デュエルマスターズ │ CSレポ │ すめらぎ【第2回チキチキDMカンテラ&さくら共催CS】

こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。

今回は8月22日に行われた地元茨城のCSに参加してきたので、それのレポートを書いていこうと思います。

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■大会概要

今回参加してきたのは「第2回チキチキDMカンテラ&さくら共催CS」です。

僕がホームにしているカードショップ2店舗が共同で行うCSなので負けるわけにはいきません。

ですが、今回のCSのレギュレーションには少し普段とは違う問題がありました。

大会詳細

個人戦 殿堂
予選 スイス5回戦
上位8人上がり
決勝トーナメント3回戦

64人規模のCSだったのですが、予選5回戦で8人上がり。

ということは4-1していても落ちる人が計算上4人いるということになります。

そのことを踏まえると初戦や2回戦負けは許されません。気合を入れてCSに臨みました。

■環境の分析

最近の環境は色々なデッキが活躍できるという意味でとても良い環境となっています。

コロナウィルスの影響によるCS開催の自粛期間に入る前の環境は殆どが「4cドッカンデイヤー」の独壇場でしたが、現在はそんなことはありません。

また、ポイントも無いのでプレイヤー自身が好きなデッキをよく持ち込んでいる印象もあります。

ですが、そうはいっても流行りデッキはしっかり押さえておく必要があります。

最近の流行りは主に殿堂の影響をそこまで感じさせない「赤白バイク」、どんどん強化されている「青白ギャラクシールド」、ドラリンパックで強化をもらった「アナカラーデッドダムド」このあたりでしょうか。

この3つのデッキはある程度の数の使用者がいるだろうという前提で握るデッキを考える必要があります。

また、ここで挙げた他にも「ドラリンパック」で何らかの強化をもらったデッキタイプを選ぶプレイヤーも一定数いるでしょう。

これに該当するのは「マーシャルループ」「緑ジョラゴン」ですね。

どちらも人気のあるデッキタイプですが、先ほどの3つのデッキよりは使用者が少ないと予想しました。

他には最近結果を残しているデッキタイプとして、「零龍ギャスカ」が気になるところでした。

こちらはネット対戦サイトの「vault」にて最近の戦績で圧倒的な勝率を叩き出しており、リアルでもちょこちょこ見かけるようになってきましたが、デッキに対しての高いプレイスキルが要求されます。

しっかりプレイ出来るプレイヤーでないと勝率を伸ばすことが難しいため、実際に使用するプレイヤーはそこまで多くないだろうと予想しました。

ここまでの分析をもとに、当日の使用デッキを選んでいきました。

■デッキ選択

これらの前提を踏まえて、自粛期間に入る前に僕が使っていた「ネバーループ」はまずはじめに候補から除外しました。

先ほど挙げた最近流行りの3つのデッキの内の2つ、「赤白バイク」と「青白ギャラクシールド」との相性が悪いことが除外の理由です。

前者は序盤のメタとして出てくる《音奏プーンギ》と完全にロックされてしまう《正義の煌き オーリリア》が特に厳しく、シールドトリガー次第のゲームになってしまいます。

後者は最近積まれている《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》で呪文回数がメタられてしまい、さらに《凄惨なる牙パラノーマル》を貼られてしまうとループ途中に《サイバー・I・チョイス》が溶けてしまうためループに入れなくなってしまいます。

これらの理由から根本的に勝つことが厳しく向かい風な環境であるため、今回は候補から外します。

次に候補に挙げたのは「マーシヤルループ」でした。

個人的に好きなデッキタイプで、最速3ターンでループに入ることができる化物スペックを持っています。

しかしこのデッキは自分自身との戦いになる部分が結構あり、また、ブレの激しいデッキでもあります。

色々なデッキがいると予想される地元CSで握るには少し怖いと感じ、こちらも候補から外しました。

そして今回、最終的に選択したデッキが「カリヤドネループ」です。

昨年の後半には僕もこのデッキタイプをよく使い、実に6回も決勝に導いてくれました。

このデッキの良いところはまず「抜群の安定感」にあります。

基本的に低コストのルーター呪文で構成されているため事故という事故が少なく、安定した動きを取れることで勝率自体も安定しています。

また、その他の強みとしてメタに強い部分も挙げられます。

採用カードによっては《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》なども越えることが出来るため、それが後押しとなって今回使用することに踏み切りました。

