遊戯王 │ 新弾レビュー │ しの【PHANTOM RAGE】
Card Rush Prosとして活動しているしの(@Strike1105)です。
今回は8月8日発売の《PHANTOM RAGE》についてご紹介していこうと思います。
以前から特典カードとして収録はされていたもののテーマとしては完成していなかった【電脳堺】や、今回から新たに収録されることとなった【トライブリゲード】
そして、みんな大好き汎用カードなどなど、注目カードが多く収録されています‼
では、今回は収録カードの中から僕の選ぶオススメカード4選をご紹介していきたいと思います‼
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■《電脳堺媛-瑞々》
このカードは新たにテーマ化した【電脳堺】の名称指定の“カード”をサーチできるモンスターです。
皆さんご存じのとおり、デッキの要となるタイプのカードですね。
【電脳堺】は”自分フィールドに表側である電脳堺カードを対象にとり、そのカードとは異なる種類のカードをデッキから墓地へ送る事で手札から特殊召喚できる”共通効果をもっていて、特殊召喚を繰り返し、エクシーズモンスターやシンクロモンスターを大量に繰り出すテーマですが、モンスターだけで展開が完結しているわけではなく、電脳堺魔法/トラップカードも多用するため、モンスターだけでなく、魔法トラップに触れられる点は非常に強力です。
現在判明しているカードだけではまだ展開の終着点があまり強力ではなく、大会環境への進出は難しそうではありますが、現段階から展開力自体は非常に優秀であることから、今後強力な終着点となる電脳堺新規シンクロモンスターやエクシーズモンスターが収録されれば一気に化ける可能性を秘めているテーマです。
また、【電脳堺】は以前から特典カードとして収録されている事や、今回の新弾に収録されている種類数の多さから今後の強化にも期待が持てるテーマだと考えられるので、今の内からデッキの要となるこのカードには注目しておくべきと思い、今回オススメカードとして選定しました‼
■《レイダース・ナイト》
汎用性の高いランク4エクシーズモンスターですね。
《幻影騎士団》《RR》の強化は勿論ですが、注目すべきはその汎用性にあると考えます。
勿論《幻影騎士団》や《RR》で使用した方が効果の幅を利かせる柔軟性がありつつ、エクシーズ召喚しやすいように作られています。
また、同じく今回の新弾に収録されている新たなランクアップマジックである《RUM-ファントム・フォース》を絡めていけば更なる展開が望めますが、このカードの特に重要なポイントは単純に闇属性レベル4のモンスターを多用するデッキであればどのデッキでも採用を検討できる性能を持っている点にあります。
闇属性レベル4モンスターを2体並べるだけで、同じくこの弾に収録されている《アークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》を召喚でき、以前の《No.39 希望皇ホープ》→《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》のような動きによって一発逆転を狙えたり、永続系の魔法トラップに苦戦する状況であれば《幻影騎士団ブレイクソード》を出してそれらバックのカードをはがしたり、また自分が不利な状況にないなら《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》を出し、妨害を用意することもできます。
このように状況に応じて様々なランク4のモンスターが活躍してくれるようになります。
現大会環境では闇属性レベル4モンスターを多用するデッキは殆どいませんが、今後それらを使えるデッキが環境に進出してきた時、このカード+《アークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》+《幻影騎士団ブレイクソード》+《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》のパッケージで採用をする事になると予想ができる為、今の内から手に入れておいた方が良いカードだと考えます。
■《天霆號アーゼウス》
んもうとにかく汎用カードですねw
特段今の環境下で使いやすいテーマ、使って強いテーマがあるか?と言われればあまり代表的なテーマは出てこず、また、メイン2でしか出せない点も現在の遊戯王のスピード感を考えるになかなか難しい。
現大会環境でいうと【オルフェゴール】が使う《宵星の機神ディンギルス》がエクシーズモンスターで、かつ、簡単に召喚できる為このカードとマッチしそうではありますが、わざわざメイン2にしか出せず、自分の他カードも墓地へ送ってしまうこのカードをEXデッキの1枠を割いてまで入れるかというとこれもまた怪しいところ…
個人的には【トライブリゲード】の影響で少し注目され始めている【十二獣】で使うのはかなり強力かなと考えていますが、如何せん【十二獣】が大会環境でまともに戦えるかは不明な為、何とも言えない状況です…
とまぁなかなか使いづらい印象のカードではありますが、とにかく汎用的な部分は非常に評価できますし、現在のメーカーの流れが“エクシーズ推し”という事もあり、このカードはいつか上手く使えるテーマやカードが登場しそうだと予想し、オススメカードとして選定しました。
まぁなんたって“カッコイイ”
■《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》
今回新たに収録された【トライブリゲード】のリンクモンスターですね。
【トライブリゲード】は獣族、獣戦士族、鳥獣族で構成されたテーマで、それらの種族を任意の枚数墓地から除外し、EXデッキから直接リンクモンスターを特殊召喚するような今までに無い動きをする面白いテーマです。
しかし、現在公開されているカードから推測するに、そこまで強力な展開力を持っているわけでも、強力な妨害手段を持っているわけでもない為、現大会環境を脅かすような存在にはならないと考えています。
ただ、イラストやその他カードの効果を見るに【ドラグマ】との絡みがあり、今後もどんどん強化されるテーマだと予想できますね。
前期では【星杯】【機界騎士】【オルフェゴール】がそうだったように、お互いのテーマを補填しつつ、様々なシチュエーションに合わせて強化されていく流れがこれからの【ドラグマ】【トライブリゲード】【アルバス?】の強化方法だと考えるとかなり今後が期待できるテーマなんじゃないかなと思えます。
そして、このカードはそんな【トライブリゲード】の展開の要として非常に優秀なカードであり、【トライブリゲード】を構築するのであれば複数枚の採用が検討されるカードです。
同じくスーパーレア枠にある《鉄獣の凶襲》
こちらも【トライブリゲード】の展開サポート兼、エースモンスターである《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の効果を相手ターンに誘発させるための重要なカードなので、3枚必須級のカードなのですが、この《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》はなんたって“女の子”なのです。
そして、公式からイラストの裏側まで公開され、現在人気爆上がりのキャラクターであり、最近の遊戯王カードは“女の子×強い効果=値段が超高い”という方程式が出来上がってしまっている為、このカードもなかなかいいお値段になると予想されます。
また、先ほどの説明の通り、今後の強化もほぼ確定みたいなテーマなので、今後更にテーマが強化され、大会環境に進出するようにでもなったら後々揃える時には結構な値段になる可能性もあります…
そう考えると今の内から手に入れておいた方が良いカードだなと考え、今回選定しました!
■最後に
以上が僕の考える《PHANTOM RAGE》オススメカード4選でした!
まだまだ他にも優秀なカードが沢山収録されているパックなので、ぜひ他カードもチェックしてみてください‼
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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