遊戯王 │ デッキ紹介 │ しの【イシズティアラメンツ】

Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。

今回は現在、環境でもトップのシェア率を維持しているデッキである、【イシズティアラメンツ】のデッキ解説の記事となります!
まずは【イシズティアラメンツ】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!

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デッキレシピ

イシズティアラメンツ】
デッキリスト
-モンスター 32-
3× 《ティアラメンツ・レイノハート
2× 《ティアラメンツ・メイルゥ
3× 《ティアラメンツ・ハゥフニス
3× 《ティアラメンツ・シェイレーン
1× 《シャドール・ビースト
3× 《古尖兵ケルベク
3× 《古衛兵アギド
3× 《宿神像ケルドウ
3× 《剣神官ムドラ
2× 《宣告者の神巫
3× 《朱光の宣告者
3× 《増殖するG
-魔法 8-
3× 《壱世壊=ペルレイノ
1× 《テラ・フォーミング
1× 《おろかな埋葬
1× 《マスク・チェンジ・セカンド
2× 《墓穴の指名者
-罠 4-
1× 《壱世壊に軋む爪音
1× 《壱世壊に澄み渡る残響
1× 《墓守の罠
1× 《現世と冥界の逆転
-エクストラ 15-
2× 《ティアラメンツ・キトカロス
1× 《ティアラメンツ・カレイドハート
2× 《捕食植物ドラゴスタペリア
1× 《エルシャドール・ミドラーシュ
1× 《M・HEROダークロウ
1× 《沼地のドロゴン
1× 《旧神ヌトス
1× 《フルール・ド・バロネス
1× 《クロノダイバー・リダン
1× 《深淵に潜む者
1× 《天霆號アーゼウス
1× 《スプライト・エルフ
1× 《崔嵬の地霊使いアウス

■今回の【イシズティアラメンツ】の構築ポイント

今回の【イシズティアラメンツ】の構築ポイントは3点あります。

1つ目:環境トップのデッキパワーを活かし、メインギミックでのプレイングの幅が広い構築を目指した事
2つ目:【イシズティアラメンツ】ミラー対面を考慮した構築にした事
3つ目:安定感を向上させた構築にした事

1つ目:環境トップのデッキパワーを活かし、メインギミックでのプレイングの幅が広い構築を目指した事

壱世壊に軋む爪音》《壱世壊に澄み渡る残響》《墓守の罠》《現世と冥界の逆転》の全てをメインデッキから採用し、尚且つ《宿神像ケルドウ》《剣神官ムドラ》を最大枚数ずつ採用している事で、使用者のプレイング次第で行える行動の幅を広げました。
その場の状況に応じて適切なプレイを選択しなければならない。というのはどのデッキでも同じですが、この【イシズティアラメンツ】はそれが特に顕著です。その為、プレイングの幅をさらに広げる事で、より様々な状況に対応する事が出来るデッキに仕上げました。これは、それが行える程のデッキパワーを持つデッキのみが行える戦術ですので、他デッキにない強みをもたらしてくれると思います。

2つ目:【イシズティアラメンツ】ミラー対面を考慮した構築にした事

環境トップのデッキという事で、ミラー対面を意識した構築にしました。主な要素は、《マスク・チェンジ・セカンド》及び《M・HEROダークロウ》、《現世と冥界の逆転》、《宿神像ケルドウ》《剣神官ムドラ》の採用枚数です。《マスク・チェンジ・セカンド》及び《M・HEROダークロウ》を採用する事によって、ミラー対面で《古尖兵ケルベク》《古衛兵アギド》の墓地効果を使用するリスクを回避する事ができ、《現世と冥界の逆転》の採用により、《墓守の罠》での勝ち筋を増やす事が出来ます。