さて、デッキも決まったところで使った構築について触れていきます。

■デッキレシピ : カリヤドネループ

4×《ブラッディ・クロス
2×《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢
4×《ア・ストラ・センサー
1×《悪魔の契約
1×《セイレーン・コンチェルト
1×《スパイラル・ゲート
1×《魔法学校パクスクウガ
2×《龍脈術落城の計
4×《ブラッディ・タイフーン
4×《エマージェンシー・タイフーン
3×《スーパー・デーモン・ハンド
1×《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
4×《知識と流転と時空の決断
4×《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル
2×《凶鬼90号ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」
2×《次元の嵐 スコーラー

GRゾーン

2×《カット丙-二式
2×《全能ゼンノー
2×《トムライ丙-三式
2×《回収TE-10
2×《サザン・エー
2×《ポクタマたま


使ったリストはこちら。

今回はメインに《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》を退かすことが出来る《龍脈術落城の計》を採用しました。

また、《スーパー・デーモン・ハンド》を3枚採用しているので、シールドトリガーの枚数は比較的多めにとってあり、ビートにも踏ませて返せるように意識しています。

そのことからGRは守り意識ではなく墓地メタとリソースを稼げるカードを優先し採用してみました。

■勝敗

予選

1回戦 青白ギャラクシールド ○
2回戦 4c万軍投モモキング ○
3回戦 アナカラードラグ変怪 ○
4回戦 不死鳥モルトNEXT ○
5回戦 青白ギャラクシールド ○

予選全勝2位通過

本選

1回戦 アナカラーデッドダムド ○○
準決勝 不死鳥モルトNEXT ○○
決勝 青白ギャラクシールド ×○○

優勝!!!

メタ読みも合っていて、決勝1本目のゲーム以外を落とさず優勝することが出来ました。

個人的には当たり運にも恵まれた結果であったので、本当に良かったです。

決勝ラウンドの反対側のブロックは「緑ジョラゴン」、「シータバーンメア」、「青白ギャラクシールド」、「青白ギャラクシールド」と少し苦手意識のあるデッキタイプが多かったのですが、こちら側のブロックは自分を除くと「アナカラーデッドダムド」、「不死鳥モルトNEXT」、「赤緑旅路バーンメア」という顔ぶれで殆ど有利対面だったことも大きいです。

■今回の反省点

全体的に試合運びも良く、あまりこれと言った反省点のない内容でしたが、強いて言うなら本選一回戦でしょうか。

ア・ストラ・センサー》からのサーチで《知識と流転と時空の決断》と、その他に2コストや3コストのルーターを捲れていたのですが、その前のターンには《奇天烈シャッフ》で2コストを宣言されており、選択肢として《知識と流転と時空の決断》を取ってもいいタイミングでした。

この場面では欲張って手札にあるコストとバラけさせたルーター呪文を手札に加えたところ、返しのターンに2体目の《奇天烈シャッフ》を出されて2コストと3コストを宣言されてしまい、結果として動きを鈍くしてしまいました。

これによりなかなか除去が出来ず時間ギリギリの戦いになってしまい、試合時間内に終わらない可能性もあったので、本当に危なかったです。

終わらなかった場合のルールはエクストラターン後にシールド差での判定だったので、こちらに不利な条件でした。

今回はギリギリ時間内に終わらせる事が出来ましたが、もう少しプレイの速度と安定を優先した選択をするべきだったと終わった後に思いました。

(まあですが優勝できたわけですし今回は良しとしましょう!)

■おわりに

ということで今回は「第2回チキチキDMカンテラ&さくら共催CS」のレポートでした。

CS復帰2回目で優勝という結果を出せたので個人的に満足です。

最近の環境は色々なデッキが勝てる良い環境となっており、デッキタイプごとの使用者数に偏りがあまりありませんが参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうごさいました。

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