バトルスピリッツ │攻略記事│ Komainu【「Battle Spirits 3on3」 メタゲーム解説】

こんにちは。komainu(@koma020116)です!

今回は、ついに来週末に迫ったBANDAI CARD GAMES Fest 24-25で開催される「Battle Spirits 3on3」 に向けて、「神王の帰還」環境のメタゲームをおさらいしていきたいと思います。

2/15のバトスピチャンピオンシップ2024 日本決勝や3/2のComaMasters GRAND FINALの入賞デッキを中心に振り返っていくので詳しく気になる方はそちらも合わせてご覧ください!

『バトスピチャンピオンシップ2024 日本決勝』結果(バトルスピリッツ公式X)
『ComaMasters GRAND FINAL』結果

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■バトスピリーグ

まず、「神王の帰還」は1/25に発売されました。発売から最初にあった公式イベントは「バトスピリーグ」です。

この時点での注目デッキは【激覇】、【ヘラ】、【ブリギット】

・【激覇】

【激覇】
激覇の契約神ダン》×3
魔界騎士ベルゼット》×3
三賢神ラルヴァンダード》×3
選ばれし探索者アレックスre》×2
超星使徒スピッツァードラゴン》×1
EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-》×1
巨神要塞トール・キャッスル》×1
霜星のイースールト》×2
超神星龍ジークヴルム・ノヴァXV》×2
翼神機グラン・ウォーデンXV》×1
終焉の騎神ラグナ・ロックXV》×2
闇輝石六将 砂海賊神ファラオム》×1
創世の槍&創世の盾》×1
暗黒の塔》×2
ネオ・マザーコア》×3
ホーリーサイン》×1
フォースブライトドロー》×3
プロミスドロー》×3
ロイヤルドロー》×2
激覇ウォール》×3

・【ヘラ】

【ヘラ】
呪妃の契約神ヘラ》×3
魔界霧竜ミストヴルム》×1
パティシエドール♰ポンピエ♰》×3
暗殺ドール♰ベリーニ♰》×3
侍女ドール♰ソノラ♰》×3
呪師ドール♰ウーウー♰》×2
ヘラ・パスト/ヘラ・フューチャー》×2
鎧闘鬼ラショウ》×1

魔界七将デストロードXV》×1
迷宮の番人デステリオス》×1
EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-》×1
魔界七将ベルゼビートXV》×3
鬼神女王ジェラシックドール》×2
魔界衛将デスドライアス》×1
魔界天女ディエスドール》×2
魔界呪帝デスリヒター》×1
創界神ヘラ》×3
紫電のゼロ》×2
紫の世界/紫の悪魔神》×3
ストラングルフォッグre》×1
ブリザードウォールLT》×1

・【ブリギット】

【ブリギット】
銀輪の契約神ブリギット》×3
霜の小妖精ティンク》×3
霜の妖精シュレア》×3
霜の妖精姫アレッサ》×3
霜の空妖精ディッセル》×3
霜の大妖精ブレグ》×3
霜の術妖精ファネル》×2
加速癸鳥エアイレイザー》×1
霜の銃妖精ウェスバ》×2
霜星のイースールト》×2
霜の空妖精フェーゼル》×1
銀輪神機アリアンロッド》×3
銀輪剣シルバーウィール》×3
ブリギットの車輪神殿》×3
アルテミックシールド》×3
ミッシングリンク》×2

【激覇】は直前に猛威を振るった【激覇ループ】からの逆輸入で《魔界騎士ベルゼット》が採用され始め、ドローソース消化の速度が圧倒的に上がったことで立ち位置が急上昇。現在では単独トップの一強デッキとなっていますが、この頃からその片鱗が見え始めます。

【ヘラ】、【ブリギット】は4章で2度目の強化を受けた前弾のデッキとなっており、新規カードが多く採用できる目新しさや、プレイヤーの対応がデッキに追い付いていないことから高い勝率を期待でき、人気を誇っていました。

結果は4チーム持ち込みの【激覇】はミラー以外全勝で3-1、5チーム持ち込みの【ヘラ】はミラー込み2-3という結果になりました。
【ブリギット】は注目度に対してプロ選手側の評価が低かったのか1チームも持ち込みがなく、目立った戦績は残りませんでした。

■バトスピチャンピオンシップ2024 日本決勝

バトスピリーグを経て「神王の帰還」環境における強いデッキがおおよそわかってきた中、続いてのイベントは2/15に開催されたバトスピチャンピオンシップ2024 日本決勝でした。

この大会では相変わらず【激覇】が猛威を振るう中、【ヘルメス】が台頭し始めます。

・【ヘルメス】

【ヘルメス】
俊足の契約神ヘルメス》×3
勇士メドーン》×2
パキラフォックス》×3
英雄獣 老将タイガー・ネストール》×3
知見の勇士エウドロス》×3
大英雄獣キングパーシアス》×2
七大英雄獣ライオ・アイアース》×2
魔界剣神ドール♰アンシャンテ♰》×1
至高英雄獣トリスメギストス》×3
反逆の翼ハルマキス》×2
英雄獣の翼刃ディオハルパー》×3
巨蟹神刀カニキリ》×3
創界神ヘルメス》×3
緑の世界/緑の自然神》×3
フォルクリバース》×3
ブリザードウォールLT》×1

