遊戯王 │ デッキ紹介 │ しの【鉄獣戦線】

Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。

今回は現環境で活躍できる【鉄獣戦線】のデッキ解説の記事となります!
まずは最新の【鉄獣戦線】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!

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デッキレシピ

鉄獣戦線】
デッキリスト
-モンスター 28-
2× 《鉄獣戦線 フラクトール
2× 《鉄獣戦線 ナーベル
3× 《鉄獣戦線 キット
2× 《鉄獣戦線 ケラス
3× 《スプライト・ブルー
1× 《スプライト・ジェット
1× 《スプライト・レッド
1× 《スプライト・キャロット
3× 《素早いビーバー
1× 《素早いアンコウ
3× 《クシャトリラ・フェンリル
3× 《増殖するG
3× 《灰流うらら
-魔法 8-
2× 《炎舞-「天璣」
1× 《スプライト・スターター
1× 《スプライト・スマッシャーズ
1× 《おろかな埋葬
2× 《墓穴の指名者
1× 《抹殺の指名者
-罠 4-
3× 《無限泡影
1× 《鉄獣の抗戦
-エクストラ 15-
1× 《ギガンティック・スプライト
1× 《No.29 マネキンキャット
1× 《スケアクロー・ライトハート
1× 《転生炎獣アルミラージ
1× 《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム
1× 《鉄獣戦線 徒花のフェリジット
1× 《スプライト・エルフ
1× 《スプライト・スプリンド
1× 《I:Pマスカレーナ
1× 《空牙団の懐剣 ドナ
1× 《戦華盟将-双龍
1× 《鉄獣戦線 銀弾のルガル
1× 《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ
1× 《召命の神弓-アポロウーサ
1× 《アクセスコード・トーカー

■今回の【鉄獣戦線】の構築ポイント

今回の【鉄獣戦線】の構築ポイントは2点あります。

1つ目:サブギミックとして【スプライト】【素早い】を採用した事
2つ目:環境で流行している【ティアラメンツ】【クシャトリラ】対策のメタカードを強く使われないよう目指した事

1つ目:サブギミックとして【スプライト】【素早い】を採用した事

【鉄獣戦線】と相性の良い【スプライト】ギミックを採用し、これら2つのギミックを繋ぎ合わせる【素早い】ギミックを採用しました。【スプライト】ギミックから【鉄獣戦線】にも【素早い】ギミックにもアクセスする事ができ、《素早いビーバー》は獣族な為、【鉄獣戦線】の共通効果のコストになってくれます。これらを採用する事で、展開の最大値の向上と、先攻展開での妨害をより強化する事ができます。

特に魅力的な点としては、最終的な魔法・罠ゾーンでの妨害で《鉄獣の抗戦》だけでなく、《スプライト・スマッシャーズ》も構えられる事です。今までの【鉄獣戦線】ではモンスターゾーンによる妨害を多く作る事はできていましたが、魔法・罠ゾーンによる妨害は《鉄獣の抗戦》のみでした。追加で《スプライト・スマッシャーズ》を構える事によって、《禁じられた一滴》や《冥王結界波》のようなモンスターゾーンによる妨害を無力化してくるメタカードにも強くなっています。

2つ目:環境で流行している【ティアラメンツ】【クシャトリラ】対策のメタカードを強く使われないよう目指した事

環境で流行しているメタカードを強く使われないという【鉄獣戦線】の環境的利点を最大限活かした構築にした事です。《闇の護封剣》や《皆既日蝕の書》のような裏側表示にしてくるカードは、リンク召喚が主体のデッキな為、かなり耐性があります。

最終盤面にもできるだけリンクモンスターによる妨害を残す事で、これらを強く使われないようにしています。さらに、墓地で光・闇属性のモンスターを使用しない事で【ビーステッド】も発動されないようにしていますし、最終盤面に《スプライト・キャロット》の妨害を残す事で《拮抗勝負》もケアする事ができます。
他にも、《スプライト・エルフ》のリンク先を意識する事で《精神操作》も強く使われない事ができます。これらのように、現在の環境で流行しているメタカードには強い展開が望めます。

