遊戯王 │ デッキ紹介 │ しの【デスピアシャドール】
Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。
今回は4月17日に発売された《DAWN OF MAJESTY》で登場した【デスピア】を採用した【デスピアシャドール】のデッキ解説の記事となります!
まずは【デスピアシャドール】のデッキレシピを公開し、その後に構築のポイントについて解説していきます!
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◾️【デスピアシャドール】デッキレシピ
デスピアシャドール | |
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デッキリスト | |
3× 《デスピアの導化アルベル》 3× 《悲劇のデスピアン》 3× 《デスピアの大導劇神》 2× 《シャドール・ヘッジホッグ》 2× 《シャドール・リザード》 1× 《シャドール・ドラゴン》 1× 《シャドール・ビースト》 2× 《影霊の翼 ウェンディ》 1× 《影依の巫女 エリアル》 1× 《星なる影 ゲニウス》 1× 《教導の騎士フルルドリス》 3× 《宣告者の神巫》 -モンスター 23- 1× 《烙印劇城デスピア》 3× 《烙印開幕》 3× 《影依融合》 3× 《神の写し身との接触》 1× 《天底の使徒》 1× 《おろかな埋葬》 3× 《闇の誘惑》 1× 《超融合》 -魔法 16- 1× 《影依の偽典》 -罠 1- |
1× 《デスピアン・クエリティス》 1× 《デスピアン・プロスケニオン》 2× 《エルシャドール・ネフィリム》 2× 《エルシャドール・ミドラーシュ》 2× 《エルシャドール・アプカローネ》 1× 《エルシャドール・シェキナーガ》 1× 《旧神ヌトス》 1× 《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》 1× 《No.97 龍影神ドラッグラビオン》 1× 《No.100 ヌメロン・ドラゴン》 1× 《グラビティ・コントローラー》 1× 《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》 -エクストラ 15- , , メインデッキ:40枚 EXデッキ :15枚 |
■今回の【デスピアシャドール】の構築ポイント
今回の【デスピアシャドール】の構築ポイントは4点あります。
1. 【デスピア】と相性の良い【シャドール】を組み合わせた事
2.光属性が足らない欠点を補う構築にした事
3.事故が起きやすい【シャドール】の欠点を改善した事
4.《烙印劇城デスピア》を1枚しか採用しなかった事
順に説明していきましょう。
1つ目は【デスピア】がまだ登場して間もないテーマである為、【デスピア】単体で組むにはカードの種類が足らない事と、【シャドール】の初動として【デスピア】が優秀である事が関わっています。
お互い融合を主軸とするテーマであり、墓地効果を発動させやすい点や闇属性サポートを受けられるといった点でとても噛み合っています。
どちらもお互いが素材・融合魔法として役に立つ事や、《闇の誘惑》に対応している点で共通することがこれらを組み合わせる大きなメリットとなります。
《闇の誘惑》で《悲劇のデスピアン》を除外した場合に得られるアドバンテージは【サンダードラゴン】を彷彿とさせますね。
2つ目は《宣告者の神巫》や【ドラグマ】ギミックを採用する事で、光属性の供給を無理なく行える構築にした事です。
【デスピア】も【シャドール】も光属性が足らず、このデッキ最大の強みである《エルシャドール・ネフィリム》の召喚が難しくなってしまっています。
それを解決すべく、今回は《宣告者の神巫》と《教導の騎士フルルドリス》+《天底の使徒》を採用しました。
《宣告者の神巫》は、デッキから《悲劇のデスピアン》を落とす事で、【デスピア】モンスターをサーチする事が出来ますし、《天底の使徒》はエクストラデッキから《エルシャドール・アプカローネ》を落とす事で単体初動となるカードです。
また、お互いに《旧神ヌトス》を落とす事も出来ますので後攻時の捲りにも使用する事ができ、無駄が無いです。
3つ目は事故が起きやすい【シャドール】の欠点を解決するべく、手札誘発を採用せず初動となるカードを多く採用した事です。
勿論、後攻を諦めた訳ではありません。代わりにデッキパワーが高くなるように構築し、後攻からでも多彩な攻め手で勝てるようになっています。そうする事で、問題無く安定性を向上させています。
4つ目は被りの弱い《烙印劇城デスピア》を1枚しか採用しなかった事についてです。
このカードはサーチする事が可能で、1度アクセス出来ていれば《悲劇のデスピアン》の墓地効果で墓地から再びセット出来ます。
融合デッキでの特徴的な事故、かつ弱い手札として融合魔法が多く、モンスターが少ない状況というのは多々あります。このデッキでは、モンスターの効果で《烙印劇城デスピア》をサーチ出来ますので、出来る限り融合魔法は少なめ、モンスターは多めの構築にした方が安定性だけでなくデッキパワーの向上にも繋がります。
■展開例
展開例1
