遊戯王 │ カードレビュー │ しの【LIGHTNING OVERDRIVE】
Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。
今回は1月16日に発売した《LIGHTNING OVERDRIVE》収録のカードの中から、今後の可能性があるカードや、僕が個人的に気になったカードを3枚ピックアップしてご紹介していきます！！
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■《竜輝巧－ファフμβ’》
【ドライトロン】の新規カードで、情報が発表されると即座に多くの反響を呼んだカードです。
《LIGHTNING OVERDRIVE》発売後の【ドライトロン】はかなり強化され、誘発の貫通力、最終盤面の強固さ、デッキ構築の選択肢の拡張などなど、推せるポイントが目白押しです！
また、【ドライトロン】は他の儀式テーマと組み合わせた時の相性も悪くありません。
既にテーマ単体で非常に強力な【ドライトロン】ですが、新しい儀式テーマが増えた時に【ドライトロン】と混ぜる可能性もあるという点を踏まえると、今後の別テーマの相方としても優秀な側面を持ち合わせています。
そして、他の儀式テーマに【ドライトロン】ギミックを採用する場合、このカードは間違いなく必須のカードであると言えるでしょう！
現時点で非常に優秀であり、今後の可能性も大いにあるこのカードはぜひ手に入れておきたい1枚ですね！
■《ブラッド・ローズ・ドラゴン》
汎用10シンクロであり、非チューナーの要求枚数も1体以上というかなり軽い条件でシンクロできるモンスターなので、幅広い活躍が見込めます。
勿論効果も強力で、お互いの墓地を全て除外するという効果には皆さんも驚かされたかと思います。
同様の効果を持つ使いやすい汎用カードは殆ど存在せず、敷いて挙げるなら《魂の解放》くらいです(笑)
そのため、このカードの登場によって今まで墓地の魔法・罠がリソースとなっていたデッキ(【エルドリッチ】や【閃刀姫】など)は総じて対策がされやすくなってしまったと言えます。
また、墓地を除外するギミックという要素は、それを内蔵しているテーマ自体が少ないものであった為、今まで相手の墓地に触れる事が出来なかった多くのテーマが墓地に触れられるようになり、あらゆるデッキの柔軟性の向上に繋がります。
今後も遊戯王では“墓地は第二の手札”並みに使われていくこと間違い無しなので、汎用性の高さも相まって、このカードが活躍する機会は多いと予想できます！
■《照耀の光霊使いライナ》
このカードが登場するだけでプレイの選択肢、プランの選択肢がめちゃくちゃ増えます。
単純に光属性モンスター＋1体で作れる汎用リンク2という時点でかなり優秀ですが、やはり注目すべきは、霊使い系のリンクモンスターが共通で持つ「相手の墓地の共通属性モンスターをパクる効果」です。
こちらが非常に強力で、かつ、大会環境にも大きく影響を及ぼすと考えられます。
現状、大会環境に数多く分布しているデッキの中で、メイン・サイド・エクストラのどこにも光属性が採用されていないものは恐らく無いでしょう。
広く採用されているカードから例を出すと、《エフェクト・ヴェーラー》《原始生命態ニビル》《PSYフレームギア・γ》《アーティファクト－ロンギヌス》《天霆號アーゼウス》などが挙げられます。
また、最近の環境デッキから取り上げても
【ドラゴンメイド】
【コードトーカー】
【エルドリッチ】
【サンダードラゴン】
このように、幅広いデッキの主要モンスターを奪うことが可能です。
そして、極め付けは《アーティファクト－ロンギヌス》の存在です。
今やサイドに採用していない人の方が少ないくらいに、サイドデッキの標準装備となっている《アーティファクト－ロンギヌス》ですが、このカードの存在がメタとして刺さるデッキでは逆に《アーティファクト－ロンギヌス》を使いづらくなったと言えるでしょう。
今後は相手の《照耀の光霊使いライナ》によって自分で使った《アーティファクト－ロンギヌス》を奪われ、使われてしまう可能性が出てくる為、自分が《アーティファクト－ロンギヌス》を苦手とするデッキを使っている場合、不用意に《アーティファクト－ロンギヌス》を使うと自分の首を絞めることになりかねないというわけですね。
よって、《照耀の光霊使いライナ》の存在価値は非常に高く、あるかないかで大会環境における勝敗を一気にひっくり返しかねないカードであると言えるでしょう！
■最後に
以上が僕の選んだ《LIGHTNING OVERDRIVE》オススメカード3選となります！
今回の弾では強力な汎用カードに加えて、各テーマの強化パーツも非常に幅広く、強力なものが収録されています。
現状なかなか大会が開催しづらい状況ではありますが、大会がまた多く開催されるようになった時の環境の変化が楽しみです！
それではまた次回の記事でお会いしましょう！
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