遊戯王│ デッキ紹介│ しの【キマイラ】
Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。
今回は4月22日に発売されたDUELIST NEXUSによって登場した、新種族“幻想魔族”により強化された【キマイラ】のデッキ解説の記事となります!
まずは最新の【キマイラ】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!
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◾️【キマイラ】デッキレシピ
キマイラ | |
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デッキリスト | |
メインデッキ:41枚 -モンスター 25- 3× 《ミラー ソードナイト》 3× 《コーンフィールド コアトル》 2× 《大翼のバフォメット》 3× 《幻爪の王ガゼル》 1× 《幻獣王ガゼル》 1× 《バフォメット》 1× 《怪粉壊獣ガダーラ》 3× 《増殖するG》 3× 《灰流うらら》 3× 《ドロール&ロックバード》 2× 《エッジインプ・チェーン》 -魔法 14- 3× 《合成獣融合》 3× 《スモール・ワールド》 3× 《魔玩具補綴》 2× 《融合》 2× 《墓穴の指名者》 1× 《抹殺の指名者》 -罠 2- 2× 《センサー万別》 |
-エクストラ 15- 1× 《幻想魔獣キマイラ》 2× 《幻獣王キマイラ》 2× 《ガーディアン・キマイラ》 1× 《捕食植物ドラゴスタペリア》 1× 《クロシープ》 1× 《I:Pマスカレーナ》 1× 《暗影の闇霊使いダルク》 1× 《トロイメア・ユニコーン》 1× 《神聖魔皇后セレーネ》 1× 《アクセスコード・トーカー》 1× 《閉ザサレシ世界ノ冥神》 1× 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》 1× 《天霆號アーゼウス》 |
■今回の【キマイラ】の構築ポイント
今回の【キマイラ】の構築ポイントは3点あります。
1つ目が1枚初動を中心とした、メインギミックを最大限採用したこと
2つ目が手札誘発や【壊獣】など、後攻に強い汎用カードを多く採用し、後攻でも勝てるようにしていること
3つ目が現在の環境での強みを活かし、環境デッキ相手に有効となるカードをメインデッキから採用していることです。
1つ目:1枚初動を中心とした、メインギミックを最大限採用したこと
1つ目から説明していくと、この【キマイラ】デッキは1枚初動から多くの妨害とリソースを確保することができます。その為、1枚で初動となる《ミラー ソードナイト》《コーンフィールド コアトル》と、この2枚にアクセスできる《スモール・ワールド》を最大枚数採用しています。
さらに、これらの展開を通す為、《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》も同じく最大枚数採用し、より1枚初動を意識した構築にしました。また、《合成獣融合》+融合素材や、悪魔族である《エッジインプ・チェーン》との相性の良さから《魔玩具補綴》などでも同じく展開でき、相手の妨害を乗り越えることにも繋がる為、これらメインギミックのカードはできるだけ多く採用しています。
2つ目:手札誘発や【壊獣】など、後攻に強い汎用カードを多く採用し、後攻でも勝てるようにしていること
2つ目は1枚初動で展開できる為、メインデッキに空きスロットが多いメリットを活かし、手札誘発と【壊獣】を多く採用したことです。
単に後攻でも戦えるようになるだけでなく、基本展開で召喚できる《ガーディアン・キマイラ》からのドロー効果とも相性が良く、1ドローが1妨害となれる確率を構築によって大幅に高めています。
また、【壊獣】は《幻想魔獣キマイラ》によって後攻ワンターンキルが可能な攻撃力と《スモール・ワールド》によるサーチが可能な《怪粉壊獣ガダーラ》を採用しており、メインデッキから対応力の高い構築を目指しました。
3つ目:現在の環境での強みを活かし、環境デッキ相手に有効となるカードをメインデッキから採用していることです。
