デュエルマスターズ │考察記事│ dotto【8/5新殿堂発表】

こんにちは、dotto(@22dotton)です。

今回の記事では8月5日の新殿堂発表直前!と言うことで新殿堂予想をします。
前回殿堂入りカードが追加されたのが年の初め、2022年1月1日ということで長い期間が経っていることもあり、かなり楽しみにしています。

新殿堂は環境に大きく影響を与えることが多いので使えなくなったカードに対する悲しみよりも今まで使えなかったカードが第一線で戦える可能性が生まれることに喜びを感じるので自分としてはかなり好きなイベント?です。

そんなdottoの新殿堂予想を発表する前にまずは新殿堂を考える上での前提を確認していきましょう。

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・新殿堂を考える上での前提

新殿堂は2022年6月12日に開催された全国大会2019の大会結果を参考にして考えられると予測されます。

その2019年度の全国大会で日本一になった「JO退化」は新殿堂による影響を避けられないでしょう。
「JO退化」は2021年の12月に登場して2022年の1月頃から今に至るまでずっと環境のトップに位置しているデッキタイプです。
デッキとしての強さは歴代最強レベルを誇る「JO退化」を規制するための殿堂と言っても過言ではないため、複数枚のカードが殿堂入りしてもおかしくはないでしょう。

続いて「墓地退化」。

裁定変更によって生まれたアンフェアデッキですが当初は「オカルトアンダケイン」にゲームスピードで負けていたためあまり目立つことは無く、《竜魔神王バルカディア・NEX》が2021年10月に再録されたことで一気に母数を増やすも「ジョー星ゼロルピア」のデッキの核である《希望のジョー星》によって動きが咎められていたため、コンボが決まった時の理不尽さこそ問題視されていたもののトップメタには位置していませんでした。

これらのデッキタイプが殿堂によって環境落ちしてしまったため2022年からトップメタに君臨、「タマシード」の登場によって突破力にかげりが見えてしまったものの依然として環境に影響力を与える存在であり、このタイミングで規制するのが適切だと思います。

そして考慮しておかなければならないのは7月23日に発売された「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」の収録内容です。
7月1日に殿堂レギュレーションから解除されたカードが収録されていないことから殿堂解除を決める会議の前に収録内容が決定されている可能性が高く、時系列的に新しく殿堂にかけるカードを決める会議前に収録内容が決定されているため、なるべくその収録内容のカードを新殿堂の対象にすることは販促の観点から通常考えにくいため「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」に収録されているカードは除外して考えます。

加えて殿堂・プレミアム殿堂入りするカードは指定しすぎないこと、ユーザーがしっかり遊べる期間を得ていないカードは規制対象から外れる傾向にあります。

以上のことを踏まえてdottoの殿堂入り予想を記述していきます。

・新殿堂予想


【プレミアム殿堂入り】

邪帝斧ボアロアックス/邪帝遺跡ボアロパゴス/我臥牙ヴェロキボアロス

【殿堂入り】

進化設計図
未来王龍モモキングJO
死神術士デスマーチ
竜魔神王バルカディア・NEX
超七極Gio/巨大設計図

・新殿堂予想解説

まずはプレミアム殿堂入り予想で挙げたカードから

邪帝斧ボアロアックス/邪帝遺跡ボアロパゴス/我臥牙ヴェロキボアロス

クロニクルデッキも発売されるのでアドバンス環境へのテコ入れとして《邪帝斧ボアロアックス/邪帝遺跡ボアロパゴス/我臥牙ヴェロキボアロス》のプレミアム殿堂入りを予想。

このカードは《最終龍覇グレンモルト》や《最終龍覇ロージア》を採用するデッキで多く採用されており、マナにある《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》を受け札として参加させることができるためアドバンス環境の「4cドラグナー」や「ガイアッシュ覇道」において展開や受けの軸として運用されています。

