MTG │ デッキ紹介 │ 高橋優太【新スタンダード分析記事】
『ニューカペナの街角』がリリースして1週間が経過しました。
新カードがスタンダード環境にどんな影響を与えたのか、
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■参考情報
5月1日にマジックオンライン上で開催された、
■優勝:白単コントロール
優勝:白単コントロール | |
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デッキリスト | |
3:《フロスト・ドラゴンの洞窟/Cave of the Frost Dragon》 4:《這い回るやせ地/Crawling Barrens》 2:《皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire》 4:《廃墟の地/Field of Ruin》 10:《平地/Plains》 23 Lands 1:《精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder》 |
4:《放浪皇/The Wandering Emperor》 1:《払拭の斬撃/Banishing Slash》 2:《ドゥームスカール/Doomskar》 4:《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》 3:《告別/Farewell》 3:《シュタルンハイムの解放/Starnheim Unleashed》 2:《運命的不在/Fateful Absence》 4:《冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light》 3:《ポータブル・ホール/Portable Hole》 4:《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》 4:《永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo》 34 other spells 2:《精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder》 |
除去で盤面をコントロールしていく白単色のコントロールデッキです。
《告別》《冥途灯りの行進》は
今のスタンダードは厄介なエンチャントやアーティファクトが多い
除去で相手のカードを対処した後は天使で盤面を制圧して行きます
《シュタルンハイムの解放》は予顕した後にX=2やX=
予顕を使うデッキ全般に言えることですが、
《聖域の番人》は盾カウンターが2つ乗って戦場に出るため、
今の白の強さを支えているのが《放浪皇》!《放浪皇》
スタンダードでは今後も《放浪皇》
クリーチャー除去を中心としたコントロールデッキ全般に言えることですが、
このデッキでは《勢団の銀行破り》《永岩城の修繕》
『ニューカペナの街角』
3色デッキは両面土地やスローランドで基本地形が1-
相手の基本地形が多くても、《ストーム・ジャイアントの聖堂》《
■準優勝:セレズニアミッドレンジ
準優勝:セレズニアミッドレンジ | |
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デッキリスト | |
2:《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》 4:《枝重なる小道/Branchloft Pathway》 2:《皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire》 2:《森/Forest》 1:《ハイドラの巣/Lair of the Hydra》 4:《草茂る農地/Overgrown Farmland》 6:《平地/Plains》 4:《スパーラの本部/Spara’s Headquarters》 25 Lands 4:《粗暴な聖戦士/Brutal Cathar》 |
4:《華やいだエルズペス/Elspeth Resplendent》 3:《放浪皇/The Wandering Emperor》 2:《変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis》 4:《エシカの戦車/Esika’s Chariot》 4:《レンジャー・クラス/Ranger Class》 17 other spells 1:《鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth》 |
緑の優秀なクリーチャー軍に白の除去能力を足した、
《作業場の戦長》は6マナの奇襲能力で速攻で攻めても、
《トヴォラーの猟匠》は、
そして《華やいだエルズペス》が4枚フル採用!
[+1]能力で+1/+1カウンターと選んだ能力を付与ですが、自分が押されている盤面では、[-3]から8枚入った《
生贄にする行動を阻害できます。
そして《敵対するもの、オブ・ニクシリス》
特に赤黒を中心としたデッキに刺さる能力で、
■4位:マルドゥミッドレンジ
4位:マルドゥミッドレンジ | |
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デッキリスト | |
3:《荒廃踏みの小道/Blightstep Pathway》 4:《陽光昇りの小道/Brightclimb Pathway》 4:《憑依された峰/Haunted Ridge》 2:《目玉の暴君の住処/Hive of the Eye Tyrant》 4:《針縁の小道/Needleverge Pathway》 3:《砕かれた聖域/Shattered Sanctum》 3:《日没の道/Sundown Pass》 1:《見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire》 24 Lands 1:《軍団の天使/Legion Angel》 |
2:《華やいだエルズペス/Elspeth Resplendent》 3:《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》 1:《不笑のソリン/Sorin the Mirthless》 2:《放浪皇/The Wandering Emperor》 2:《エメリアの呼び声/Emeria’s Call》 2:《絞殺/Strangle》 4:《消失の詩句/Vanishing Verse》 4:《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》 2:《食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre》 4:《婚礼の発表/Wedding Announcement》 26 other spells 2:《軍団の天使/Legion Angel》 |
白黒赤各色の強力なプレインズウォーカーを多く採用した、
先週の記事でも《敵対するもの、オブ・ニクシリス》について述べましたが、
《しつこい負け犬》は序盤の2マナ域としても、
今後は黒いデッキは《しつこい負け犬》を3-
ここでも《華やいだエルズペス》が採用されています。[-3]
スタンダード環境は、まず3ターン目にゲームを動かす《婚礼の発表》《鏡割りの寓話》、その後4マナや5マナのプレインズウォーカーでいかにアドバン
相手の高マナ域と交換できる点から、《消失の詩句》
白単の項目でも述べましたが、
■8位:エスパーミッドレンジ
白青黒各色の強力なプレインズウォーカーを多く採用した、
やはりここでも白黒のプレインズウォーカー達が目を引きます。《消失の詩句》
《策謀の予見者、ラフィーン》
他のクリーチャーが攻撃しても能力は誘発するので、2ターン目《しつこい負け犬》から3ターン目《策謀の予見者、ラフィーン》
《策謀の予見者、ラフィーン》を綺麗に対処できるのは《
《策謀の予見者、ラフィーン》が使えることから、
■タカハシの注目カード
今回の大会結果で上位入賞したデッキのキーカードをまとめると、一つの事実が浮かび上がります。
そう、白を中心としたミッドレンジが強い!《放浪皇》《婚礼の発表》
《軍団の天使》は能力の性質上、
そこに黒を足すことでスタン屈指の除去《消失の詩句》が使えるようになります。対象が
《しつこい負け犬》は黒いデッキの2マナ域として標準装備されそう。
意外に《華やいだエルズペス》が多く採用されていました。
ミッドレンジ対決なら、
マナベースが強くなったことが影響して、
ミッドレンジに対しては、クリーチャー除去の効きにくい構成や、
イゼットが立ち位置良さそうかな?
それではまた。