遊戯王 │ デッキ紹介 │ しの【ビーステッドドラゴンリンク】

Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。

今回は7月16日に発売された『DARKWING BLAST』によって登場した【深淵の獣】を採用した、【ビーステッドドラゴンリンク】のデッキ解説の記事となります!
まずは【ビーステッドドラゴンリンク】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!

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デッキレシピ

ビーステッドドラゴンリンク
デッキリスト
-モンスター 28-
3× 《深淵の獣ルベリオン
3× 《深淵の獣マグナムート
1× 《深淵の獣サロニール
2× 《深淵の獣ドルイドヴルム
2× 《ヴァレット・トレーサー
1× 《ヴァレット・リチャージャー
1× 《ヴァレット・シンクロン
1× 《マグナヴァレット・ドラゴン
1× 《アブソルーター・ドラゴン
1× 《亡龍の戦慄-デストルドー
2× 《輝白竜 ワイバースター
1× 《暗黒竜 コラプサーペント
3× 《輝光竜セイファート
3× 《増殖するG
3× 《灰流うらら
-魔法 12-
3× 《クイック・リボルブ
3× 《混沌領域
1× 《復烙印
1× 《リボルブート・セクター
1× 《竜の渓谷
2× 《墓穴の指名者
1× 《抹殺の指名者
-罠 1-
1× 《烙印の獣
-エクストラ 15-
1× 《守護竜ピスティ
2× 《ストライカー・ドラゴン
1× 《天球の聖刻印
1× 《I:Pマスカレーナ
1× 《ソーンヴァレル・ドラゴン
1× 《ドラグニティナイト-ロムルス
1× 《デリンジャラス・ドラゴン
1× 《トロイメア・ユニコーン
1× 《アクセスコード・トーカー
1× 《ヴァレルエンド・ドラゴン
1× 《混沌魔龍 カオス・ルーラー
1× 《ヴァレルロード・S・ドラゴン
1× 《琰魔竜 レッド・デーモン・アビス
1× 《フルール・ド・バロネス

■今回の【ビーステッドドラゴンリンク】の構築ポイント

今回の【ビーステッドドラゴンリンク】の構築ポイントは2点あります。

1つ目:【ドラゴンリンク】デッキに【深淵の獣】ギミックを採用した事
2つ目:《輝白竜 ワイバースター》《暗黒竜 コラプサーペント》を採用し続けた事

1つ目:【ドラゴンリンク】デッキに【深淵の獣】ギミックを採用した事

【ドラゴンリンク】は【深淵の獣】ギミックを採用する事でいくつかのメリットを得られます。
まず、今までの【ドラゴンリンク】の弱点とは、リソースと妨害を全てフィールドのモンスターに頼り切りであった事です。【深淵の獣】は手札に後続を構える事が出来ますし、《輝光竜セイファート》《復烙印》によるリソースの回復も狙えます。これらの理由で、リソース面でのメリットがあります。そして、妨害の面では、《深淵の獣マグナムート》で手札に妨害を構えられる事と、《烙印の獣》での妨害が存在します。

これらにより、今まで《冥王結界波》や《禁じられた一滴》、《月女神の鏃》等による被害が絶大だった部分を解決する事が出来るようになりました。
最後に、《深淵の獣ドルイドヴルム》《烙印の獣》での対応力が高まります。今まで突破が難しかった《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を突破出来るようになっていたり、相手の妨害を踏み越える能力が高まっています。これらのように様々なメリットを得られる【深淵の獣】ギミックは、【ドラゴンリンク】デッキに採用する価値が高いです。

2つ目:《輝白竜 ワイバースター》《暗黒竜 コラプサーペント》を採用し続けた事

【深淵の獣】ギミックに頼り切らない構築にした事です。《輝光竜セイファート》を手札コストを必要としない1枚初動として運用出来るメリットと、《混沌領域》でのサーチ先としての選択肢で優秀な為、以前と変わらず採用しています。
また、【深淵の獣】+《混沌領域》や《輝光竜セイファート》を持っている場合、《輝白竜 ワイバースター》《暗黒竜 コラプサーペント》をデッキに採用しているだけで手数を多くする事ができ、デッキ全体のパワーを高める事に繋がります。

