デュエルマスターズ │考察記事│ おんそく【殿堂発表による影響】

おはようこんにちはこんばんは。
最近のハマりお菓子はセブンイレブンの大きなキャラメルコーンチョコレート味。おんそく(@onsoku0503)です。

今回は3/1に発表され、同月11日から施行された殿堂レギュレーションにおいて、新たに殿堂入りしたカードやそれにより影響を受けたデッキの考察とリペアの検討をしていこうと思います。

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■新たに殿堂入り、プレミアム殿堂入りしたカード


・殿堂入り
「無月」の頂$スザーク$

超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン
天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー
幻緑の双月/母なる星域
・プレミアム殿堂入り
神の試練

機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」

■影響を受けたデッキ

・水闇魔導具

・殿堂入りカード《「無月」の頂$スザーク$
・プレミアム殿堂入りカード《神の試練

・サンプルリスト

堕∞魔ヴォゲンム》と《「無月」の頂$スザーク$》が揃うと、面破壊とハンデスでジワジワとリソースを削ることができます。
一度《「無月」の頂$スザーク$》を着地させた後は、《堕魔ドゥポイズ》や《アーテル・ゴルギーニ》といったカードでマウントを取り続けます。

「無月」の頂$スザーク$》が手札や墓地になくても《堕∞魔ヴォゲンム》で探したり、《堕∞魔ヴォゲンム》がない場合にも手札を交換できる魔導具呪文を複数回使用して5ターン目までに墓地を溜めて《「無月」の頂$スザーク$》を着地させるといったこともできます。

始動が4ターンと他の環境デッキよりワンテンポ遅い代わりに、各種魔導具のS・トリガーや《秩序の意志》、《光牙忍ハヤブサマル》などの受け札で「負けない」ことに重きを置いている、令和のコントロールデッキ。

「無月」の頂$スザーク$》は墓地からもバトルゾーンに出すことができるため、一度着地してしまうと完全に除去することは難しいです。
ドロー効果も比較的条件が緩く、出た時点で2枚、相手が何か行動するたびにさらにリソースが増える様は「強欲」の頂でした。流石のゼニススペック。

また、フィニッシュ手段である《神の試練》もプレミアム殿堂入りしてしまいました。
神の試練》のフィニッシュは《凶鬼98号ガシャゴン/堕呪ブラッドゥ》や《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》等の山札回復カードを使うと比較的簡単に出来るループだったこともあり規制は順当です。

個人的にはどんなデッキにも入るフィニッシュ枠だったので好きなカードではあったんですが、やっぱりダメでした笑

このデッキに関しては別のデッキになってしまうと思いリペア案を割愛していますが、強いて言うならアナカラーのフシギバース基盤であればリペア可能かと思います。

・火自然アポロヌス

・殿堂入りカード《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン

・サンプルリスト

現代最速の安定3キルデッキと言えばこのデッキ。
タマシード+《カチコミ入道<バトライ.鬼>》+侵略進化+《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の4枚コンボで、全てのシールドをブレイクしながらのダイレクトアタックでゲームを終わらせる悪夢のデッキ。コンボパーツを探せる優秀なカードを空いたターンに使用出来るのも強力。

カチコミ入道<バトライ.鬼>》のバトル効果も優秀で、《赤い稲妻テスタ・ロッサ》や《こたつむり》のような2コストのメタクリーチャーが軒並み機能しづらいのもこのデッキが猛威を振るう要因でした。

・リペア案

リペア案としてはサブプランであった3点+《覇帝なき侵略レッドゾーンF》プランをより厚くして、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が絡まない3キルをメインプランに置くことになるのかなと思います。

より前のめりな構築が好きなら《ア:グンテ》の枠を《龍装者バルチュリス》にするとパターンが増えますが、文明の配分はかなり難しくなります……

・アナジャオウガ

・殿堂入りカード《幻緑の双月/母なる星域

・サンプルリスト

幻緑の双月/母なる星域》は上下ともに古いカードで、かつてはそこまでのパワーはありませんでしたが、スターMAX進化の登場により、上面が初動で下面がフィニッシャーという、とんでもないカードになってしまいました。

このカードの1番大きな役割は「枠の圧縮」です。
本来初動とフィニッシャーを各4枚入れようとすると計8枠必要になるところを幻緑の双月/母なる星域》4枚で実現できます。

