デュエルマスターズ │ 大会レポート │ すめらぎ【ミニ超ガチCS in柏】
こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回は10月3日に開催された「ミニ超ガチin柏」というCSに参加してきたので、それのレポートを書いていこうと思います。
近場でよく開催していただいているCSで、相性も良いので勝ちきりたいところ。
大会の概要はこのような感じです。
個人戦 殿堂
予選 スイス6回戦
上位8人上がり
決勝トーナメント3回戦
参加人数が76人ということで予選を上がるには5勝1敗以上が絶対条件になっています。
実はこのCSの1週間前に同じ会場で開催されたCSでの成績が4位だったので、今回はしっかりそれ以上を狙っていこうと意気込んで参加しました。
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■環境の分析
クロニクルデッキが発売されたことで環境が動き、その次の弾である「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」の影響で更に環境が固まってきました。
環境の大多数を占めるのは「ドラグナー」系のデッキとなります。
「ドラグナー」のやっかいなところは自由度が高く、現在では主に3種類ほどの型に分かれているというところ。
その中でも最近流行りなのが《勇者の1号ハムカツマン蒼》を採用した捲り特化型。
山札の上に強力な多色クリーチャーを固定することができ、《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》の能力によりそのまま踏み倒すことが出来るようになっています。
このデッキが流行っている主な理由としては、先述した新弾で登場した《∞龍ゲンムエンペラー》の登場が大きいです。
大体のデッキに対して、出すことが出来れば殆ど封殺という強力な能力。それを固定されてしまってはたまったもんじゃありません。
次に多そうなのがラッカ型。
革命チェンジクリーチャーが多めに採用され、《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》をループさせ、横展開で負けない打点と盤面を作りに行く構築です。
最近は《不敗のダイハード・リュウセイ》を採用してシールドトリガーまでしっかりケアしてくることもあります。
他のデッキタイプで使用者が多そうなのは、「青白ギャラクシールド」や「カリヤドネループ」ですね。
前者は構築を寄せることによって最大勢力である「ドラグナー」にも対応ができ、幅広く戦えるデッキになっています。
デッキに難なく採用されている《希望のジョー星》が「ドラグナー」に刺さることに加え、最近だと《洗脳センノー》や《DG-裁キノ刻-》まで積んで徹底的にメタに寄せているリストもあります。
「カリヤドネループ」に関しては圧倒的な安定感を持っているデッキで、振れ幅が少ないため安定して勝率を出せるデッキになります。
僕自身が最も好むタイプのデッキですね。
他にも色々と活躍しているデッキはありますが今回は割愛。
■デッキ選択
実はもう使うデッキ自体は事前に決まっていました。先ほど好きなタイプのデッキと言っていた「カリヤドネループ」です。
前回のCSレポートを書いたときにはこのデッキを使い優勝という良い結果を出せており、このCSの1週間前に開催された「RRCS」でも4位と好成績でした。
やはりこのデッキは振れ幅が少なく安定感に特化したデッキなので、しっかりプレイすれば安定した勝率をたたき出してくれます。
他の環境デッキで使いたいものも特に無かったので、このデッキを使うこと自体は決定。
しかし問題がありました。
「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」で登場した《∞龍ゲンムエンペラー》の存在です。
「カリヤドネループ」は基本的に5コスト以下の呪文が主体となっているデッキです。そのため、デッキに採用されている大多数のカードは効果の無いものに。
また、従来採用していた除去カードの《スーパー・デーモン・ハンド》は、山札がそのままひっくり返ってしまいます。
実際のところ最速2ターン目に出てくることは殆ど無いので、そこに寄せることを重視する必要はないのですが、こちらがループする前に出てきてどうしようもなくなってしまうのは良くない。
そこで、少しメタを寄せる形でデッキを再構築をすることにして、「カリヤドネループ」を使うことを決めました。
■デッキレシピ:カリヤドネループ
4×《ブラッディ・クロス》
2×《龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢》
4×《ア・ストラ・センサー》
1×《悪魔の契約》
1×《セイレーン・コンチェルト》
1×《スパイラル・ゲート》
1×《魔法学校パクスクウガ》
2×《龍脈術落城の計》
4×《ブラッディ・タイフーン》
4×《エマージェンシー・タイフーン》
4×《ZEROハンド》
1×《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
