MTG │ 大会レポート │ 井川良彦【プロツアー『サンダー・ジャンクション』優勝レポート】
皆さんこんにちは。Rush Prosの井川です。
先週末に開催されたプロツアー『サンダー・ジャンクション』。ご存知の方も多いかもしれませんが、なんと「優勝」という最高の結果を残すことができました!!!!
↑この文章は2月の横浜のときの99%コピーなのですが、まさかプロツアーも優勝するとは!!!誰よりも僕自身が驚いています。
【お知らせ】少年の頃に出会ったマジック。何度も挑み続けたプロツアー。友との決勝戦。それを制し……ついに「プロツアー『サンダー・ジャンクション』」の頂点に井川良彦選手(@WanderingOnes)が到達しました!おめでとうございます!https://t.co/lE75FrPflE#mtgjp #PTThunder pic.twitter.com/SLAmUxE9OT
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) April 29, 2024
ということで今回の記事では、その調整過程と簡易レポートをお届けしたいと思います。
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★調整メンバーについて
今回は久しぶりのプロツアー参加ということで、過去のプロツアーでも一緒に参加していた森山ジャパンに参加させてもらいました。
リーダーの森山くんを始め、各メンバーと毎日楽しく調整できて良かったです。長時間取り組むので、真剣なのと楽しいのをいかに両立させるかが大事ですよね。
★『サンダー・ジャンクションの無法者』がスタンダードに与えた影響
好みもあり、まず僕が回したのはボロスヒロイック。
■サンプルリスト:ボロスヒロイック
思ったよりも強くラダーレベルでは大勝しましたが、デッキ公開&トッププロが使う黒ミッドレンジに有利が付くわけがないので断念。ラダーは成績よりも手応えが大事。
各所の大会で好成績を上げていたネイサン型エスパー。新カードであり期待度も大。
■サンプルリスト:ネイサンエスパー
ですが個人的には《精神の決闘者》に否定的でした。
《策謀の予見者、ラフィーン》との縦シナジーがないと打点が低く、相手への妨害を兼ねる《大洞窟のコウモリ》、追加のドローや《喝破》との二段構えが強力な《フェアリーの黒幕》と比べるとプレイタイミングもシビア。
僕だけでなくチームでエスパーを回したほぼ全員が《精神の決闘者》に否定的だったので、一瞬で《精神の決闘者》はデッキから抜けていきました。
新しい《闇の腹心》。ラダーで海外プロが使っていたのを見て、チーム内でもエスパーやゴルガリなどの黒ミッドで試してみたところ好感触。
■サンプルリスト:馬エスパー
2/2地上というスタッツの悪さからミラーマッチに弱い=4枚採用とはなりませんでしたが、最終的に2枚採用した形のエスパーを森山くんが構築し、本番でも好成績を残しました。
サイドボードに目を向けると、多くのカードが新戦力として採用されました。
《安らかなる眠り》は最高クラスの墓地対策。ティムールランプに待ったをかけます。
《害獣駆除》は汎用性こそ《一時的封鎖》に劣りますが、1ターン早い分ボロス召集には《一時的封鎖》よりも劇的に刺さることが多いです。
《同化の神盾》はエスパーミッドレンジとのミラー対策として僕らのチームが見出した1枚。《最深の裏切り、アクロゾズ》を後腐れなく除去でき、しかも効果的に使うことができるので他チームも採用すると予想していましたが、実際は全然使われていませんでした。意外。
リミテッド番長《乱伐者、ボニー・ポール》はティムールランプのサイドボードプランにジャストフィット。《復活した精霊信者、ニッサ》からサーチこそできないものの、《産業のタイタン》より1ターン早くプレイできるため、《産業のタイタン》と散らして採用することが肯定されます。
★デッキ選択について
とまぁチームで色々回してみたものの、最終的に分かったことは『サンダー・ジャンクションの無法者』はあまり強くない=新規のデッキはほぼ現れず、メタゲームもほぼこのまま推移するだろう、というもの。
個人的な好みによりボロス召集とゴルガリミッドレンジは最初から除外し、エスパーミッドレンジ、ティムールランプ、アゾリウス/ディミーアコントロール、ドメインランプのどれかかなという選択。
改めてメタゲームについて考えてみると、黒系ミッドレンジ(エスパー>>>ディミーア=ゴルガリ)、ボロス召集が2強で、ティムールランプが少し下火である現状。
プロツアーもそこまで大きく変わらないであろうと推測すると、ドメインランプが良さそう!!