【アナジャオウガ】というデッキの強い点として、「4ターン目のジャオウガの再現性の高さ」と「自由枠の多さによる後手捲りを含めたゲームプランの自由度」が挙げられます。
幻緑の双月/母なる星域》の採用で空いた枠に追加のメタクリーチャーや《∞龍ゲンムエンペラー》 のようなサブフィニッシャーを入れることもできる、このデッキの強みを支えていたカードです。

・リペア案

・フィオナアカシック

・殿堂入りカード《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー

・サンプルリスト

超CS福岡と群馬の2大会を制覇したデッキです。
最速4ターン目始動のコンボデッキであり、完全水中要塞アカシック3》を貼ってしまえば、デッキの大半のカード1枚からループフィニッシュまで狙うことができる出力がありました。《巨大設計図》が入っているため、リソース、再現性ともに非常に優秀だったのもポイント。

そしてこのデッキの最後のピースであり、受けの硬さを底上げしていたのが《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》でした。
森夢龍フィオナ・フォレスト》の早出しと、S・トリガーとして使う時に自身の2枚目を踏み倒すことで全体タップとして使用できる防御性能がこのデッキを更に暴れさせる要因になったんじゃないでしょうか。

・リペア案

天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》が殿堂入りしてしまったので、森夢龍フィオナ・フォレスト》を早出しするカードとして《激烈元気モーニンジョー》を採用しています。このカードは《巨大設計図》で手札に加えることが出来ないので巨大軸ではなくなっています。

また、アナカラーを軸にすることで《巨大設計図》無しでも安定感のあるリストになっています。ただし、《天命龍装ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》を4枚採用していた頃に比べて受けの性能はかなり下がっているので要注意。

他にも、アナカラー軸では無く、キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》を使用した水自然型も大会で見ることになるかもしれないと思っています。

・水火マジック

・プレミアム殿堂入りカード《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」

・サンプルリスト

最後は【水火マジック】です。
デッキの基盤は特に影響は受けていませんが、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が消え去りました。ただ、この《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》規制が思ったよりもクリティカルな規制だったと言えます

殿堂直後のタイミングでは「《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を失った程度じゃ全然変わらねぇよ!マジック最強!」と思っていましたが、いざ回してみると…

・3ターン目に良くやっていた、《芸魔隠狐カラクリバーシ》に革命チェンジしつつ《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を唱えて《芸魔隠狐カラクリバーシ》を残りやすくする動きが消え去った。
・受けが硬い対面に《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》で相手の勝ち筋(【フィオナアカシック】への5マナ時の5宣言や、7マナ時の6宣言など)を潰しながら攻めるプランが消失。
・《単騎連射マグナム》が必要な対面で、《単騎連射マグナム》を探すターンを《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》で作ることができない。

など、回すたびに痒いところに届かない〜〜〜となるシーンが増えました。

特に呪文の受け札が熱いデッキの受け札がケア出来なくなったので、《ファイナル・ストップ》や《奇天烈シャッフ》を採用せざるを得ないのですが、2種類とも4ターン目まで使えないうえ、《ファイナル・ストップ》は文明が非常に弱く、《奇天烈シャッフ》は一度《芸魔王将カクメイジン》のブレイクまで行ってしまうとゲームに絡めることが出来ないため、いずれも《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の代用にしては些か心許ないのが現状です。

とりあえずのリペアとしては、サンプルリストの《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の枠を《ファイナル・ストップ》にするのが無難だと思います。

■殿堂発表後の環境予想

・注目デッキ

【闇自然アビス】【アナカラーDOOM】【ラッカゴスペル】

この3デッキは回しておいて損はないと思います。
新殿堂以前のものですがラッシュメディアの記事と僕が出演したYoutubeを紹介します。デッキの基本的な動きは十分に分かるはずですので興味のある方は是非!

デュエルマスターズ │デッキ紹介│ すめらぎ【黒緑アビス】(2024/1/16)
デュエルマスターズ │ デッキ紹介│ すめらぎ【ラッカゴスペル】(2024/2/28)
【超初見殺し】おんそく超CS使用の秘密デッキ『アナカラーDOOM』をついに紹介します(2024/2/9)

今回の殿堂リストの更新で影響を受けていないデッキでありながら、上のデッキと渡り合えていたデッキなので、初週などはよく見かけることになるんじゃないでしょうか。

■おわりに

というわけで今回はこの辺りで。
殿堂発表はプレイヤー的には毎回ヒヤヒヤしながらもお祭り気分も味わえて楽しいですね。

・・・全国まで鞭を打って頑張ります。。。


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