バトルスピリッツ │デッキ紹介│ Komainu【オーバースターアイボウ】
こんにちは。komainu(@koma020116)です!
今回は僕が超バトラーズカップで優勝し、宮城CSでも使用する候補だった《オラクルXVII オーバースター》入りの【アイボウ】を紹介していこうと思います。
最近の環境では、創界神デッキを除いた時に《オラクルXVll オーバースター》のミラージュ突破が困難なデッキも多く、受けさえできれば後半戦最強な【アイボウ】とは非常にかみ合いのいい構築となっているので是非最後まで読んでいってください!!
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■デッキリスト
【オーバースターアイボウ】 | |
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デッキリスト | |
《テッペンバディ アイボウ》×2 《三賢神ラルヴァンダード》×3 《ステゴウロ》×2 《超星使徒スピッツァードラゴン》×1 《龍皇ジークフリードXV》×3 《頂天龍皇ジークフリード・ゼニス》×1 《エンシェントドラゴン・フェブラーニ》×1 《断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス》×2 《突破刀バトル・セイヴァー》×2 《秘密の訓練場》×3 |
《溶岩海のエデラ砦》×3 《6つの輝石》×3 《暗黒の塔》×2 《フォースブライトドロー》×3 《カウントドロー》×3 《イラプションドロー》×1 《絶甲氷盾re》×2 《白晶防壁re》×1 《オラクルXVll オーバースター》×2 |
■デッキの概要
基盤はみなさんご存知であろういつもの【アイボウ】と変わりません。
しかし、テンプレのアイボウには後手殴り契約(《造相棒レーヴ》、《零相棒ウィズ》、《極相棒ゼッター》など)に何ターンも殴り続けられ、そのうち防御札が尽きて負けてしまうという負けパターンがありました。
また、後手殴りデッキには共通して投げたら大体勝つフィニッシャーが採用されています。(例:《極限神星ネオ・ゼッター》、《巨神機トールXV》、《星砕槌ダイダロッサ》等)
これらを1枚でまとめて解決してくれるのが《オラクルXVll オーバースター》です。
このカードは、一度ミラージュに置いてしまえば刺さる対面に対しては1枚で複数ターン貰うことかが可能で、早いターンから防御札を吐き続けた結果受けが欠損して負ける展開や、2〜3tに相手の最大値を被弾して負ける展開の救世主になり得ました。
実際、《オラクルXVll オーバースター》の情報が広まる前の前期の【アイボウ】は後手殴りデッキに対する勝率が安定しないことから大会でも程よく勝ったり負けたりするtier1.5くらいの存在に成り下がっていたと思っています。
僕の普段の調整メンツ内でこの情報を共有したところ、シュン(@NovaGZ5)がザイツCSで優勝、Nana(@dlVagM4qolBKaft)が宮城CSで準優勝していたのでこの構築の強さは本物だと思います。
■各採用カード解説
・《超星使徒スピッツァードラゴン》
枠の都合で抜けている人をたまに見ることがありますが、1枚あるのとないのとでは大違いだと思っているので個人的には抜けない1枚です。
最近では《神海賊船カリュブデス号-女神顕現-》が流行しつつあり、【アイボウ】はこれをまともに食らうとコンボパーツを落とされて実質負けのような展開になりがちです。
他にも、【ハデス】の《無幻魔人ジャグラス ジャグラー[ウルトラ怪獣2020]》や【ブレイドラ】の《聖皇ジークフリーデンXV》等、リーサルターンに踏みたくないカードは多く存在しているのでなるべくすることをオススメします。
・《イラプションドロー》
《オラクルXVll オーバースター》でコストをかけずに耐久できるターン数が伸びている都合上、ドローソースにコストをフルに使ってターンを返すデメリットが少ないと考え、ドロソを増やしました。
この構築は暇なターンに《オラクルXVll オーバースター》の張り替えでコアブーストができることから従来のアイボウよりも総コア数が増えやすく、ドロソを回せる回数も少しだけ多いのが特徴です。
・《暗黒の塔》
《暗黒の塔》は0か3という固定観念を取っ払いましょう。
今回の構築では、「暗黒の塔をおいて蓋をして勝つ」という行為に100%の信頼をおいていません。
というのも、【ブレイドラ】や【アイボウ】ミラーに《ステゴウロ》をプレイされると簡単に《暗黒の塔》が割られ、ただただこちらがテンポを取られただけになってしまう展開が多かったからです。
しかし、【ラオン】や【バット】、《雲数ノ蕃神フラグジャッジメント》が入ったデッキ等、煌臨メタがあるだけで大幅にプランが変わる対面も存在します。
そんな時に思いついたのが《暗黒の塔》の枚数を1枚落とした2枚構築です。
