MTG │ GPレポート │ 高橋優太【GP台北&観光】
今回は高橋優太さんからグランプリ台北の参戦レポート&観光の記事をラッシュメディアにいただきました。
先週はグランプリ台北に参加しました。
以下そのレポートとなります。
※記事内紹介のカードはカード名のリンク、記事末尾の
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■GP台北までのメタゲームおさらい
①5月末→MTGアリーナのMCQ予選で赤単・グルールが大流行。赤単に弱いシミックネクサスやバントランプは、この時点では下火。
②6月1週目→GPカンザスシティでは赤単やグルールを意識したデッキがトップ8に。ライフ回復手段の多いエスパーミッドレンジや、クリーチャー強化に長けた白赤フェザーが台頭した。
①②を踏まえてのGP台北メタゲームを予想することになります。エスパー・グルールの順で多くなり、赤単はエスパー・グルール両方に不利なため数を減らすと予想。
赤単が減る影響で、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》に弱かったマナクリーチャーデッキや、赤単に弱いシミックネクサスが勝つタイミングかなと考えていました。
(前より減りましたね)
■デッキ選択
僕自身もエスパー・グルール両方を回しましたが、思うように結果が出ず悩んでいました。
エスパーを使っているときに一番苦手だと感じたのは《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》を使ったデッキです。
《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》
コントロールは1対2交換を繰り返して徐々に有利になっていくデッキですが、《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》はその交換を引っ繰り返します。
ライフを攻めて来ないデッキに対しては莫大なアドバンテージを得るので、エスパーにとってこれほど効果的なカードは他に無いです。
そう考えてIvan Flochの4色《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》デッキをしばらく回していました。
※本人のツイートより引用させていただきました。
(https://twitter.com/IvanFloch_/status/1134199604013146112)
たしかにエスパーには強かったのですが問題点もいくつかありました。
4色ゆえに色事故が起きやすかったり、基本地形ゼロなので《廃墟の地/Field of Ruin》で土地破壊されてしまったり、土地26+探検クリーチャーなのでマナフラッドしやすかったり、マナ関連の問題が目立ちます。
マナクリーチャーからの《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》に対して回答が無いのもダメでした。
4色《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》ではダメだとデッキを探している中、目についたのはMPLプレイヤーAndrea Mengucciのスゥルタイ《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》です。
本人のツイートより引用させていただきました。
(https://twitter.com/Mengu09/status/1136526029537861633)
4色が抱えていたマナベースの問題を解決しつつ、スタンで最高の1マナである《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を使えて、かつサイドボードの除去や手札破壊も優秀。
エスパーへの有利を保ちつつ、他へのガードも下げない。これこそ僕の求めていたデッキです。
ちょうどMTGアリーナでバントランプが流行り始めていた頃であり、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》の動きこそがスタンダードの王者だと僕は考えていたので、この3つを使えることもデッキの評価につながりました。
なぜこの3つが特に優れているかと言うと、
赤単が減ったことにより《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が少ない環境となり、1ターン目《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》がスタン最高の動きとなりました。
除去できなければそのまま4ターン目《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》につながりゲームエンドです。
《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》
スタンの環境を変えた1枚。盤面に残った時のプレッシャーがすさまじく、土地のクリーチャー化で3点+6点+9点で3ターンで18点ダメージを叩き出します。
忠誠度も高く、3/3のブロッカーを作るため地上クリーチャーではまず突破できません。
攻撃で倒せるとしたら飛行クリーチャー《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》《スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite》くらいです。
また森から出るマナが2倍になる効果もすさまじく、コストがXの呪文《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》《集団強制/Mass Manipulation》《栄光の終焉/Finale of Glory》などを唱えるのにも役立ちます。
打ち消しや除去で1対1交換しにくいカードであり、コントロールへの長期戦に強いカードです。
なおかつ《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》のマナ2倍効果でX=8以上のコストも簡単にプレイできます。
■デッキ解説
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
4《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
4《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
3《人質取り/Hostage Taker》
4《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》
3《喪心/Cast Down》
1《ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen》
2《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》
4《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》
3《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》
4《森/Forest》
4《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《森林の墓地/Woodland Cemetery》