※《魂の洞窟》からの天使軍団はエスパーミッドレンジを容易に粉砕してくれます。
という非常にシンプルな考えで、デッキ提出の1週間前には8割ロック。
メタゲームが想定外になったときのために他のデッキも少しずつは触りましたが、直前のMOチャレンジやエリア予選の結果を見てもドメインランプのポジションが悪くなる図は予想できなかったので、そのままドメインランプで突撃することにしました。
メタゲームを外すと爆死もありえましたが、逆に予想さえ当たれば大勝ちできる自信もありました。ある種のバクチと言えるでしょう。
★使用したリストの解説
今回のデッキリストはこちら。
■プロツアー『サンダー・ジャンクション』
井川良彦 ドメインランプ
ドメインランプはデッキの大半が固定パーツで構成されているので、微調整した部分について記述していきます。
《太陽降下》を減らして《集団失踪》を増やしたのが、間違いなく今回の勝因の一つです。
エスパーミッドレンジとの戦いは《喝破》との戦い。《太陽降下》のために構えるターンよりも1ターン早く《集団失踪》でき(先攻であれば2マナ→ラフィーンの返しに、マナ加速なしでもプレイできる!)のは非常に大きいですし、7マナのターンに「《偉大なる統一者、アトラクサ》だと《喉首狙い》があると負け」「《太陽降下》だと《喝破》されて負け」というよくある場面で「《喝破》をケアしながら《集団失踪》」することで盤面を一掃し、ゲームに勝利することができます。
ボロス召集相手にも1ターン早く流せるのがどれだけ偉いかは言わずもがな。もちろん《豆の木をのぼれ》とのシナジーや培養トークンの価値もあるので《集団失踪》4枚には寄せませんでしたが、《太陽降下》を減らして《集団失踪》を増やすという調整はかなり珍しかったと思います。
ちなみに《集団失踪》の手応えが良かったので同じ4マナ全体除去の《間の悪い爆発》も試してみましたが、こちらはイマイチ。緑白ベースのデッキなので早いターンに青赤を要求するのがキツイ、サイズが大きいラフィーンを倒せないことがある、《黙示録、シェオルドレッド》がいると痛いなどの理由で即座に却下となりました。ラスは偉大。
試行回数と成功体験を経て枚数を増量した《集団失踪》と違って、こちらは一度もテストプレイせずに採用しました。理論さえ正しければ試行回数は必要ないとも言えます。
ドメインランプの本質はマナ加速ではなく、除去連打からのフィニッシャーであり、その実ただの多色除去コンです。《ゼンディカーへの侵攻》が複数枚入っていた頃のリストを知っている方は驚くかもしれませんが、最近は4マナのマナ加速を1枚も採用していないリストも珍しくないのです。
僕も元々は4マナのマナ加速は0枚=この枠を《長い別れ》の2枚目にしていましたが、直前でドメインランプが好成績を残したこと、そして自分が使う以上はミラーマッチを少しは意識したいなと考えたことから4マナのマナ加速を1枚だけ採用することにしました。
その上で、採用するのであれば「対コントロールで機能するカードが良い」と考え、《ティシャーナの潮縛り》されない《地図作りの調査》に白羽の矢が立ちました。
実際、決勝戦のGame4では相手の《ティシャーナの潮縛り》を無視してマナ加速に成功しています。あれが《ゼンディカーへの侵攻》であったなら、《ティシャーナの潮縛り》されてマナ加速に失敗するだけでなくクロックも作られ、窮地に立たされていたことでしょう。
またエスパーミッドレンジ戦では基本的にサイドアウトする枠ではあるのですが、プレイした際に《魂の洞窟》を探せるのも大きいです。マナ加速したところで《魂の洞窟》がなければカウンターされてしまうので、《魂の洞窟》へのアクセス率を上げられるという意味でも好都合でした。
先週末開催されたカナダの地域選手権ではトップメタに位置していますし、今後ドメインは対策される側になるでしょう。となると《ティシャーナの潮縛り》の枚数が増えることは間違いありません。
※スカるのが嫌な人はコレでも良いです
よって、いくらミラーが増えようとも、今後も《ゼンディカーへの侵攻》を使うのは全くオススメしません!!
