遊戯王 │ デッキ紹介 │ しの【ヌメロン】

Card Rush Prosとして活動しているしの(@Strike1105)です。

今回は7月9日に発売した《コレクションパック2020》によって新たなテーマとなった【ヌメロン】のデッキ解説の記事となります!

まずは【ヌメロン】のデッキレシピの公開、構築のポイント、回し方について解説していきます!

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■デッキレシピ : ヌメロン

メインデッキ:40枚
EXデッキ :15枚

【モンスター】12
3×《ヌメロンウォール
3×《増殖するG
3×《惑星探査車
3×《灰流うらら
【魔法】22
1×《チキンレース
1×《テラフォーミング
3×《ヌメロンダイレクト
3×《ヌメロンネットワーク
1×《ハーピィの羽根帚
3×《墓穴の指名者
3×《希望の記憶
1×《盆回し
3×《禁じられた一滴
3×《貪欲な壺
【罠】6
3×《無限泡影
3×《神の宣告
【エクストラ】15
1×《CNo.1 ゲートオブカオスヌメロン-シニューニャ
3×《No.1 ゲートオブヌメロン-エーカム
3×《No.2 ゲートオブヌメロン-ドゥヴェー
3×《No.3 ゲートオブヌメロン-トゥリーニ
2×《No.4 ゲートオブヌメロン-チャトゥヴァーリ
1×《SNo.0 ホープゼアル
1×《無限起動要塞メガトンゲイル
1×《鎖龍蛇-スカルデット

■構築のポイント

今回お送りする【ヌメロン】は“純構築”です。

【ヌメロン】のパーツの多くはエクストラデッキの枠であり、非常に汎用性が高いパーツであるため、様々なテーマと組み合わせる事ができます。

※実際に僕の運営するYouTubeでは【ヌメロン】と【インフェルノイド】を掛け合わせたデッキをご紹介しています

遊戯王のプロが語る‼【ヌメロン】×【インフェルノイド】デッキレシピ公開&徹底解説&回し方説明‼【遊戯王】

今回は先日発売された《コレクションパック2020》に収録された【ヌメロン】と既存テーマである【インフェルノイド】をかけ合わせたデッキを構築したので、デッキレシピ公開&解説&回し方説明をやっていきます!! 【目次】 00:51モンスター編 04:49魔法編 12:23罠編 14:12エクストラデッキ編 19:18一…

では何故、今回わざわざ純構築にしたのか

それは、“不満無く【ヌメロン】を存分に使ってもらいたいから”です。

どういうことかというと、僕は【ヌメロン】というテーマがかなり好きで、様々なデッキに組み込んで試してみました。

しかし、やはりテーマを掛け合わせるという行為は、結果としてお互いのテーマが本来発揮できるパフォーマンスを若干下げてしまうことになるケースがかなり多いです。

特にこの【ヌメロン】はエクストラの枠をかなり大きく取る必要があり、テーマを掛け合わせる場合、殆どエクストラデッキを使わないようなテーマと掛け合わせることになり、また、多くても2回分のヌメロンギミックしか採用できないことになってしまうでしょう。

また、テーマを掛け合わせる場合には《CNo.1 ゲートオブカオスヌメロン-シニューニャ》が採用されていない構築を多く見かけます。

僕もテーマを掛け合わせてみた時、いくらエクストラデッキを殆ど使わないデッキであってもそのデッキが出し易いリンクモンスター等も当然いる為、《CNo.1 ゲートオブカオスヌメロン-シニューニャ》よりそれらリンクモンスターを採用せざるを得ませんでした。

しかし、実際にゲームを重ねてみる毎にやっぱり《CNo.1 ゲートオブカオスヌメロン-シニューニャ》がエクストラにあって欲しいという場面が“ちょくちょく”ありました。

しかし、“ちょくちょく”必要なカードの為に大切なエクストラの枠を割くのか?とかなり悩みました

なので、今回の構築ではせっかく【ヌメロン】に興味を持ってくれている方が見てくれているのだからと、”ストレートに組みやすく、使いやすい”を意識して純構築としました。

あとは個人的に《希望の記憶》を使ってもらいたいと思っていて、「それなら純構築だな」と考えたのも理由です。

この《希望の記憶》ですが、決まれば“4枚ドロー”です。

4枚ドローです!!

使ってみたらわかりますが、脳汁飛び出ます。楽しすぎます。
さらに今回の構築はそれだけじゃないとんでもない“変態構築”にしました!

何故なら《希望の記憶》にプラスαで《貪欲な壺》まで採用し、更には《鎖龍蛇-スカルデット》まで狙っちゃうという

いや、どんだけドローすんの?