3つ目は《センサー万別》やその他汎用カードについてです。現在の環境デッキである、【ピュアリィ】や【超重武者】に対して強力な永続罠カードである《センサー万別》をメインデッキから採用しており、こちらの展開が相手によって妨害されたとしても問題無く戦えるようになっています。
【キマイラ】デッキは、”悪魔族”、”獣族”、”幻想魔族”の3種族で戦うテーマとなっており、《センサー万別》の影響をほぼ受けずに戦うことができる為、非常に相性の良いカードとなっています。また、《ドロール&ロックバード》や《怪粉壊獣ガダーラ》など、現在の環境に合わせた採用カードとの相性の良さもこのデッキの現環境での強みとなっています。
■展開例1
こちらは1例ですが初手に《コーンフィールド コアトル》を持っている時の展開方法をご紹介します。
《コーンフィールド コアトル》効果→《ミラー ソードナイト》をサーチします
《ミラー ソードナイト》召喚、効果→《大翼のバフォメット》特殊召喚
《大翼のバフォメット》効果→《幻爪の王ガゼル》と《合成獣融合》をサーチします
《合成獣融合》発動→《大翼のバフォメット》+《幻爪の王ガゼル》→《幻獣王キマイラ》特殊召喚
《大翼のバフォメット》、《幻爪の王ガゼル》、《幻獣王キマイラ》効果→《ミラー ソードナイト》特殊召喚と、《コーンフィールド コアトル》をサーチし、エンドフェイズに相手の手札を1枚ハンデスします
《合成獣融合》効果→《合成獣融合》を手札に加えます
これで最終盤面が《ミラー ソードナイト》+《幻獣王キマイラ》+《合成獣融合》となります。
この盤面を作る事で相手ターン中に《ミラー ソードナイト》の効果で再び《大翼のバフォメット》を召喚し、《幻爪の王ガゼル》と《合成獣融合》をサーチすることができます。そして、墓地の《ミラー ソードナイト》と《コーンフィールド コアトル》による妨害、相手ターン中に《合成獣融合》から《ガーディアン・キマイラ》を召喚し妨害しつつドローという3つの妨害を行うことができます。
この融合の際にも、融合素材となった《大翼のバフォメット》、《幻爪の王ガゼル》の効果でさらにリソースを回復することができ、《幻獣王キマイラ》を融合素材とすれば、墓地の《幻獣王キマイラ》によってもリソースを増やせます。このように、1枚初動から3妨害2枚ドロー+後続複数枚確保が可能です。
■展開例2
こちらは1例ですが初手に《幻爪の王ガゼル》+《魔玩具補綴》を持っている時の展開方法をご紹介します。
《魔玩具補綴》発動→《エッジインプ・チェーン》と《融合》をサーチします
《融合》発動→《エッジインプ・チェーン》+《幻爪の王ガゼル》→《幻獣王キマイラ》特殊召喚
《エッジインプ・チェーン》、《幻爪の王ガゼル》、《幻獣王キマイラ》効果→《魔玩具補綴》サーチと、《コーンフィールド コアトル》をサーチし、エンドフェイズに相手の手札を1枚ハンデスします
《コーンフィールド コアトル》効果→《ミラー ソードナイト》をサーチします
《ミラー ソードナイト》召喚、効果→《大翼のバフォメット》特殊召喚
《大翼のバフォメット》効果→《幻爪の王ガゼル》と《合成獣融合》をサーチします
《合成獣融合》発動→《大翼のバフォメット》+《幻獣王キマイラ》→《幻獣王キマイラ》特殊召喚
《大翼のバフォメット》効果→《ミラー ソードナイト》特殊召喚
《合成獣融合》効果→《合成獣融合》を手札に加えます
これで最終盤面が《ミラー ソードナイト》+《幻獣王キマイラ》+《合成獣融合》となります。
この展開では、常に相手の《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》を《コーンフィールド コアトル》の効果でケアすることができます。最終盤面自体は展開例1と同じですが、墓地に最初から《幻獣王キマイラ》が存在していたり、追加の手札次第では《大翼のバフォメット》+《幻獣王キマイラ》で《捕食植物ドラゴスタペリア》の召喚を狙えたりと細かい部分で2枚初動のメリットが存在しています。
■最後に
他にも【烙印】ギミックと組み合わせたり、【シャドール】ギミックと組み合わせることもできるテーマです。今後も環境に合わせた構築に変化させる事で大会環境でも楽しく戦って行けます。
ぜひ皆さんも【キマイラ】構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!