遊戯王 │ 新弾レビュー │ しの【ANIMATION CHRONICLE 2021】
Card Rush Prosとして活動しているしの（@Shino_NextPlay）です。
今回は6月12日に発売した《ANIMATION CHRONICLE 2021》の収録カードの中から僕の選ぶオススメカード3選をご紹介していきたいと思います！
新弾の中でも特に汎用的な効果を持つカードをピックアップし、それらカードの可能性や使い方について語っていきます！
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■《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》《ステルス・クラーゲン・エフィラ》
水属性・レベル4のモンスター2体で召喚出来るエクシーズモンスター達で、《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》と《ステルス・クラーゲン・エフィラ》のどちらもお互いのメインフェイズ中に相手フィールドの水属性モンスター１体を選んで破壊する効果を持っていて、《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》はさらにフィールドのモンスター全てを水属性にする効果も合わせて持っています。
《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》さえ召喚してしまえば、《ステルス・クラーゲン・エフィラ》の召喚には素材が水属性である必要は無くなりますし、《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》が破壊された時の効果でエクストラデッキから《ステルス・クラーゲン・エフィラ》を特殊召喚する事も可能です。
この《ステルス・クラーゲン・エフィラ》が破壊された場合には、墓地から《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》を特殊召喚する効果があり、破壊という手段では突破されにくそうです。
相手が【シャドール】のように属性を重要視するデッキタイプであれば、《Ｎｏ.４ 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》がかなり高い制圧力を持つ可能性があり、今後の環境次第では使用される事も十分にあるカードだと言えます。
■《エコール・ド・ゾーン》
フィールド魔法で、ターンプレイヤーがモンスター１体のみの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、そのモンスターを破壊し、そのコントローラーのフィールドにトークンを１体を特殊召喚する効果を持っています。
現環境で特に影響を受けそうなのが【十二獣】と【プランキッズ】ですね。【十二獣】デッキ相手にはこのカードだけでかなり動きを止める事が出来ますし、【プランキッズ】相手も融合からスタート出来なければ詰んでしまう可能性があります。
逆に、【シャドール】や【破械】のようなテーマで使用すれば、自分の動きを強くしたり、初動を安定させたりする事も出来ます。
《テラ・フォーミング》や《メタバース》でのサーチや発動ができ、《盆回し》の相方となるカードに困っていたデッキでの救世主にもなってくれそうです。また、《盆回し》を採用する事が出来れば、現環境での流行カード《魔鍾洞》を処理する手段となる為、今後の環境での使われ方に期待が持てますね。
■《ピリ・レイスの地図》
最後に紹介するのはこのカード。
通常魔法カードで、ライフポイントが半分になる代わりにデッキから攻撃力0のモンスターをサーチする事が出来るという超絶汎用的な効果を持ち合わせています。
現環境で最も猛威を振るっている【十二獣鉄獣戦線】では《十二獣モルモラット》や《鉄獣戦線 ナーベル》をサーチする事が可能で、もしこれらのカードをサーチする必要が無かったとしても《灰流うらら》や《エフェクト・ヴェーラー》等の手札誘発をサーチする事も出来ます。
これだけでもこのカードの強さが分かると思いますが、勿論【十二獣鉄獣戦線】に限った話ではありません。最近流行している【LL】では、《LL-コバルト・スパロー》をサーチし通常召喚から《LL-ベリル・カナリー》で特殊召喚する展開パターンを行えたり、《ジェスター・コンフィ》をサーチする事で効果を発動出来ない制約を無視した使い方が可能です。
ライフポイントが半分になるのはコストでは無く効果なので、相手の《灰流うらら》によって無効にされライフポイントを失うリスクもありません。今回の《ANIMATION CHRONICLE 2021》の収録カードの中で、今のところ1番注目しています。
■最後に
以上が僕の選定した《ANIMATION CHRONICLE 2021》オススメカード3選となります！
今すぐに使える実用的なカードや汎用的なカードがいつもより多いので、出来る限りはやめに揃えておいた方が良いかもしれませんね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう！
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