■展開例1

こちらは1例ですが初手に《素早いビーバー》と《スプライト・ブルー》を持っている時の展開方法をご紹介します。

素早いビーバー》召喚、効果→《素早いビーバー》特殊召喚
スプライト・ブルー》特殊召喚、効果→《スプライト・ジェット》をサーチします
スプライト・ジェット》特殊召喚、効果→《スプライト・スマッシャーズ》をサーチします
素早いビーバー》+《素早いビーバー》→《スプライト・エルフ》特殊召喚
スプライト・ブルー》+《スプライト・ジェット》→《スプライト・スプリンド》特殊召喚、効果→《鉄獣戦線 キット》を墓地に送ります
鉄獣戦線 キット》効果→《鉄獣戦線 ナーベル》を墓地に送ります
鉄獣戦線 ナーベル》効果→《鉄獣戦線 ケラス》をサーチします
スプライト・エルフ》効果→《鉄獣戦線 キット》特殊召喚
鉄獣戦線 キット》効果→《素早いビーバー》+《素早いビーバー》を除外して《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》特殊召喚
鉄獣戦線 徒花のフェリジット》効果→《鉄獣戦線 ケラス》特殊召喚
鉄獣戦線 キット》+《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》→《鉄獣戦線 塊撃のベアブルムム》特殊召喚
鉄獣戦線 ケラス》効果→《鉄獣戦線 キット》+《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》を除外して《戦華盟将-双龍》特殊召喚
鉄獣戦線 ケラス》+《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》→《ギガンティック・スプライト》特殊召喚
ギガンティック・スプライト》効果→《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》を素材から外して《スプライト・キャロット》特殊召喚
鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》効果→《鉄獣の抗戦》をサーチします

これで最終盤面が《スプライト・エルフ》+《スプライト・スプリンド》+《戦華盟将-双龍》+《ギガンティック・スプライト》+《スプライト・キャロット》+《スプライト・スマッシャーズ》+《鉄獣の抗戦》となります。

この盤面を作る事で相手ターン中に《スプライト・スプリンド》と《戦華盟将-双龍》の効果でバウンス、《スプライト・キャロット》で魔法・罠無効、《スプライト・スマッシャーズ》と《鉄獣の抗戦》から《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》による対象を取らない除外の計5妨害と、相手ターン中の《スプライト・ジェット》《鉄獣戦線 ナーベル》による後続の回収が行えます。
モンスターゾーンによる妨害と、魔法・罠ゾーンによる妨害がバランス良く分かれている為、かなり捲られにくく、強力な先攻展開となっています。

■展開例2

こちらは1例ですが初手に《鉄獣戦線 ケラス》と《スプライト・ブルー》を持っている時の展開方法をご紹介します。

鉄獣戦線 ケラス》召喚
スプライト・ブルー》特殊召喚、効果→《スプライト・ジェット》をサーチします
スプライト・ジェット》特殊召喚、効果→《スプライト・スマッシャーズ》をサーチします
スプライト・ブルー》+《スプライト・ジェット》→《スプライト・スプリンド》特殊召喚、効果→《素早いアンコウ》を墓地に送ります
素早いアンコウ》効果→《素早いビーバー》を2体特殊召喚
素早いビーバー》+《スプライト・スプリンド》→《ギガンティック・スプライト》特殊召喚
ギガンティック・スプライト》効果→《鉄獣戦線 キット》特殊召喚
ギガンティック・スプライト》+《鉄獣戦線 キット》→《スプライト・エルフ》特殊召喚
鉄獣戦線 キット》効果→《鉄獣戦線 ナーベル》を墓地に送ります
鉄獣戦線 ナーベル》効果→《鉄獣戦線 キット》をサーチします
鉄獣戦線 ケラス》効果→《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》特殊召喚
鉄獣戦線 ケラス》+《素早いビーバー》→《I:Pマスカレーナ》特殊召喚
スプライト・エルフ》効果→《鉄獣戦線 キット》特殊召喚
鉄獣戦線 キット》効果→《戦華盟将-双龍》特殊召喚
鉄獣戦線 キット》+《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》→《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》特殊召喚
鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》効果→《鉄獣の抗戦》をサーチします

これで最終盤面が《スプライト・エルフ》+《I:Pマスカレーナ》+《戦華盟将-双龍》+《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》+《スプライト・スマッシャーズ》+《鉄獣の抗戦》となります。

このように展開する事で、【スプライト】ギミックから【鉄獣戦線】ギミックと【素早い】ギミックを絡めつつ、強力な展開を行う事が狙えます!

■最後に

定期的に新規や強化を貰い続けているテーマです。今後も環境に合わせた構築に変化させる事で大会環境でも楽しく戦って行けます。
ぜひ皆さんも【鉄獣戦線】構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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