《地図作りの調査》のランダム性が嫌であれば最悪《開拓地の地図作成》でも良いです。
《金属の徒党の種子鮫》ですが一時期はよく採用されていたものの、最近のリストで見ることは少なくなっていました。ティムール意識で過剰に墓地対策や《石の脳》、《機械の母、エリシュ・ノーン》が採用されていたのが原因です。
ですがティムールには《安らかなる眠り》が入ったこととプランがある程度立ったこと、そして《機械の母、エリシュ・ノーン》は狭い&重い、《石の脳》はデッキリスト知られてると弱いと思っているのでその辺りのカードをまとめてカット。
ディミーア/エスパーの航空戦力へのブロッカーとして、そしてティムールやコントロール、ミラーマッチでの軽い脅威として改めてこの《金属の徒党の種子鮫》を採用することにしました。
QFの対ティムール、SFの対エスパーなど数々のフィーチャーマッチでこの《金属の徒党の種子鮫》が活躍してくれました。信じて良かった!!
★本戦の結果
◎Day1
■1stドラフト
R1 緑以外4色 ◯◯
R2 白緑 ×◯◯
R3 白以外4色 ◯◯
地味赤黒、上振れて3-0!3/2/4大好き☺️ pic.twitter.com/jFl3xFFAuZ
— Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) April 26, 2024
初手《血のペテン師》、2手目《未達への旅》、3手目《殺害》から流れで赤黒。
普段なら適当な順目で取れるはずの4-5マナ域のコモンクリーチャーが全然取れず少し細いデッキになってしまいましたが、豊富な除去+《赤岩の歩哨》でロングゲームを制することができました。ドラフトが終わったときは良くて2-1かなと思っていましたが、噛み合いもあり望外の3-0!
《赤岩の歩哨》はまだまだ過小評価されていると感じている強カードです。よほど前のめりなデッキでない限り、このカードが抜けることはまずないでしょう。
この環境はフラッド受けが少ないので、こういったカードがデッキに入っているか否かがBo3では勝率に大きく影響します。
■スタンダード
R4 ディミーアミッドレンジ ◯×◯
R5 ボロス召集 ◯◯
R6 4色レジェンズ ×◯◯
R7 エスパーミッドレンジ ◯◯
R8 エスパーミッドレンジ ◯×◯
マッチアップ運も良く、要所でドローに恵まれて全勝!!
過去に7-1で折り返したプロツアーは複数回ありますが、8-0は初めて。チーム全体で見ても9/10が初日突破と絶好調で、翌日に期待をしつつDay2へ。
◎Day2
フィーチャーテーブルでドラフトしたことはあれど、自身がドラフトフィーチャーされるのは初。過度に緊張せず、いつも通り楽しくドラフトができました。
詳細は動画(リンク)を見ていただくとして、両天秤をかけつつ3パック目で青緑t赤から赤緑にうまくスイッチできたのが良かったですね。
フィーチャードラフトは肉赤緑。連勝はストップしたものの何とか踏ん張って2-1。トータル10-1でチェイン確定!
あとはボーナスゲーム楽しみます☺️ pic.twitter.com/a2Ha6zqgDt— Yoshihiko Ikawa (@WanderingOnes) April 27, 2024
■2ndドラフト
R9 黒緑 ×◯◯
R10 赤黒 ××
R11 白緑t赤 ×◯◯
初戦からかなりの不利マッチでしたが、普通にやっては勝てないため「消耗の末、相手のフラッドで勝つ」と定めて、土地を減らしつつ後手取り。これが功を奏したかG2に勝利し、G3は相手のスクリューで勝利!
