バトルスピリッツ │ デッキ紹介 │ キョウ【紫アビス】
こんにちは、キョウ(@kyo82bs)です。
7月2日に公式から《アルケーガンダム》、《インペリアルドラモンパラディンモード》、《魔導氷姫アガーフィア》、《黄泉ノ皇蛇ライウンオロチ》の制限が発表されました。
今回の改訂で「アルパラ」「氷姫」「イザイザ」が弱体化するとともに、それらのデッキに潰されていたtier2のデッキが復権してくると思うので今後の大会結果が楽しみです。
今回の改訂でノータッチだった「ダブルオー」は今後、環境の中心になっていきそうですね。
さて、制限改訂の話はこれくらいにしてデッキ紹介をしていこうと思います。
今回紹介するデッキは紫を軸にした《海賊龍皇ジークフリード・アビス》を使った「紫アビス」です。
デッキリストだけはTwitterの方でも公開していましたが、使い方や採用理由などしっかり考えて作り込んでいるので、そのあたりを読んでいってもらえると嬉しいです。
※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます
通販サイト(https://www.cardrush-bs.jp/)
■デッキリスト
■採用カード解説
《海賊龍皇ジークフリード・アビス》
このデッキのキースピリットです。
防御札に《絶甲氷盾》や《選ばれし探索者アレックス》を採用しているデッキが多く、5点のワンショットキルが通りやすくなっているところが環境にマッチしています。
代用が効かないのでこのカードを引ける速度でキルターンが決まります。
《旅団の摩天楼》《No.32アイランドルート》《ディオニュソスの酒蔵神殿》《紫の世界》《カクメイミラージュ》《吊られた古城》
これらの配置時ドローネクサスを使い《海賊龍皇ジークフリード・アビス》のシンボルを増やしていきます。
《旅団の摩天楼》と《No.32アイランドルート》は2軽減がついているので、他のカードから優先して配置していきましょう。
《トパーズの流星》
ネクサスに黄軽減を2つ追加するので、先程紹介した配置時ドローネクサスを0コストで配置できるようになります。
これを置けるとデッキの展開力が格段に上がるので、できれば1ターン目に配置したいカードです。
《超星使徒スピッツァー・ドラゴン》
出来るだけ早く決めにいきたいデッキなので、バーストによる妨害をさせないために採用しました。
6コストのスピリットなので《海賊龍皇ジークフリード・アビス》の煌臨元になるところも便利です。
アタック時効果で回復するお陰で《海賊龍皇ジークフリード・アビス》に煌臨した時には2回アタックができ、不意にアタックステップ中に出てきたスピリットがいても対応してくれます。
《選ばれし探索者アレックス》
このデッキでは《海賊龍皇ジークフリード・アビス》の煌臨元になるためリバイバル前を採用しています。
バーストにセットしないで手札から召喚することも多いので、相手のデッキタイプと動きを見ながらセットするか考えましょう。
《十式戦鬼・断蔵》
ライフが1つ減りますがこのデッキの速度ならコアブーストとして考えることができるので、序盤から引いていたら積極的に効果を使いましょう。
このデッキでは《トパーズの流星》が黄色軽減を与えてくれるので、効果で追加する黄シンボルも活かすことができます。
《選ばれし探索者アレックス》を能動的にバーストで召喚できるところも強力です。
《深淵の巨剣アビス・アポカリプスX》
基本的には《庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック》とセットで使うことが多いです。
全てのスピリットを最高レベルにしてくれるお陰で早いターンから《海賊龍皇ジークフリード・アビス》で決めにいくことが可能になります。
このカードをブレイヴしておけば、煌臨元を消そうとしてきたときにも分離して煌臨することで《海賊龍皇ジークフリード・アビス》の煌臨元をすぐさま用意することができます。
《ビクティム》
手札でコストを払えるようになるので《海賊龍皇ジークフリード・アビス》の煌臨元を素早く用意することができます。
配置時ドローネクサスを置いてるのでコストに使うための手札と4軽減はすぐに用意でき、このデッキとかなり相性のいいカードになっています。
■デッキの動かし方
理想は《トパーズの流星》を1ターン目に配置して次のターンの配置時にドローネクサスを大量展開し、《ビクティム》で《庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック》を召喚して効果で《深淵の巨剣アビス・アポカリプスX》をブレイヴ、《海賊龍皇ジークフリード・アビス》に煌臨して5点のワンショットで勝ちます。
《 十式戦鬼・断蔵》と《選ばれし探索者アレックス》が絡むと1ターン目から《トパーズの流星》による大量展開ができるので後攻1キルも狙えます。
今回想定した対面が「アルパラ」「氷姫」「ダブルオー」で、これらのデッキで《海賊龍皇ジークフリード・アビス》のワンショットキルを止められるカードを考えると、以下のカードが候補として挙がってきます。
・「アルパラ」の《海賊龍皇ジークフリード・アビス》でスピリットを破壊した際に出てくる《アルケーガンダム》
・「氷姫」の《氷の家令ライサ》の転醒時効果と《白晶防壁》
・「ダブルオー」の《ガンダムキュリオス》などの武力介入
《白晶防壁》に関してはカウントを増やす前に決めにいくしかないのですが、他のカードは対策が可能だと考えたのでそれを教えていこうと思います。
まずは破壊時に出てくる《アルケーガンダム》や「ダブルオー」の武力介入などでスピリットがアタックステップ中に出てきてブロックされるパターンから対策法を説明します。
対策①:《超星使徒スピッツァー・ドラゴン》のアタック時効果で回復してから《海賊龍皇ジークフリード・アビス》に煌臨して2回アタックする。
対策②:ブロックされたスピリットが破壊された時に《紫の世界》を転醒することで煌臨に使ったソウルコアがフィールドに返ってくるので、そのまま転醒して出てきた《紫の悪魔神》に《海賊龍皇ジークフリード・アビス》を煌臨して再度ワンショットキルを狙う。
続いて《海賊龍皇ジークフリード・アビス》の煌臨時効果で破壊してしまった《氷の家令ライサ》が《アイスパレス》に転醒した時のバウンス効果の対策です。
対策①:先程の説明と同じく《紫の世界》を転醒して再度《海賊龍皇ジークフリード・アビス》に煌臨するパターンが使えます。
対策②:《超星使徒スピッツァー・ドラゴン》か《庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック》に《深淵の巨剣アビス・アポカリプスX》をブレイヴして、アタック時効果で《氷の家令ライサ》を破壊/消滅して《海賊龍皇ジークフリード・アビス》に煌臨する前に《アイスパレス》のバウンスを使わせます。
アタック中のスピリットが相手によってフィールドから離れることで《深淵の巨剣アビス・アポカリプスX》が転醒して7コストのスピリットになるので、それに《海賊龍皇ジークフリード・アビス》を煌臨すればワンショットキルを狙うことができます。
このようにやること自体は《海賊龍皇ジークフリード・アビス》に煌臨してワンショットキルをするという1つの攻め手しかないデッキですが、カードの使い方によっていろんな方向からそれを通せるようになっています。
■おわりに
今回は環境でよく使われる防御札の穴を突いたフィニッシャー《海賊龍皇ジークフリード・アビス》を使ったデッキの紹介でした。
2、3ターンで勝つことも少なくない爽快感あるデッキです。
古いカードも入っているので少し構築難易度が高いかもしれないですが、《トパーズの流星》が配置できた時のこのデッキの動きはかなり面白いのでぜひ組んでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です
↓クリックで通販サイトへ↓