最終龍覇グレンモルト》や《最終龍覇ロージア》、《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》も殿堂入りしても良いぐらいのスペックなのですが、これらのカードがかかってしまうと環境や遊びへの影響力が強すぎることと2014年の登場から《邪帝斧ボアロアックス/邪帝遺跡ボアロパゴス/我臥牙ヴェロキボアロス》が散々色々なカードを温泉に突き落す悪事を働いてきたことを考慮してプレミアム殿堂入りと予想します。

続いて殿堂入り予想カードについて

死神術士デスマーチ》、《竜魔神王バルカディア・NEX

退化のゲームスピードを上げる1コストのメインパーツと墓地退化のエース本体を殿堂入りと予想。
退化のパターンや関連パーツが多くなってきている現状を考慮すると退化先を1コストで用意できる唯一無二な《死神術士デスマーチ》は殿堂筆頭候補でしょう。

このカードを放置すると今後の闇の大型クリーチャーをデザインする上での障壁になる可能性もあるため放置するとも考えにくく、「黒緑速攻」のエースアタッカーとして活躍していた時代から環境の最前線で活躍してきたカードなのでこのタイミングで名誉の殿堂入りすると思います。

本来であれば「墓地退化」の殿堂入りカードは1枚で済ませたいところなのですが、《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》のようなリペアカードも存在するので一番強い動きが可能な《竜魔神王バルカディア・NEX》本体の殿堂入りもあると予想しています。
大型クリーチャー1体ならまだしも《竜魔神王バルカディア・NEX》によって大型クリーチャーが追加で横に並んでしまうためフィニッシュ能力とロック性能に優れており、その点が問題視されて殿堂入りするのではないかと考えています。

進化設計図》、《未来王龍モモキングJO

「JO退化」からはデッキのメインリソースカードと再録がなかったデッキのメインアタッカーを予想
受けデッキや対策してきた相手を力で無理矢理突破するきっかけを作れる《進化設計図》は「JO退化」においてとても重要なカードです。
2019年度の全国大会においても活躍は顕著で配信内においても《進化設計図》の強さに実況席から声が漏れるシーンがあった記憶があります。

未来王龍モモキングJO》に関しては登場からあまり期間が経っていませんが「JO退化」の軸で、《未来王龍モモキングJO》or《禁断英雄モモキングダムX》を殿堂入りにしないとデッキの基盤は残ったままで型を変えてリペアとして居座り続ける可能性があり、遠回しに関連パーツをかけて環境に影響力を与え続けてしまった時のことを考えると本体を規制してくると思われます。

2019年度の全国大会から時間を空けてから殿堂発表をする理由はここにあると思っており、すぐに発表するとなると中途半端な規制しかできないからです。
発表までの期間を空けて遅らせることで強すぎる「JO退化」の遊べる時間を確保したのではないかと考えています。

過去の前例として本体ではなく関連パーツを規制し続けた結果、殿堂入りカードを多くしてしまったことが今までに何度もあり、途中からデッキの関連パーツからメインカードも規制対象にする方に方針を転換してきたことを考慮すると今回は本体を規制してくると読んでいます。

超七極Gio/巨大設計図

「グルメ墓地」のメインエンジンであり、自身を自身で拾えるバグカードを予想。
このカードの存在で7コスト以上のクリーチャーの価値が一気に押し上げられたと思います。

「グルメ墓地」における《超七極Gio/巨大設計図》は豊富なハンドリソースを確保できるカードとして使われ、他のカードにも繋がりやすいことから動きに柔軟性が生まれてしまいデッキとしての安定性が高く、特定のコンボデッキやコントロールデッキに異常な程の強さを誇っています。

対策が困難なアプローチ手段で早いターンに詰み盤面を押し付けられるのは健全とは言えないアンフェアデッキと言えます。

・新殿堂で影響を受ける可能性があるデッキタイプとその他候補カード

デッキタイプ単位で影響を受ける可能性があるデッキタイプと上記で挙げなかった候補カードを解説します。

併せて可能性がありそうなカードをランク分けして上からABCの3つで表記します。

【規制対象確定】
JO退化
墓地退化

【規制対象候補】
5c
グルメ墓地
赤単我我我
青単ムートピア
4cドラグナー(アドバンス)
ガイアッシュ覇道(アドバンス)