2《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
2《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
サイドボード
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
4《強迫/Duress》
1《喪心/Cast Down》
2《古呪/The Elderspell》
4《永遠の終焉/Finale of Eternity》
1《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
1《ビビアン・リード/Vivien Reid》
今のスタンダードで一番強い除去です。《贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed》以外は殆ど対処できます。
先週の記事でも述べましたが、赤メタで《生ける竜巻/Living Twister》《切り裂き顎の猛竜/Ripjaw Raptor》が流行ればなおさら《喪心/Cast Down》が強くなります。
ニッサの流行でグルールが《スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite》採用に変わってきており、それもまた《喪心/Cast Down》が強い理由になっています。
《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》
《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》と相性は良いのですが、盤面に与える影響がゼロなので押されている場では弱く、出すタイミングを選ぶので2枚。サイドアウトすることも多いです。
主に《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》の組み合わせで足りない方を探す役割です。
重いアクションは十分あるので、序盤を埋めるためにも4枚。エスパーやネクサス系に対して初手に欲しいカードであり複数引きたいカードなので、4枚推奨です。
プレインズウォーカーゲームを制するために是非使いたいカードで、唯一《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》を返せます。
《古呪/The Elderspell》がサイドから使えるのが黒を使う理由とも言えます。
《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が減ることで白ウィニーも増えると予想したので、白ウィニーに劇的に効くカードとして採用しました。
-2/-2除去では相手のサイドインしてくる《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》が除去できないので全てこちらに統一。白ウィニーはタフネス1を並べてくるので、X=1で3体破壊することも起こります。
また《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》をめぐるゲームでも、相手のマナクリーチャーと3/3の土地を破壊しながらニッサを攻撃できてニッサゲームを制します。
ただ4枚採用は手札が重くなりやすく、多すぎたので反省。
グルールとシミックネクサス両方を見れるサイドカードが欲しかったのですが、どちらも役割として中途半端でした。ここは練りこみが足りなかったです。
■GP本戦
[初日]
BYE
BYE
BYE
〇エスパーミッドレンジ
〇赤単
〇エスパーミッドレンジ
〇ジェスカイフレンズ
×シミックネクサス
〇エスパーコントロール
[2日目]
×グルール戦士
〇BG土地破壊
〇バントランプ
×シミックネクサス
〇バントランプ
×青緑ランプ
11-4で33位。250$獲得。
エスパーには全て勝つことが出来ましたが、苦手なシミックネクサスへのサイドボードが不足していました。
特に《荒野の再生/Wilderness Reclamation》まで入ったコンボ型には手も足も出ず負け。《否認/Negate》や《正気泥棒/Thief of Sanity》のような、シミックに強いカードを採用すべきでした。
次に出るなら、以下のリストに変更して参加するでしょう。
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
4《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
4《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
3《人質取り/Hostage Taker》
4《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》
4《喪心/Cast Down》
1《ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen》
2《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》
4《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》
2《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》
4《森/Forest》
4《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《繁殖池/Breeding Pool》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《森林の墓地/Woodland Cemetery》
2《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
2《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
サイドボード
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1《否認/Negate》
4《強迫/Duress》
2《古呪/The Elderspell》
2《正気泥棒/Thief of Sanity》
3《永遠の終焉/Finale of Eternity》
1《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
■観光
引用元(https://www.travel.taipei/ja/information/mrt)
交通カードで移動。日本のSuicaと同じです。片道16元(約50円)ほどで安いです。
小籠包に喜ぶ一行。
中正紀念堂の真っ白な階段を上る。
正午になると兵隊さんの交代式を見ることが出来ます。
台北駅構内がとても綺麗。
台湾は物価が安く、一食200-300円あれば美味しいご飯を食べられます。
日本からの観光客も多いため日本語が通じる店も多く、飲食店に入ると日本語メニューもあります。
台湾の友人に聞いてみたら月の家賃は1ヶ月3万円程度とのことなので、夏休みなどに長期滞在してみても良いと思います。僕も住んでみたい!
次回はモダンホライゾン関連の記事の予定です。
それではまた。
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