3×《知識と流転と時空の決断》
4×《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》
2×《凶鬼90号ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》
2×《次元の嵐 スコーラー》
GRゾーン
2×《バツトラの父》
2×《全能ゼンノー》
2×《トムライ丙-三式》
2×《防護の意志ランジェス》
2×《甲殻TS-10》
2×《ポクタマたま》
今回使ったリストはこちら。
「ドラグナー」の踏み倒しや「赤白レッドゾーン」などの侵略に反応する《ZEROハンド》を気合の4枚投入しました。
これによって「ドラグナー」対面で速い段階で踏み倒された《∞龍ゲンムエンペラー》には除去を当てることが可能になりました。
ゲーム序盤に手札に抱えないといけないカードという前提があるため、しっかり枚数を積んであります。
早い段階で着地されなければ、「カリヤドネループ」は4~5ターンには決着をつけることが出来るため、踏み倒しではない召喚は無理に考えないことに。
また、以前は《DG-パルテノン?龍の創り出される地?》の対策として積まれていた《龍脈術落城の計》ですが、ドラグハートも退かせるためしっかり2枚積みました。
■勝敗
予選
1回戦 赤黒ドルマゲドン ○
2回戦 蒼ドラグナー ○
3回戦 赤白カメカメン ○
4回戦 カリヤドネループ ○
5回戦 青白ギャラクシールド ○
6回戦 カリヤドネループ ○
予選全勝1位通過
本選
1回戦 デイガドラグナー ○○
準決勝 青魔道具 ○○
決勝 カリヤドネループ ×○○
優勝!!!
デッキの安定感もさる事ながら、メタとして採用した《ZEROハンド》がしっかり活躍してくれました。
1回戦の「赤黒ドルマゲドン」は相手が基本的に踏み倒しで打点を伸ばすデッキなので重宝し、2回戦の「蒼ドラグナー」戦では2ターン目《ヘブンズ・フォース》から《龍覇ラブエース》を踏み倒され、《爆熱剣バトライ刃/爆熱天守バトライ閣/爆熱DXバトライ武神》を装備されましたが、相手が龍解しなかったところにしっかりと当ててテンポを崩したりなど活躍してくれました。
このような活躍があって予選は全勝。今回の優勝は予選を1位通過出来たことで、本選ではマッチの1本目を全て先行で戦うことが出来たのも大きいです。
デッキも強く、結果も優勝だったのでそこまで振り返るところはありませんでしたが、強いて言うなら予選で4回戦で当たった「発とも」選手に試合のあとにループ方法や小テクを教えたところでしょうか。
このアドバイスを彼はしっかりと吸収し、次の試合にも活かして予選を上がり、決勝に立ちはだかりました。
あの時蹴落としておけばもっと楽だったかもしれませんね笑
冗談はさておき、
決勝では1本目、せっかくの先行なのに自分の引きがそこまで強くなく、それに対して相手はしっかり墓地を肥やしていく展開だったので、泣く泣く4ターン目に《知識と流転と時空の決断》で、GR2回から墓地メタを狙うことになりましたが、そう上手くはいかず。
返しの4ターン目で相手も《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》が着地出来なかったようなので、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を宣言してきました。
実はこの時僕の墓地には既に《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が落ちており、返しのターンに出来る行動が極端に狭くなっていました。
3コストを宣言されていないので、もう一度《知識と流転と時空の決断》から墓地メタを出せれば強い展開だったのですが、今回のリストでは枚数を1枚削っており、既に1枚唱えている状況でさらに2ターン目にマナ基盤として既に切ってしまっていたため、《ア・ストラ・センサー》から探しに行くもそんなに上手く拾えることはありませんでした。
そのまましっかりと後手で回されてしまったわけですが、後から振り返ると引きが弱いことを見越して途中の《ブラッディ・タイフーン》で《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を持っておく選択肢もあったかもしれません。
ここを除いては、振り返ってみてもプレイには問題がなく、2本目に加え3本目は後手にも関わらず引きの強さに助けられて4ターン目にしっかり《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》が着地することができ、このデッキの安心感と安定感に救われました。
■おわりに
という感じで今回は「ミニ超ガチCS in柏」のCSレポートを書いてみました。
去年は全然決勝で勝てなかったのですが、今年に入ってからは4戦4勝とめちゃくちゃ勝率も良く、嬉しい結果が続いています。
今後もしっかり勝ち続けられるようにしていきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。