「JO退化」

・《キャンベロ<レッゾ.Star>》 殿堂入りAランク

未来王龍モモキングJO》を殿堂入りさせないならこのカード。
攻撃時に相手の「S・トリガー」のケアやターンを返しても負けない状況を作れる等、運用方法が多彩で攻めの軸になる進化クリーチャー。
ただし《キャンベロ<レッゾ.Star>》を殿堂入りにしただけだとデッキとして居座りそうです。

・《禁断英雄モモキングダムX》 殿堂入りBランク

直近で再録していなければ発売から時間が経っている点と短期間の間で悪用されすぎていることから一番可能性が高いと思っていたカード。
一番無難だとは思いますが再録されて間もないのが気になります。

「墓地退化」

その他の候補カードはなし

「5c」

・《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》 殿堂入りBランク

「5c」の中では一番可能性が高いと思っていたカード。
ただし再録されたので殿堂入りさせる気はないのかなと思ってしまいます。

・《龍風混成 ザーディクリカ》 殿堂入りBランク

ドラゴンズ・サイン》から出る強力なクリーチャーとして殿堂入りの可能性はありますが低いと思います。

・《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》 殿堂入りCランク

ノーチャンではないですが流石にデッキに1枚とは言え再録して集めた人も多そうなのでユーザーのことを考えるとありえなさそうです。

「グルメ墓地」

・《樹食の超人》 殿堂入りAランク

超七極Gio/巨大設計図》を殿堂入りさせないならこっち。
デッキの軸となるカードなので、これが殿堂入りとなると《超七極Gio/巨大設計図》は別の所に就職しそうです。

「赤単我我我」

・《カンゴク入道》 殿堂入りCランク

赤単我我我はノータッチだと思いますが、何かかけるなら《カンゴク入道》が一番ありえると思います。

「青単ムートピア」

・《次元の嵐スコーラー》 殿堂入り&プレミアム殿堂入りBランク

ややヘイトが溜まりやすい立ち回りをするデッキに入っているので殿堂予想に挙げられがちですが「青単ムートピア」の立ち位置(全く対策されなければ比較的通りがいい)的には「青魔道具」に近く、「青魔道具」と比べると「青単ムートピア」はあまり勝っていないジャンルのデッキです。

デッキとして弱点が多く、対策も比較的容易なので可能性は低いでしょう。
このカードを殿堂入りさせるなら相当数のカードが殿堂入りにぶち込まれそうですが…。

・《魔導管理室カリヤドネ/ハーミット・サークル》 プレミアム殿堂入りBランク

結局ループして悪いことをしているの《魔導管理室カリヤドネ/ハーミット・サークル》説
カリヤドネが好きな友人が周りに多いため何人かに怒られそうですが、個人的にスコーラーよりは推しています。

「4cドラグナー」(アドバンス)、「ガイアッシュ覇道」(アドバンス)

・《最終龍覇グレンモルト》 殿堂入りBランク

アドバンスと言えば《最終龍覇グレンモルト》と言っても良いぐらいのクリーチャーで状況に合わせたカードを毎ターン使えるので汎用性がとても高いカードです。
スペック的には殿堂入りクラスだと思いますがゲームの面白みを残すことを考えるとノータッチなのかなと。

あとアドバンスの需要の低下から大会も少なく、超CSも全てオリジナルですしあまり目立っていないので勿体ないです。

・《最終龍覇ロージア》 殿堂入りCランク

アドバンス環境において相当強力な受け札だと思いますがこれもアドバンスが下火なので可能性としては低め。
個人的にはアドバンス環境はもっとやりたいですし、このカードは使ってあげたいカードです。

・総括

以上がdottoの新殿堂予想になります。
今回の予想かなり悩みましたがそれなりにまとまったと思います。

新殿堂発表は年に数度のお祭りのようなものなので皆さんも一緒に新殿堂カードを予想してみましょう!



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