○」の効果が多いですし、1/1のサイズは問題なさそう。単体除去に弱い欠点はありますが、場に残れば強いかも。

選択肢の増えた《ファイレクシアの闘技場と考えると結構すごい!
支払うライフは《ファイレクシアの闘技場よりも増えていますが、その分宝物、ドロー、3/2トークンと3つのモードが選べるようになっています。

戦闘前メインフェイズの開始時に誘発なので、出たターンに動き出さないのが残念。

脱出により墓地からも唱えられるリアニメイト。

コストは重いものの、繰り返し使えて相手の墓地からもリアニメイトできるので、面白い呪文だと思います。

全体火力にしては珍しく、効果が及ぶのが対戦相手側だけ!予顕すると重くなりますが、その代わり全体5点に。
同様の効果を持つ《火山の流弾には打ち消されないメリットがありますが、それをふまえても《ディレイド・ブラスト・ファイアーボール》の方が強く見えます。

構築レベルの性能!

3マナ4/4飛行速攻は破格のスペックですが、ダイスで勝たないと攻撃できない!ダイスで勝ち続けられるのなら、構築レベルの性能です。

統率者は基本的に4人対戦なので、不抜で最大3マナ減ると考えると結構強い!《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を軽くして唱えたい!

装備品や《未認可霊柩車》《霊気の薬瓶など、毎ターン起動型能力を使うカードに特に強いです。アーティファクトだけでなくエンチャントも打ち消せるので《豊かな成長》の1ドローも打ち消して破壊できます。

しかし3マナと少し重め。2マナだったらレガシーでもチャンスあったのに!

追放領域から唱える能力、例えば《血編み髪のエルフなどの続唱と相性が良い!

■統率者デッキ「ニューカペナの街角」

相手が2枚以上ドローすると自分も1ドロー、相手がマナ加速したり、フェッチランドで土地2枚置いたら宝物トークン。

各終了ステップなので統率者戦なら最大4回誘発しますし、効果もすべて強力。なんなら2人対戦で出しても強い部類のカードです。

運命的不在》に似た効果で、青くて刹那を持ちました。

刹那は打ち消されない・スタックで動かれない能力なので、相手がコンボを決めそうな場面でも除去として信頼できます。

クリーチャーが4体いれば0マナで撃てる除去と考えるとすごい効果!しかも謀議のオマケつき!

黒は生贄にするためにクリーチャーを横並べする統率者が多いので、0マナで撃つのも簡単で、引いて捨てるのも黒の墓地利用に合っています。
絢爛は「このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、絢爛コストで唱えても良い」という能力。サクリ系統率者なら良さそうなドロー。

場に残れば続唱でアドバンテージを稼ぎ続けます。1ターンに1回の能力なので、インスタントで相手のターンにも誘発させたいです。

他のカードで手札から捨てても誘発する能力なので、《信仰無き物あさり》と相性良し!

1マナのアーティファクトということで《ウルザの物語》でサーチできるため、レガシーでもたまに使われています。

■統率者デッキ「神河:輝ける世界」

即時換装》は付けた先を機体に変えるので、クリーチャーに付けた場合は召喚酔いが無くなり即座に起動できます。
献身のドルイド》に付けることでお手軽無限マナコンボです。
可愛い。これを統率者にする場合は、なるべく伝説の土地を多めに採用したいですね。

すでにレガシーの「8-cast」でも活躍しており、《ミシュラのガラクタ》《ウルザのガラクタ》をタップして、2ターン目に出てきます。護法4はなかなか除去出来ず、ブロックされない能力も強力!

5色で「祭殿」含むエンチャント中心の統率者ならコレ!

継続してアドバンテージを稼ぐ能力であり、毎ターン2ドロー1ディスカード+トークンと、プレインズウォーカーに近い働きをします。

レガシーでも最初は使われましたが、起動含めて5マナかかるのと、《紅蓮破で破壊されやすい事から最近は見なくなりました。

■統率者デッキ「フォーゴトン・レルム探訪」

レガシーで大活躍中のサイドカード。6面ダイスの期待値は3.5で、クリーチャーでない呪文を唱えるたびに3.5ダメージ与えると考えるとかなり強力!

思案》《渦まく知識などドロー呪文を唱えるたびにダメージが入りますし、赤いので《紅蓮破》されないのも強い!

攻撃した時点で、自分のパワーだけでも4マナ加速、他にクリーチャーがいればもっとマナを出せます。

連続突撃》《追い討ち》など、戦闘フェイズを増やすカードと組み合わせて何度も攻撃していきたいです。

■その他、過去の統率者セット

統率者2020

統率者をコントロールしていると0マナで撃てるシリーズ。

特に青・黒・赤の3種類は色が合っていれば悩まず入れて良い性能です。《激情の後見》が最高!

統率者2019

ライフを支払うことで黒マナに変換する、コンボ狙いの統率者です。霊気貯蔵器》との相性が最高で、回復しながらどんどん呪文を唱えていけます。

「これがあるから赤を使う」と言っていいほど、統率者の歴史を変えてしまったカード。対戦相手全員のエンチャント・アーティファクトを参照するので、大量の宝物トークンを生成します。

赤をやるなら必須!

統率者2018

ライフを失うのは各対戦相手で、なおかつ上忍術で2ターン目に動きやすい!構築でも通用する性能で、レガシーでも時折忍者を見かけます。

もはやレガシーで《ウルザの物語》デッキの定番になりました。アーティファクトを生成するので、構築物トークンのサイズを上げますし、長期戦にかなり強い!

■おわりに

最近は統率者セットでレガシーでも通用するカードが多く作られているので、今後も記事で紹介して行きます。

特に《密輸人の分け前》は白い《リスティックの研究》クラスの性能なので、もっと人気が出そう!

それではまた。


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