遊戯王 │ カードレビュー │ しの【SELECTION10】
Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。
今回は12月5日に発売した《SELECTION10》に収録されるカードの中から今後の可能性があるカードや僕が気になったカードを3枚ピックアップしてご紹介していきます!!
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■《ホーリーナイツ・レイエル》
今回新規テーマとして登場した【ホーリーナイツ】ですが、このカードはその【ホーリーナイツ】の中核を担うカードであり、今後【ホーリーナイツ】が強化された場合、デッキに採用することが必須のカードとなります。
また、このカードの効果によってサーチする事ができる《聖なる篝火》のサーチ範囲は“「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター”なので、狭い範囲ではありますが、汎用的に使える要素も含んでいます。
よって、今後レベル7・光属性・ドラゴン族の強力なモンスターが登場した際はこのカードと《聖なる篝火》を出張させたデッキを作ることができる点も視野に入れておく必要があると考えられます。
勿論②の効果含め【ホーリーナイツ】で組んだ方が圧倒的に使いやすいことは間違いありませんが、出張カードとしての“知識を蓄えておくこと”が大切であると考えます!
■《竜血公ヴァンパイア》
最後の最後に発表されたカードですが、肝心の【ヴァンパイア】をしっかり強化してくれるカードというよりは、まさかの汎用カード枠でした。
そして、個人的にこのカードに魅力を感じたのは【エルドリッチ】で使用できる点です。
【エルドリッチ】はテーマの性質上、他アンデット族モンスターとの親和性が高いのですが、如何せんアンデッド族モンスターで単体性能が優秀なカードが少ないことが悩みでした。
今までは採用されるカードの代表格として《死霊王 ドーハスーラ》を【エルドリッチ】に入れている方をチラホラ見かけていましたが、《死霊王 ドーハスーラ》を採用する場合、妨害として機能させるためには合わせて《アンデットワールド》を活用しなくてはならないことや、相手が運良くアンデット族モンスターの効果を使ってくれる必要があることなどがネックとなります。
それに比べてこの《竜血公ヴァンパイア》であれば、シチュエーションこそ選ぶものの《死霊王 ドーハスーラ》と比べて余計なカードをデッキに採用せずとも妨害として機能し、自己蘇生も行えるので、総じて自己完結している点を非常に高く評価できます。
また《ヴァンパイア・サッカー》は特にこのカードと相性が良く、現在の【エルドリッチ】のエクストラデッキにも採用されているケースが多い為、非常にかみ合っています!
更にこのカードがアドバンス召喚に成功した時の効果によって相手モンスターを蘇生できれば、そのまま《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》に繋げる事も可能です!
■《アラドヴァルの影霊衣》
大人気テーマ【影霊衣】の新カードですね。
このカードの登場によって【影霊衣】の苦手とする“エクストラモンスターを使用しないテーマ”に対する妨害手段を手に入れた点は非常に魅力的です。
また無効範囲も広く、このカードを儀式召喚した後に展開する事で相手の手札誘発系のカードをケアしながら展開することも可能です。
儀式テーマにはサポートモンスターとして超優秀な《宣告者の神巫》が存在する為、《アラドヴァルの影霊衣》を横に添えながら《宣告者の神巫》+モンスターによって《水晶機巧-ハリファイバー》展開を行うのも面白いでしょう!
■おわりに
以上が僕の選定した《SELECTION10》オススメカード3選となります!
なかなか使い方が特殊なカードが多いパックではありますが、他に注目すべき点として再録カードのラインナップの豪華さが挙げられます。
《天球の聖刻印》や《影霊衣の万華鏡》《ブリューナクの影霊衣》など、今までなかなか集めづらかったカード達が採録されたことによって、様々なデッキを組みやすくなったところも魅力的ですね!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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