2戦目のJavierはデッキ強すぎて瞬殺でしたが、勝ちすぎていたのでむしろ負けて重圧から解放されたなと思ってました。(RC横浜の2日目から、実に17連勝もしていたのです!)
2ndドラフトは、練習で手応えが良かった《タンブルウィードの増大》をうまく使えたのが勝因です。
(今回は取れませんでしたが)《鞍上からの投擲》と合わせつつ動いたり、《アロエの錬金術師》と噛み合わせたりと、しっかり3-4-5マナでクリーチャーを展開できるデッキで使えば2マナ4/4~5/5とかなりマナレシオの良いクリーチャーとして運用できます。こういう安いカードで勝ちを狙えるかどうかが2-1と1-2の差に繋がるかなと思います。
■スタンダード
R12 エスパーミッドレンジ ×◯◯
R13 エスパーミッドレンジ ×◯◯
スタンダード7-0、ドラフト5-1のトータル12-1でトップ8一番乗り!
また、僕だけでなくチームメイトの松浦くん、あんちゃんも共にトップ8進出!!
森山ジャパンは全体的に好成績で、大躍進のプロツアーとなりました。
◎Day3
QF ティムール ××◯◯◯
SF エスパーミッドレンジ ◯◯◯
Final アゾリウスコントロール ◯×◯◯
チームメイトであり、親友であり、そしてライバルでもあるあんちゃんとの決勝を制し、
念願のプロツアー優勝!!!!
前回も書きましたが、マジックのトーナメントで結果を残すには間違いなく運が絡みます。ドロー運、マッチング運もそうですし、メタゲームがどうなるかなども運に大きく左右されます。どんなトッププレイヤーでも運が悪いと簡単に負けるのがカードゲームです。
だからこそ、「運が良いときに勝ちきる力を付けるために」僕らは練習するのです。
今回の僕はドローも強く、マッチングにも恵まれ、メタゲームも大当たりでした。ですが最後まで勝ち切ることができたのは、ここまで積み上げてきたスキルがあってこそです。同じ運、同じデッキでもプレイやサイドボーディングが異なれば、結果もまた違ったでしょう。
過度な謙遜はせず、今回ばかりは素直に自分を褒めたいと思います。よくやった!!!上手かったぞ!!!
※今回は成績が良かったこともあり、多数の試合がフィーチャーされました。興味がある方はこちらからご覧ください。
★おまけ:簡易サイドボーディングガイド
リストも違えば考えも違いますし、知られていると機能しなくなる場合もある=価値が低くなるので普段はあまり書かないようにしているのですが、多くの方から質問いただいたので特別に。
プロツアーでのサイドボーディングは概ね以下のような感じでした。
◎エスパーミッドレンジ/ディミーアミッドレンジ
out:
1《イモデーンの徴募兵》
1《中心核の瞥見》
1《豆の木をのぼれ》
1《洞窟探検》
1《地図作りの調査》
in:
3《長い別れ》
2《金属の徒党の種子鮫》
基本的には上記の通りで、それに加えて相手のリストやプレイによって少しずつ変えていました。《一時的封鎖》や《否認》を少量入れるパターンも試しました。
例えばSFのアーネ戦。前日に対戦していて相手のプレイの傾向を把握していた&リストに《放浪皇》やカウンターが多かった、さらに相手からもこちらのプランが把握されていたので、前日はサイドインしなかった《否認》2枚を追加してピンポイントで相手のプランを崩せるようにしました。
このマッチの要点は《喝破》をなるべく喰らわないように我慢強く動く。喰らうならどう使わせるか考える。《怒りの大天使》は《ティシャーナの潮縛り》を考えてできるだけ2キッカーできるタイミングで出す、など。
◎ボロス召集
out:
3《豆の木をのぼれ》
1《イモデーンの徴募兵》
1《地図作りの調査》
in:
2《一時的封鎖》
2《温厚な襞背》
1《長い別れ》
メインサイド合わせると全体除去が8枚あるので、ライフ水準だけ気をつけながら流しまくりましょう。