って構築です。

しかし、僕の作るデッキはもちろん夢ばかりを追っているわけではございません。

ここから《希望の記憶》《鎖龍蛇-スカルデット》《貪欲な壺》について説明していきます。

希望の記憶

まず、《希望の記憶》について、このヌメロンギミックは動きの過程で《灰流うらら》やその他手札誘発などの妨害を受けない為、非常に成功確率が高い

(《幽鬼うさぎ》だけ弱点だがメインからの採用率は低く、更に念には念の《墓穴の指名者》まで採用している)

更に今回の構築は純構築という事でヌメロンギミックに振り切って構築している為、1枚初動の数なんと“11枚”

これだけアクセスがしやすく、かつ妨害を受けにくいのであれば希望の記憶》は決してロマンカードではなく、“現実的なカード”となるわけです

鎖龍蛇-スカルデット

個人的にヌメロンギミックを採用するのであれば、このカードは必須だと考えています。それは「何かのテーマと混ぜるにしても、純構築にするにしても」という事です。

僕は《SNo.0 ホープゼアル》を出す頻度より圧倒的にこのカードを出す事の方が多いです。

SNo.0 ホープゼアル》はかなり頼りなく、先攻で出すにしてもかなり貧弱です。

理由は簡単で、現在流行りまくっている《禁じられた一滴》《無限泡影》によって簡単に無力化させられますし、何より、このカードの効果によってターンが返ってきても、このカードの攻撃力は2000だし、新たに《ヌメロンダイレクト》による展開もできないし、次に効果を使えば攻撃力1000となってしまい簡単に下級モンスターに越えられてしまいます。

しかし、《鎖龍蛇-スカルデット》は相手の手札誘発が無い状況、もしくはケアできる状況であれば確実にアドバンテージを取ってくれます。

肝は、手札に浮いている《ヌメロンダイレクト》や被ってしまっているヌメロンギミックをデッキに戻し、手札の純度を高くしてくれる点です。

その為にはちゃんとこの“《鎖龍蛇-スカルデット》で引くカード”をデッキに入れる必要があります。

今回の構築で言う“引くカード”とは《神の宣告》です。

神の宣告》は絶対的に相手との1枚対1枚以上の交換を強いる事ができます。

そして、今回の構築では《希望の記憶》や次に紹介する《貪欲な壺》、更に《鎖龍蛇-スカルデット》によってカードをめちゃくちゃドローする事ができ、手札の純度も高められます。つまり、相手とのカードの総数に差ができます。

そうなってくるとこちらの1枚交換のカードがあればある程、確実性があればある程、勝ちに近づきます。

このような理由から僕は《鎖龍蛇-スカルデット》を重宝しているのです。

貪欲な壺

最後に《貪欲な壺》についてですね。

皆さんも既にお気づきの通り、このヌメロンギミック、そして今回の構築はめちゃくちゃ《貪欲な壺》が打ちやすいのです。

上記説明の通り、僕がヌメロン展開後目指す着地は《鎖龍蛇-スカルデット》です。そうなると既に墓地には4枚のモンスターがいますね?

更にこのヌメロンギミックを支える《ヌメロンウォール》も《惑星探査車》もどちらも墓地へ送って発動している為。モンスター1枚分です。

つまり、先攻1ターン目からこの《貪欲な壺》が打ちやす過ぎるのです。

更には相手がうっかり発動してしまった《増殖するG》に対してこちらの《灰流うらら》なんかもカウントできますね。

その為、この打ちやすさが相まって3枚の採用です。

勿論初手に持っていなくても《希望の記憶》や《鎖龍蛇-スカルデット》によってとことんドローできるので、桁違いの打ちやすさです。

■最後に

どうでしょう?

“皆さんも今まで味わった事が無いくらいにドローしたくないですか?”

今回の動きが一通りうまくいくとすると

ヌメロンウォール》→《ヌメロンネットワーク》→《ヌメロンダイレクト
→4体のゲートオブヌメロン→《希望の記憶》4枚ドロー
→《鎖龍蛇-スカルデット》4枚ドロー3枚戻し→《貪欲な壺》2枚ドロー
→手札9枚プラス盤面に《鎖龍蛇-スカルデット》+《ヌメロンネットワーク

と言った状況が作り出せます。

後は適当に《神の宣告》や手札誘発を投げてるだけで勝ててしまいます。

勿論ドローするだけのデッキでは無いので、他にも沢山面白い要素はあります!

ぜひ皆さんも【ヌメロン】使ってみてください!

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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