宿神像ケルドウ》《剣神官ムドラ》は、最大枚数採用する事で《墓守の罠》へのアクセス数を増やしつつ、デッキに墓地に落ちた際に有効となるカードを増やす事が狙えます。他にも細かい部分では、《深淵に潜む者》の採用と、それを召喚しやすいようレベル4のモンスターを多く採用している点や、ミラーでの《接触するG》を処理しつつ、相手の墓地の【イシズ】ギミックを召喚して《深淵に潜む者》に繋げられる《崔嵬の地霊使いアウス》を採用している点。ミラー対面で弱い《壱世壊に軋む爪音》だけでなく《壱世壊に澄み渡る残響》も採用している点など、構築全体として様々な部分で【イシズティアラメンツ】ミラー対面を意識しています。

3つ目:安定感を向上させた構築にした事

ティアラメンツ・レイノハート》を始めとした、メインギミックを出来るだけ多くの枚数採用した事です。1枚初動となる《ティアラメンツ・レイノハート》《壱世壊=ペルレイノ》《テラ・フォーミング》は最大採用し、2枚初動となるカードもかなりの枚数採用し、安定感を向上させています。
その代わり、汎用的な手札誘発の枚数がかなり少ないですが、《ティアラメンツ・ハゥフニス》《古尖兵ケルベク》《朱光の宣告者》というこのデッキの手札誘発はそれなりの枚数採用されていますし、攻めの手数もかなり豊富なデッキですので、後攻でも問題無く戦う事が出来ます。

■展開例

こちらは1例ですが初手に《ティアラメンツ・レイノハート》を持っている時の展開方法をご紹介します。

1.《ティアラメンツ・レイノハート》召喚、効果→《ティアラメンツ・シェイレーン》を落とします
2.《ティアラメンツ・シェイレーン》効果→《ティアラメンツ・レイノハート》+《ティアラメンツ・シェイレーン》→《ティアラメンツ・キトカロス》特殊召喚
3.《ティアラメンツ・キトカロス》効果→《ティアラメンツ・メイルゥ》をサーチ
4.《ティアラメンツ・キトカロス》効果→《ティアラメンツ・キトカロス》を墓地に送り、《ティアラメンツ・メイルゥ》を特殊召喚
5.《ティアラメンツ・メイルゥ》と《ティアラメンツ・キトカロス》効果→デッキの上から8枚を墓地へ送ります。

これで最終盤面がティアラメンツ・メイルゥ》+8枚墓地送り+墓地に《ティアラメンツ・キトカロスとなります

この盤面を作る事で8枚墓地に送ったカードの墓地に送られた場合の効果を発動し、さらに展開する事を目指します。以前までの展開パターンでは、《ティアラメンツ・キトカロス》で《壱世壊に軋む爪音》をサーチしそのままターンを終了していましたが、この構築ではこういった最大値を目指すプレイングも可能となっておりメインギミックだけでのプレイングの幅が広がっています。

また、墓地に融合モンスターである《ティアラメンツ・キトカロス》が存在している事により、【ティアラメンツ】が落ちれば《捕食植物ドラゴスタペリア》の特殊召喚が可能で、フィールドに《ティアラメンツ・メイルゥ》が存在している事により、モンスターを追加で特殊召喚出来れば《スプライト・エルフ》の特殊召喚が狙えます。
スプライト・エルフ》から《宣告者の神巫》を特殊召喚する事が出来れば、《フルール・ド・バロネス》の特殊召喚を狙いつつ、相手ターン中に《旧神ヌトス》を墓地に落とす事も可能です。
初手が《壱世壊=ペルレイノ》であった場合、墓地に《宿神像ケルドウ》《剣神官ムドラ》+【ティアラメンツ】モンスターを用意してターンを終了した場合、相手ターン中に《宿神像ケルドウ》《剣神官ムドラ》の効果で、自分の墓地の【ティアラメンツ】をデッキに戻し、《壱世壊=ペルレイノ》の効果を好きなタイミングで誘発させ、妨害として機能させる事も狙えます。

■最後に

【ティアラメンツ】は様々な型を作る事も出来ます。【烙印】ギミックを採用した型や、【シャドール】ギミックを採用した型、手札誘発を最大限採用した型なども存在します。その中でも圧倒的なデッキパワーを持つ【イシズティアラメンツ】を、是非みなさんも構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!



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