灯争大戦注目デッキ「青黒コントロール」|高橋優太

今回は高橋優太さんからラッシュメディアにデッキ解説記事を寄稿いただきました。

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灯争大戦注目デッキ「青黒コントロール」

ボーラスの占い師/Augur of Bolas

基本セット2013からの再録。過去のスタンダードはもちろん、パウパー(コモン限定構築)でも実績のあるカード。
現在主流の赤単・白単は2/1サイズが多いので、それを止める1/3が丁度良いサイズ。《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》でも残るナイスバディ♪
相手のプレインズウォーカーを攻めるのにも、自分のプレインズウォーカーを守るのにも役立ちます。
誘発型能力を意識してデッキ構築する必要があり、インスタント・ソーサリー合わせて22枚以上は欲しいところです。

永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet

リミテッドS級レアは構築級!《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》用にインスタント・ソーサリーを多く入れているので、自然とケフネトの能力が噛み合います。
ケフネト能力を意識してデッキを構築しているので、なるべく能動的にプレイできる呪文を優先しています。そのため《否認/Negate》は少なめ。

暴君の嘲笑/Tyrant’s Scorn

コントロール対決だと除去は手札で腐る欠点がありますが、このカードなら《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》を戻して再利用できます。
デカい《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》もコスト2なので除去できるよ!

永遠神の投入/Enter the God-Eternals

これまたリミテッドS級レアは構築級!除去と4/4に4点回復が付いてきて、特に赤系のビートダウンにはゲームを終わらせるカード。
ボーラスの占い師/Augur of Bolas》で見つける動きが強く、ケフネト能力でコピーしたら勝利!

覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils

コントロール対決や、シミックネクサス相手に重要なカード。
ナーセットやテフェリーなど3マナのプレインズウォーカーが強いので、1点でもプレッシャーをかけられる《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》がコントロールには必要と考えています。
ただ、赤単・白単やスゥルタイ相手に攻められているタイミングでは出しにくいので、3枚が良いかなと。

戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General

強力な盤面制圧+フィニッシャー。ただインスタント・ソーサリー優先の都合で、プレインズウォーカーは多くは採用できません。

人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable

基本はリリアナの方が強いですが、このままだと《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を破壊できるカードが1枚もないので採用しました。
青黒だとエンチャントに触れないので、《爆発域/Blast Zone》と合わせて何かしら破壊できる手段が欲しいところです。

爆発域/Blast Zone

上記の通りエンチャントに全く触れないので採用です。白単の《軍団の上陸/Legion’s Landing》にも先手なら間に合って破壊できます。
爆発域/Blast Zone》が場にあると相手のプレイが変わるので、置くタイミングは慎重に。

相手の《アズカンタの探索/Search for Azcanta》《総動員地区/Mobilized District》も破壊したいので《廃墟の地/Field of Ruin》も採用しました。
色マナカウントは青:黒が17:15でかなり強欲なマナベースです。土地をもう1枚増やしたいなら《島/Island》かな。

戦慄衆の侵略/Dreadhorde Invasion

苦花/Bitterblossom》とまでは行きませんが、コントロール対決では《正気泥棒/Thief of Sanity》よりも対処しにくいです。2ターン目に置いてそのまま勝ってしまうことも良くあります。

青黒が大好きな僕の心にピンときたデッキです。
コントロール好きな方は是非お試しあれ~♪

高橋優太

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