【ヘルメス】は【激覇】の流行リストにミラーで弱い召喚時バーストが減っている中、「《闇輝石六将 砂海賊神ファラオム》がいないなら召喚時を連打する高火力デッキを使えば勝てる」という主張の元流行し始めたデッキです。

実際、《霜星のイースールト》をはじめとしたライフ減少後バーストが【激覇】に多く採用され始めてからは、《俊足の契約神ヘルメス》の契約域の価値が跳ね上がっており、対戦相手の【ヘルメス】への理解度が高くないであろうことも相まってかなりの当たりデッキでした。

しかし、そんな中優勝したのは《侵されざる聖域》を採用した【激覇】。
この辺りからユーザーたちは結局構築が強くてプレイが上手い【激覇】が最強であることを悟り始めてきます。新弾発売直後は注目株だった【ヘラ】や【ブリギット】ですが、この時点では完全に下火になってきてしまいました。

■ComaMasters GRAND FINAL

さらに時は過ぎ、3/2。

GRAND FINALは去年月1回ずつ開催していたComaMastersの上位プレイヤーのみが参加できる完全招待制の大会です。
僕自身が主催し、非公認初の配信付きGRAND FINALを実施したことからありがたいことに全国の皆さんから注目していただけた大会だったと思っています。


ここで、【熱契約】の構築に新しい兆しが見えてきました。

・【熱契約】

【熱契約】
プチグロウ》×3
恐竜小僧スティーゴ》×3
暴双龍ディラノスXV》×3
グロウ&ヒートライザー》×3
EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-》×2
メガトータティス》×3
エンシェントドラゴン・フェブラーニ》×1
聖皇ジークフリーデンXV》×2
灼熱の契約剣ヒートライザー》×3
真・炎魔神》×2
赤の世界/赤き神龍皇》×1
AAA ヴンダー》×3
夕暮れのジェネバーク森林》×3
ゴッドブレイク》×1
ディフェレントドロー》×3
絶甲氷盾re》×2
白晶防壁re》×2

これまでは妨害を多く構えながらジワジワと相手を追い詰めていくようなリストが多い中、今回勝ち上がったリストは《真・炎魔神》や《AAAヴンダー》などを採用して自分の動きを押し通すような構築でした。

このリストは同時に少しずつ母数を伸ばしていた【オーブ】にも強い構築となっており、現環境で通りの良い《メガトータティス》を《夕暮れのジェネバーク森林》のミラージュセットで保護できるというギミックも詰め合わせた画期的なものでした。
GRAND FINALは3デッキ制であったため、カード被りの感覚が3on3とも近いものがあり、ここでの入賞デッキは高確率で来週末の3on3にも絡んでくることが予想されます。

また、先ほど少しだけ触れた【オーブ】ですが、白ネクサス群が【激覇】に対して強いという主張で現在絶賛台頭中のデッキになります。

・【オーブ】

【オーブ】
戦車合体ヴィーゼル》×3
アカツキ[オオワシ装備]》×3
フリーダムガンダム[ハイマットフルバースト]》×3
インフィニットジャスティスガンダム[ミーティア装備]》×3
ストライクフリーダムガンダム[ミーティア装備]》×3
インフィニットジャスティスガンダム》×2
ストライクフリーダムガンダム》×3
アスラン・ザラ[DESTINY]》×3
天空の光剣クラウン・ソーラーX/天空の光剣クラウン・ソーラーX -転醒化身-》×1
天空の光剣クラウン・ソーラーre》×1
凍れる火山》×3
ラインの黄金》×3
五角形の砦》×3
秩序戦艦バチマン・ド・ゲール -戦艦形態-》×3
氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン》×3

キーカードである《ストライクフリーダムガンダム》があまりにも高騰しているため、爆発的に母数を増やすには至っていませんが、今後の成績次第では3on3までに大流行する可能性もあるかもしれませんね。

■総評

「神王の帰還」環境は、1デッキ制こそ【激覇】の一強であるものの、チーム戦などの多デッキ制においては必然的に【激覇】以外のデッキに触れなければならなくなってきます。
普段のショップバトルなど、1デッキ制の大会において【激覇】を多く使っている方はチーム戦になると他のデッキを使った時の出力の差に苦しむことも多いでしょう。

『Battle Spirits 3on3』においては、【激覇】が最強であることは大前提として、他のデッキで雑多デッキをうまく狩るアプローチが求められることは間違いないと思います。

色々書きましたが、要約すると色んなデッキを触って知見を深めましょうということです!
「神王の帰還」環境は新章発売の5月末ごろまで続くと思うのでまだまだ楽しんでいきましょう!

それでは!!!


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