■展開例

こちらは1例ですが初手に《輝光竜セイファート》と《深淵の獣サロニール》を持っている時の展開方法をご紹介します。

1.《輝光竜セイファート》召喚、効果→《深淵の獣サロニール》を墓地に送り、《深淵の獣マグナムート》をサーチします
2.《深淵の獣サロニール》効果→《深淵の獣ルベリオン》を墓地に送ります
3.《深淵の獣マグナムート》効果→《深淵の獣サロニール》を除外して特殊召喚
4.《深淵の獣マグナムート》効果→エンドフェイズにサーチ
5.《深淵の獣マグナムート》をリリースして《深淵の獣ルベリオン》特殊召喚
6.《深淵の獣ルベリオン》効果→《烙印の獣》発動
7.《輝光竜セイファート》→《ストライカー・ドラゴン》特殊召喚、効果→《リボルブート・セクター》をサーチします
8.《ストライカー・ドラゴン》+《深淵の獣ルベリオン》→《ドラグニティナイト-ロムルス》特殊召喚、効果→《竜の渓谷》をサーチします
9.《輝光竜セイファート》効果→《深淵の獣ルベリオン》を回収します
10.《竜の渓谷》発動、効果→《深淵の獣ルベリオン》を捨て、《アブソルーター・ドラゴン》を墓地に送ります
11.《アブソルーター・ドラゴン》効果→《ヴァレット・トレーサー》をサーチします
12.《リボルブート・セクター》発動、効果→《ヴァレット・トレーサー》特殊召喚
13.《ヴァレット・トレーサー》効果→《リボルブート・セクター》を破壊して《ヴァレット・リチャージャー》特殊召喚
14.《ヴァレット・トレーサー》→《守護竜ピスティ》特殊召喚
15.《ヴァレット・リチャージャー》→《ストライカー・ドラゴン》特殊召喚
16.《守護竜ピスティ》効果→《ヴァレット・トレーサー》特殊召喚
17.《守護竜ピスティ》+《ヴァレット・トレーサー》→《デリンジャラス・ドラゴン》特殊召喚
18.《ストライカー・ドラゴン》効果→《デリンジャラス・ドラゴン》を破壊して《ヴァレット・リチャージャー》回収
19《ヴァレット・リチャージャー》効果→《ヴァレット・トレーサー》特殊召喚
20.《デリンジャラス・ドラゴン》効果→《デリンジャラス・ドラゴン》特殊召喚
21.《ドラグニティナイト-ロムルス》+《デリンジャラス・ドラゴン》+《ストライカー・ドラゴン》→《ヴァレルエンド・ドラゴン》特殊召喚
22.《ヴァレルエンド・ドラゴン》効果→《ヴァレット・トレーサー》を対象に、《ヴァレット・リチャージャー》特殊召喚
23.《ヴァレット・トレーサー》+《ヴァレット・リチャージャー》→《ヴァレルロード・S・ドラゴン》特殊召喚、効果→《ドラグニティナイト-ロムルス》装備
24.エンドフェイズに《深淵の獣マグナムート》効果→《深淵の獣ドルイドヴルム》をサーチします

これで最終盤面が《ヴァレルエンド・ドラゴン》+《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+《烙印の獣》+ 手札に《深淵の獣ドルイドヴルム》となります
この盤面を作る事で相手ターン中に《ヴァレルエンド・ドラゴン》効果で妨害と《ヴァレット・トレーサー》の特殊召喚、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》での妨害、《深淵の獣ドルイドヴルム》の特殊召喚から《烙印の獣》での妨害、リリースされた《深淵の獣ドルイドヴルム》での妨害が可能です。

手札に不要カードがある場合、《深淵の獣ルベリオン》を捨てずに《深淵の獣マグナムート》をサーチする事で、追加で妨害を構えつつリソースも確保する事が出来ます。さらに追加で攻め手を持っている場合、《天球の聖刻印》や《フルール・ド・バロネス》等を追加する事も可能です。

■最後に

後攻ワンターンキルも簡単に出来る程の展開力を持ったテーマです。今後も環境に合わせた構築に変化させる事で大会環境でも楽しく戦って行けます。
ぜひ皆さんも【深淵の獣】構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 

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