序盤は《オラクルXVII オーバースター》で遅延しつつ、途中からドロソで引き込んだ《暗黒の塔》で蓋をするプランに切り替えられる、というのは多少難しくはなるものの対応力が高くてかなり好きでした。
・《絶甲氷盾re》
現環境で最も評価している防御札です。
《神海賊船カリュブデス号-女神顕現-》を弾ける他、後手殴りデッキに初手の《オラクルXVII オーバースター》が欠損した時、最低限のその場しのぎをしてくれます。
一度ライフからコアをもらって仕舞えばドロー連打からの《オラクルXVII オーバースター》セットの難易度はそこまで高くないため、1〜2ターン目をノーコストで耐えられる《絶甲氷盾re》は《氷刃血解》よりも優先順位を上げて採用しています。
・《オラクルXVII オーバースター》
今回の構築の目玉カードです。
1枚置くだけで刺さる対面には3〜4ターンを稼いでくれることもあります。
フラッシュのバウンス効果も何かと強力で、7コア残し《オラクルXVII オーバースター》+《絶甲氷盾re》で確定耐えをとることもあります。
創界神が増えて来た【原初の襲来】環境では強いとは言い切れませんが、環境が回った結果再び強くなる可能性は非常に高いでしょう。
■対面知識
・VSミラー
ミラーのセオリーとして、「相手より先に《断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス》して殴る」or「相手より先に《レーザーボレー》を構えて殴る」が一般的です。
当然、道中での中途半端な殴りは禁物です。
この構築では、《レーザーボレー》が不採用となっているため、必ず《断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス》で勝つことになります。
【アイボウ】というデッキは一見すると《オラクルXVII オーバースター》を剥がしやすいため、ミラーが不利なようにも見えます。しかし、実際のところ手出ししても違和感をもたないカードは《断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス》しかありません。
つまり、実質的に相手の《レーザーボレー》勝ちを封じ、上のセオリーでいう「相手より先に断罪して殴る」を強要しているということになります。
これにより、《オラクルXVII オーバースター》を採用していてもミラーで大きく引けを取ることはありません。
・VSハデス(CS前なので《メフィラス[外星人]》は不採用想定)
想定できる対面の中で唯一《オラクルXVII オーバースター》がほぼ刺さりません。
ただ、宮城CS前の世の中の【ハデス】は最近ではテンプレとなった《メフィラス[外星人]》や《スネークビジョン》等の【アイボウ】を強く見るカードがほとんど採用されていません。
そのため、特に難しいこともせず《ステゴウロ》を投げて神のコアを飛ばし、《龍皇ジークフリードXV》に全コア乗せて龍皇覚醒すれば勝つことができました。
《メフィラス[外星人]》や《スネークビジョン》がテンプレとなった今は《断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス》が必須です。
・VSブレイドラ
従来の【アイボウ】が大きく不利を取っていたデッキの1つです。
このデッキは《オラクルXVII オーバースター》の突破手段が《超刃皇竜グラディ・ブレイドラ》または《魔龍帝ジークフリードXV》の素出ししかないため、一度ミラージュに置けて仕舞えばかなりのターン数が稼げます。
しかし、いかに自分が負けないとは言ってもネクサスをすべて割られて突破覚醒を封じられてしまっていたらそのターンは実質的にないも同然です。
突破覚醒用の緋炎ネクサスは適当に全部並べたりせず、毎ターン確実に突破覚醒を撃てるように1枚は手札に残しておくといいでしょう。
・VSプチフェニル
こちらも《オラクルXVII オーバースター》で耐久が可能です。
相手のフィニッシュである《三災獣・地災ビヒモドス》+《深淵の巨剣アビス・アポカリプス》はマジックとバーストにこそ有効ではあるものの、ミラージュに対しては何の効力も持ちません。
《雲数ノ絆神フラグジャッジメント》や《大昂愚龍ジゴ・トゥール》でのライフ回復もおまけの効果で封じられているため、耐久しているうちに相手のライフが足りなくなって《断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス》1回で仕留められるでしょう。
■おわりに
今回はCS候補だった【オーバースターアイボウの解説でした!
【アイボウ】は採用候補カードの種類も多く、どの環境でも柔軟に戦えて強いですね🐁
基盤パーツさえ持っていれば《オラクルXVII オーバースター》はあまり高くないはずなので是非色々な構築を試してみてください!!
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