こちらは一例ですが、初手に《デスピアの導化アルベル》と《シャドール・リザード》と光属性を持っている時の展開方法をご紹介します。
《デスピアの導化アルベル》召喚、効果→《烙印劇城デスピア》サーチ
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《烙印劇城デスピア》効果→《シャドール・リザード》+光属性→《エルシャドール・ネフィリム》召喚
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《エルシャドール・ネフィリム》効果→《影依の偽典》、《シャドール・リザード》効果→《影霊の翼 ウェンディ》を墓地に送って効果→《シャドール・ビースト》を裏側で召喚
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《デスピアの導化アルベル》+《エルシャドール・ネフィリム》→《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》召喚
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《エルシャドール・ネフィリム》効果→《影依の偽典》回収
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《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》効果→《影依融合》→《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》+《シャドール・ビースト》→《エルシャドール・ミドラーシュ》召喚
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《シャドール・ビースト》効果→1枚ドロー
これで最終盤面は《エルシャドール・ミドラーシュ》+《影依の偽典》となります。
《影光の聖選士》や《円融魔術》、その他のカードを採用すればさらに強力な盤面には出来ますが、今回はデッキの安定性と後攻で腐らないカードのみの採用とした為このような展開にとどまっています。
しかしこれだけでも十分強力で、墓地には《エルシャドール・アプカローネ》を召喚しつつ返しのターンに《エルシャドール・ネフィリム》を出せるだけのカードが揃っており、尚且つ《烙印劇城デスピア》もあります。
簡単には捲られない展開ですし、リソースも十分。ドローまで出来ていますし、フィールドに残っていると攻撃の的となる《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の処理も完了しているので非常に強力な展開となっています!
最後の《エルシャドール・ミドラーシュ》はエクストラモンスターゾーンに召喚する事で、いつでも《グラビティ・コントローラー》にする事が出来ますので、ここに出す事をお勧めします。
展開例2
初手に《デスピアの導化アルベル》と《デスピアの大導劇神》を持っている時の後攻ワンターンキル展開の方法をご紹介します。
《デスピアの導化アルベル》召喚、効果→《烙印劇城デスピア》サーチ
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《烙印劇城デスピア》効果→《デスピアの導化アルベル》+《デスピアの大導劇神》→《デスピアン・クエリティス》召喚
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《デスピアの大導劇神》効果で召喚
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《デスピアン・クエリティス》効果→相手モンスターの攻撃力を0に
《デスピアン・クエリティス》+《デスピアの大導劇神》→《No.97 龍影神ドラッグラビオン》召喚
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《No.97 龍影神ドラッグラビオン》効果→《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を素材に《No.100 ヌメロン・ドラゴン》召喚
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《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の効果を発動
これで、《No.100 ヌメロン・ドラゴン》の攻撃力は9000となり、相手の攻撃力0のモンスターに攻撃する事でワンターンキルが行えます。
■最後に
色々な“型”を作る事の出来るテーマです。今後も環境に合わせた構築や様々なテーマと組み合わせる事で大会環境でも楽しく戦って行けます。
ぜひ皆さんも【デスピア】構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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