バトルスピリッツ │ 解説記事 │ komainu【制限改定後環境予想】

こんにちは。komainu(@koma020116)です。

今回は12月10日に発表された制限改定で環境が大幅に動くことが予想されるため、発表されるとともに大急ぎで筆を取った次第です。

さっそくですが、今回規制がかかったカード群はこちら

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■《翼神機グラン・ウォーデン

まずは《翼神機グラン・ウォーデン》から。

多くのプレイヤーの間で「これはかかるだろう」と予想が飛び交っていた1枚でした。

【氷姫】を中心とした白系統の多くのデッキに採用されていて、相手の防御手段を削ぎ落とすフィニッシュカードとして活躍していたカードでした。

これが採用されていたデッキとしては【氷姫】【白コン】が挙げられますが、【氷姫】の方は《小氷姫クラーラ》も一緒に制限に指定されてしまったため、これからの環境では全く見ることがなくなりそうです。

今までありがとう氷姫。

【白コン】の方は、元々「PS装甲」という効果を受けないキーワード能力を中心に攻めるデッキであったため、《氷刃血解》や《キングスコマンド》等の受け札の効果を受けにくく、《翼神機グラン・ウォーデン》は採用派、不採用派で分かれているレベルでした。

そのため、あまりこのカードの制限の影響は受けないと考えています。

■《小氷姫クラーラ

お次は、《小氷姫クラーラ》。氷姫からの制限です。

これがあることによって《魔導氷姫アガーフィア》や《新しき世界》などの各種制限カードに簡単にアクセスできていたため、制限カードに指定されたことにより【氷姫】は完全に死んでしまいました。

公式発表の「氷姫以外のデッキに採用されていた」というのは正直実態とかけはなれていると感じましたが、試合の勝敗に影響するほど強かったこと自体は間違っていないため、仕方ない制限だと思っています。

■《超覇王ロード・ドラゴン・零

この制限には正直驚きましたが、【覇王】にノータッチというわけにもいかないだろうということで納得しました。

このカードの制限で一番影響が大きく出るのは、【白コン】を相手にした時であると思っています。

【白コン】の「PS装甲群」を抜くためにこのカードはかなり重宝されていましたが、これが制限になってしまうと《魁の覇王ミブロック・ブレイヴァー》でしか大型を処理することができません。

そうなると今後増えていくことが予想される【白コン】に不利がついてしまうため、【覇王】も母数を減らしていくというのが僕の予想です。

■《オワリノ世界

今度は【ゴッドゼクス】からの制限です。

公式発表の文面を見ると「ゴッドゼクス以外のデッキでの使用」について主に書かれていましたが、【アルパラ】に制限をかけるつもりでこのカードを選んだのであれば、かなり疑問に思う選択だというのが正直なところです。

影響としては、【ゴッドゼクス】というデッキジャンルが完全消滅します。リペアはほぼ不可能だと思います。

■《プトレマイオス

最後に取り上げるのは《プトレマイオス》。

これに関しては言うことが何もありません。制限がかかって当たり前のカードパワーでした。

何より1コストのネクサスが毎ターン4~5枚のデッキを掘り進めてもいいわけがありません。

それが許されるなら【アイツノヴァ】も許されていたはずです。(アイツのカードでデッキを掘ってノヴァを投げるデッキ)

【00】デッキからの制限でしたが、これに関しては本当に頑張ればギリギリリペア可能だと思っています。

「トランザム」のシステム自体は何も咎められていないため、《ガンダムキュリオス》と《ガンダムキュリオス[トランザム]》のパッケージは健在です。

あとはフィニッシュの《トランザムライザー》につなげるための序盤の足場さえ有ればなんとかなるため、そのうちまたリペアが環境にちらほら現れるのではないかと考えています。

■おわりに

次期環境についてですが、以下の様になると予想しています。

予想tier表

tier1 アルパラ 白コン
tier2 覇王 導魔 紫緑 機竜
tier3 00

今期の強いデッキは軒並み規制を受けてしまいましたが、また新しくどんなデッキが出てくるのか私もとても楽しみです!


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