遊戯王 │ デッキ紹介 │ でぃん【《赤き竜》で遊ぼう】

みなさんこんにちは!
DUELIST NEXUSが発売してから早1週間、環境は【斬機】【ピュアリィ】【神碑】や【超重武者】のようなFTK(先行1キル)を中心に回っているようです。

そんな中今回紹介するのは新規カード《赤き竜》を搭載した【電脳堺】。
展開が成立すれば《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》で相手の全ての行動を封殺!かつての《真竜皇V.F.D.》を超えた制圧力を誇る豪快なデッキです。

さっそくデッキレシピを紹介します。

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◯デッキレシピ

電脳堺
デッキリスト
モンスター  21枚
3 《電脳堺悟-老々
3 《電脳堺麟-麟々
3 《電脳堺媛-瑞々
3 《電脳堺豸-豸々
3 《電脳堺姫-娘々
3 《灰流うらら
3 《増殖するG
魔法 16枚
3 《電脳堺都-九竜
3 《電脳堺門-青龍
2 《緊急テレポート
2 《墓穴の指名者
1 《抹殺の指名者
1 《盗人の煙玉
1 《静寂のロッドーケースト
3 《三戦の才
罠 :3枚
2 《電脳堺門 朱雀
1 《電脳堺門 玄武
EXデッキ15枚
1 《シューティング・クェーサー・ドラゴン
1 《アルティマヤツィオルキン
1 《赤き竜
1 《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ
1 《超重天神マスラーO
1 《電脳堺狐-仙々
1 《パワーツール・ブレイバー・ドラゴン
1 《氷結界の龍 トリシューラ
1 《浮鵺城
1 《焔聖騎士帝シャルル
1《飢鰐竜アーケティス
1 《灼銀の機竜
1 《スターダスト・チャージ・ウォリアー
1 《瑚之龍
1《 電脳堺獣-鷲々

◯基本コンセプト

●《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》で全てを封殺

赤き竜》の登場により評価が一変したのがこの《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》。
自分フィールドのレベル12Sモンスターを対象にした《赤き竜》の効果でこのカードを相手ターンに着地させるのが最終的なゴールです。

単純計算で最低でも合計レベル24分のモンスターが4体必要という厳しい条件ですが、【電脳堺】はレベル3、6のモンスターを並べる事に長けている為これを比較的簡単に達成出来ます。
それに加えてピーピングハンデスや更なる妨害を添えたりと《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》の着地の御膳立てをする為の強みがいくつもあります。

この展開をサポートする主なシンクロモンスターを紹介します。

・《パワーツール・ブレイバー・ドラゴン

盗人の煙玉》と《静寂のロッドーケースト》装備し相手の手札をピーピングハンデスすることで、展開の邪魔になる手札誘発や《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》の成立の妨げになるカードを抜き取りましょう。引いてしまった装備カードは各種電脳堺門の効果で捨てると無駄がありません。
ハンデス後は《赤き竜》のシンクロ素材とするケースが多いですが、そのまま残しても妨害になるので優秀です。

・《アルティマヤツィオルキン

レベル6+6でも《《パワーツール・ブレイバー・ドラゴン》でハンデスをする為に採用しています。
実質レベル12シンクロモンスターですが、自身の効果で《赤き竜》では対象に取れない為注意。

・《焔聖騎士帝シャルル

盗人の煙玉》のハンデスで《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》の回答が2枚以上見えたならこのカードで更にハンデスします。

・《シューティング・クェーサー・ドラゴン

自分のターン中に《赤き竜》から出すカードです。
盗人の煙玉》のハンデスの結果、相手の手札に特に回答が無い場合はこのカードで相手のトップドローのカードに備えましょう。
効果は《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の方が強力ですが、あちらはフィールドから居なくなる都合上《赤き竜》の対象が不在になる可能性があった為こちらを採用しました。

・《氷結界の龍トリシューラ

赤き竜》の対象になるレベル12シンクロモンスターが用意出来なかった際に出す保険要員です。
パワーツール・ブレイバー・ドラゴン》のピーピングハンデスと効果無効による妨害+このカードだけでも妨害としては充分な性能を誇ります。

・《スターダスト・チャージ・ウォリアー》《瑚之龍

【電脳堺】ではおなじみのドロー効果持ちシンクロ。
そのままでは動けない時にデッキトップに賭けたり、《アルティマヤツィオルキン》のレベル6×2を用意する為に経由したりと普段より登場機会は多いです。

・《電脳堺狐-仙々》《 電脳堺獣-鷲々

EXデッキの【電脳堺】モンスター。
各種【電脳堺】モンスターの効果の起点を残しつつ墓地に《電脳堺悟-老々》の蘇生対象を用意したい場面で重宝します。
自分のターン中に《電脳堺狐-仙々》のレベルを 《電脳堺門 朱雀》で12にすることで《赤き竜》の対象を用意する小技もあります。

○展開例

【電脳堺】の展開パターンは手札の組み合わせや展開途中のドローで無数に分岐します。今回は比較的簡単な《電脳堺媛-瑞々》が絡んだ展開をいくつか紹介します。

①《電脳堺媛-瑞々》+ 《電脳堺門-青龍》 +手札2枚

▼最終展開
超重天神マスラーO》+《赤き竜》+ 《電脳堺門-青龍
※《盗人の煙玉》によるピーピングハンデス済 + 手札《電脳堺媛-瑞々》 or 《氷結界の龍トリシューラ》効果使用 or 1ドロー or 墓地《電脳堺狐-仙々

この組み合わせは分岐がいくつかありますが、いずれも3回目の特殊召喚時に《パワーツール・ブレイバー・ドラゴン》を出せるので《原始生命態ニビル》をケアできます。

②《電脳堺媛-瑞々》+ 《電脳堺都-九竜》 + 《電脳堺媛-瑞々》以外の特殊召喚可能な【電脳堺】モンスター+手札2枚

▼最終展開
シューティング・クェーサー・ドラゴン》+《赤き竜》+《電脳堺門-朱雀》+《電脳堺狐-仙々》+ 手札《電脳堺媛-瑞々
※《盗人の煙玉》によるピーピングハンデス済

自分のターン中に《電脳堺狐-仙々》のレベルを12にすることで《赤き竜》の効果を自分のターンに発動し《シューティング・クェーサー・ドラゴン》を出しつつ、もう1度《赤き竜》をシンクロ召喚しています。
普段のピーピングハンデスに加えて《シューティング・クェーサー・ドラゴン》がデッキトップのカードもケアする強力なパターンです。

このパターンも3回目の特殊召喚時に《パワーツール・ブレイバー・ドラゴン》を出すので《原始生命態ニビル》をケアしています。

◯デッキとしての評価

・強み

強みは先攻時の圧倒的な制圧力の高さ。ピーピングハンデス後の《啖魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》の効果に抗えるデッキはほぼ存在しません。
所謂展開系に位置付けられますが《ドロール&ロックバード》や《原始生命態ニビル》への耐性が高いのも良い点です。

・弱み

後攻時の脆さが弱みです。
デッキの構造上各種手札誘発や《スモールワールド》の枠の確保が難しい為小回りが効きにくく、他のデッキと比較すると《エクスピュアリィ・ノアール》や《斬機超階乗》で詰みやすくなっています。
実践ではどうしてもここがネックになっているので環境デッキと比較するとやや見劣りします。

◯おわりに

今回は新カードを採用した電脳堺のご紹介でした。
回していてかなり面白いデッキなので興味がある方は是非お試しください。

それではまた。

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