デュエルマスターズ │ 新弾レビュー│ dotto【エキサイティング・デュエパ・デッキ】
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
今回は1月20日に発売される「エキサイティング・デュエパ・デッキ」4種に収録されている37種類の新規カードの中から注目カードの紹介とオススメのデッキをランキング形式で紹介します。
デュエパデッキの強さの比較はプレイしてみないとわからないためオススメのデッキについては収録内容の観点から考察しています。
まずは注目新規カードの紹介から!
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・注目カードTOP3
・1位《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》
大量展開への牽制と受けを兼ねられるメタカード。
《流星のガイアッシュ・カイザー》のようなカウンター性能を持ちながら《飛翔龍5000VT》や《「必然」の頂リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》のように大量展開への対策が行えます。
盤面に《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》を登場させた際は殴り先のクリーチャーがいなくてもプレイヤーを攻撃時に《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》の攻撃時効果の「スマッシュ・バースト」で相手のクリーチャー2体と《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》自身の計3体を手札に返すことでアタックキャンセルを行い、リスクなしで盤面を抑え込むことが可能。
自分の盤面と相手の盤面の数に4体以上の差がないと手札からタダで出せないため容易ではありませんがそこは自身の下面の呪文の受け効果に噛み合いがあり、3体までクリーチャーをバウンスができるため過剰打点でないと突破しにくい裏目を作ることができます。
「アナジャオウガ」のような展開系のデッキにはわかりやすく刺さり、その他ビートや速攻デッキにも受けとして有効、登場時効果は無いため《地封龍ギャイア》のような大型のクリーチャーでロックするデッキにも耐性があります。
・2位《友情地龍 ルピア・ターン》
ブーストとマナ回収(トップ固定)を兼ね優秀な種族を持つ新規ブースト枠クリーチャー。
単純なブースト性能ではアドバンテージがより稼げ3-6のマナカーブを描ける《ボルシャック・栄光・ルピア》の方が優秀ですが、《友情地龍 ルピア・ターン》はマナのカードを山札のトップに置けるため3-5のマナカーブで動くことを目標とするデッキや単色カードをトップドローに固定できるため多色が多いデッキ、ドラゴンを無理に採用したくないようなデッキ等において使いやすいブーストカードになります。
「ドラゴンデッキ」の観点から考えても「ドラゴンデッキ」はマナ回収が苦手で使いやすいマナ回収カードが少ないことからマナ回収を《友情地龍 ルピア・ターン》に兼ねさせる運用も強いと思います。
・3位《雪精 サエポヨ&ユキぴょん/ハンマー・チャージャー》
「ツインパクトデッキ」で《天災デドダム》に近い活躍が期待できる初動。
下面の呪文は山札を掘る枚数が《天災デドダム》と同じため「ツインパクトデッキ」においては後続の繋ぎとしてデッキの安定性を確保でき、単色の自然文明のカードなのでブーストカードとの引っ付きがよく、《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》との繋がりも良いです。
ハンドリソースが不足してしまった非常時にはマナ回収カードとしてコストは重いもののマナから召喚できるためプレイの選択肢が広がるのも〇。
・オススメのエキサイティング・デュエパ・デッキ
・1位「ネゴシエートの偽衒学者」
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》が収録されている時点でポイントが高いですが、「ドラゴン」でありながら「アポロ」受けが可能な新規カードの《衒影の悪魔龍 トゥルトゥル/封じられた真言》が手に入るのも良いです。
これだけでは無く、なんと言ってもこのデッキは再録カードのラインナップが強い。
《CRYMAXジャオウガ》、《電磁魔天イエス・ザナドゥ》、《アクアン》、《B.F.F.モーメント》、《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》、《ブレイン・スラッシュ》、《サイバー・ブレイン》等環境トップで使われているカードや有用なカードが多く収録されています。
何を買うか迷ったら「ネゴシエートの偽衒学者」を買うのが良いと思います。
・2位「ドラドラドラゴン龍幻郷」
「ドラゴンデッキ」の汎用パーツの多くがこのデッキから手に入るため、このデッキを基盤にして強い「ドラゴンデッキ」を組むことも可能です。
注目カードは《友情地龍 ルピア・ターン》、《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》、《インフェル星樹》の3枚。
「ドラゴン」が好きな人はこのデッキを購入するのがオススメ。
・3位「双極のアカシックZ計画」
汎用カードが多いためデッキの足回りになるカードが多く手に入り、コンセプトがしっかりしているので複数購入することで「ツインパクトデッキ」の基盤が手に入ります。
注目カードは《雪精 サエポヨ&ユキぴょん/ハンマー・チャージャー》、《アカシック・ゼノン》、《アカシック・B/「バブルの泡に溺れるのヨ!」》、《アカシック・A/「アサルト!やっちまいな!」》、《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》の5枚。
・4位「不敬なり!真邪眼騎士団」
現時点では評価の難しいデッキ。
《ヘブンズ・ゲート》や《巨大設計図》との相性は悪くない《煉獄大帝キング・ロマノフ》や《邪光魔縛ネロマノフ=ルドルフⅠ世》、《邪天魔縛ヘロマノフ=VENⅡ世》ですが、スペックやデッキとの噛み合いで考えるとやや中途半端な性能にも思えます。
注目カードは《魔弾マッド・ゲンド・チェスター》、《冥界を統べる新月ハーデス》の2枚。
・総括
今回の新規カードはハイランダーのデュエパデッキに収録されているとは思えない程に面白いスペックのカードが多く、各4つ計16個のデッキを買うのは流石に難しいため集めるのにやや苦労しそうな形になっています。
新規カードがランダムで手に入るランダムパックのような物を1デッキ購入につき1パック配るような形を取っていただけていればまだ緩和されていたかもしれませんが、今回の試みの結果がどうなるか興味があります。
トーナメントシーンで戦っているとどうしても1vs1の戦いを想定してデッキを考えてしまいますが、今回のデッキ発売のおかげでデュエパが楽しみやすくなったと思いますのでパーティゲームとして楽しめるデュエルマスターズが浸透してもらえると嬉しいですね。