《温厚な襞背》は相手の《ウラブラスクの溶鉱炉》《戦導者の号令》といった置物を割りつつライフゲインできるのが◎。全体除去大量なので単体除去はそこまで多い必要はなく、捌いたあとにすぐ勝てるように《偉大なる統一者、アトラクサ》は減らさないです。
◎ティムールランプ
out:
4《怒りの大天使》
1《中心核の瞥見》
3《集団失踪》
1《太陽降下》
1《地図作りの調査》
1《イモデーンの徴募兵》
in:
2《安らかなる眠り》
3《否認》
1《長い別れ》
2《金属の徒党の種子鮫》
2《温厚な襞背》
1《向上した精霊信者、ニッサ》
メインこそ圧倒的不利ですが、サイド後はこちらに分があります。
QFでは1ゲームごとに微調整していて、上記のものは最終ゲームのサイドボーディングです。第3,4ゲームで《復活した精霊信者、ニッサ》をほとんど見なかった=多めにアウトしていることが予想されたので、《長い別れ》を2枚に抑えました。
《乱伐者、ボニー・ポール》や《産業のタイタン》を抑えるために《太陽降下》はある程度残しました。(実際には《乱伐者、ボニー・ポール》は入れてないようでしたが)
◎アゾリウスコントロール
out:
1《中心核の瞥見》
3《集団失踪》
3《太陽降下》
in:
3《否認》
1《長い別れ》
2《金属の徒党の種子鮫》
1《向上した精霊信者、ニッサ》
メインはデッキ全体で勝負。《完成化した精神、ジェイス》がない場合は負け筋がほぼ《不穏な投錨地》と《ミレックス》ぐらいなので、《耐え抜くもの、母聖樹》はスペル扱いでセットランドしないように。《魂の洞窟》も《偉大なる統一者、アトラクサ》とセットで出せるまで1枚は絶対に手札でキープ。
こういった要点はプランニングであり、すなわち知識です。プレイングではありません。
《長い別れ》は相手の《ティシャーナの潮縛り》および《不穏な投錨地》用で2枚にしました。《偉大なる統一者、アトラクサ》が《ティシャーナの潮縛り》されても、その《ティシャーナの潮縛り》さえ倒せば7/7飛行警戒だけで十分脅威になりますしね。(バニラのままだと《放浪皇》されるので注意)
◎4色レジェンズ
out:
1《中心核の瞥見》
1《イモデーンの徴募兵》
1《地図作りの調査》
2《怒りの大天使》
1《豆の木をのぼれ》
1《洞窟探検》
in:
2《安らかなる眠り》
3《長い別れ》
2《温厚な襞背》
墓地対策がないのでメインは結構負けますが、サイド後はこちらが有利になる印象です。
アドバンテージソースが限られているので、墓地対策しつつ適当に除去連打すればOK。
■終わりに
前回のチャンピオンズカップファイナル優勝から、今回のプロツアー優勝。店舗予選やエリア予選に出ていた頃には想像もしていないような成績を残すことができました。多くの方に応援いただき、お祝いいただき、本当に嬉しかったです。ありがとうございます!
僕が店舗予選からスタートし、そしてプロツアー優勝までたどり着いたことは、多くの競技プレイヤーに夢と希望を与えることができたんじゃないかと思います。皆が戦っているその予選は、確かにプロツアーに繋がっているんだと。
ぜひ皆さんも競技マジックを楽しんでください。そして一緒にプロツアーという最高の舞台で戦いましょう!
今回の好成績により、AMPであと3回分のプロツアーの権利が獲得できました。優勝はもちろん嬉しいですが、同様に次のプロツアーに出ることができることが素直に嬉しいですね。引き続き森山ジャパン一丸となって頑張っていきます。
また全てが整ったときに勝てるように、そしてプロツアーに出続けることができるように。これからもマジックを楽しみつつ精進していきたいと思います。今後も変わらぬご声援のほど、よろしくお願いします!!
それでは今回の記事はここまで。また次回の記事でお会いしましょう!