MTG │ デッキ紹介 │ 高橋優太【進化するレガシー環境の紹介】
『モダンホライゾン2』の新カードで、レガシーが最高に面白い!
ということで前回から引き続き、レガシーのデッキ紹介記事です。
前回の「バントコントロール」紹介記事はこちら↓
https:/
Magic Onlineでの大会、
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■バントミラクル
バントミラクル By KIHARA_WORKS | |
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デッキリスト | |
1:《虹色の眺望/Prismatic Vista》 4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》 3:《冠雪の島/Snow-Covered Island》 2:《冠雪の森/Snow-Covered Forest》 1:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》 2:《Tropical Island》 1:《Tundra》 1:《Savannah》 1:《カラカス/Karakas》 20 lands 4:《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》 |
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 1:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》 4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 4:《渦まく知識/Brainstorm》 4:《思案/Ponder》 3:《虹色の終焉/Prismatic Ending》 1:《森の知恵/Sylvan Library》 2:《否定の力/Force of Negation》 4:《意志の力/Force of Will》 3:《先触れ/Portent》 3:《終末/Terminus》 31 other spells 3:《基本に帰れ/Back to Basics》 |
どこか懐かしい、《終末》を軸にしたコントロールデッキ。「
『モダンホライゾン2』後のレガシーはURデルバーや《ウルザの物語》など、クリーチャーを横並べするデッキが増えて、
相手ターンに《終末》を奇跡するために、《先触れ》を採用するなど、特殊なデッキ構築が必要ですが、条件付きとはいえ1マナの全体除去は至高。《終末》はマジック史上最高の全体除去です!
『モダンホライゾン2』からの新カードは《虹色の終焉》《忍耐》。
先週の記事でも述べましたが、《虹色の終焉》で《霊気の薬瓶》《
《忍耐》はメインから自然と墓地対策しながら、
脱出した《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を《剣を鍬に》
《カラカス》は《不毛の大地》に弱いカードですが、《不毛の大地》のないデッキに対しては強く、
■青白ウルザ
青白ウルザ By ALEXWEST | |
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デッキリスト | |
2:《古えの居住地/Ancient Den》 4:《古えの墳墓/Ancient Tomb》 4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》 2:《島/Island》 1:《カラカス/Karakas》 3:《教議会の座席/Seat of the Synod》 4:《ウルザの物語/Urza’s Saga》 20 lands 3:《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》 |
4:《虚空の杯/Chalice of the Void》 2:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》 4:《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》 3:《オパールのモックス/Mox Opal》 1:《改良式鋳造所/Retrofitter Foundry》 18 other spells 2:《厚かましい借り手/Brazen Borrower》 |
『モダンホライゾン2』の中でも屈指の性能を持つ《ウルザの物語》。
レガシーは強力な0マナアーティファクトが多く、なおかつ《教議会の座席》も使えるので、構築物トークンが簡単に5/
3章の効果で《改良式鋳造所》
上記の0マナアーティファクトと相性が良いのが《最高工匠卿、ウルザ》。
この2枚は相性が良すぎて、
0マナアーティファクトの連打でコストが軽くなる《湖に潜む者、エムリー》。墓地から《ミシュラのガラクタ》や《歩行バリスタ》
《練達飛行機械職人、サイ》
レガシーは《意志の力》が多用される環境なので、《最高工匠卿、ウルザ》《練達飛行機械職人、サイ》を通すために《魂の洞窟》が採用されています
そして相手に軽量ドロー呪文を連打させないための《エスパーの歩哨》《エーテル宣誓会の法学者》。クリーチャータイプ「人間」が多めなので、基本的に《魂の洞窟》は「人間」を指定します。
■赤単ビルギストーム
赤単ビルギストーム By MATTN | |
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デッキリスト | |
4:《古えの墳墓/Ancient Tomb》 2:《裏切り者の都/City of Traitors》 1:《焦熱島嶼域/Fiery Islet》 6:《山/Mountain》 13 lands 4:《語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytelling》 |
4:《燃え立つ願い/Burning Wish》 2:《永劫のこだま/Echo of Eons》 1:《未来を点火/Ignite the Future》 4:《ジェスカの意志/Jeska’s Will》 3:《魂の再鍛/Reforge the Soul》 4:《炎の儀式/Rite of Flame》 3:《魔力変/Manamorphose》 2:《煮えたぎる歌/Seething Song》 3:《金属モックス/Chrome Mox》 4:《防御の光網/Defense Grid》 4:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》 4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》 1:《オパールのモックス/Mox Opal》 4:《ルビーの大メダル/Ruby Medallion》 43 other spells 1:《永劫のこだま/Echo of Eons》 |
初手に恵まれた時は1ターンキルも可能な、
デッキの目指す動きは、まずはマナ加速。《ルビーの大メダル》
《語りの神、ビルギ》
マナ加速した後は《ジェスカの意志》《未来を点火》
そうしてマナ加速→リソース補充を繰り返していき、最終的には《燃え立つ願い》からの《ぶどう弾》でフィニッシュ!
《燃え立つ願い》はフィニッシュ手段以外にも使い道が多く、《炎の中の過去》を探して墓地の呪文を再利用したり、
《燃え立つ願い》でサイドボードから《永劫のこだま》
《水蓮の花びら》を2枚引いた場合は6マナで《永劫のこだま》
■マーベリック
《石鍛冶の神秘家》《聖遺の騎士》などを《ルーンの母》
《石鍛冶の神秘家》で盤面を作り、《聖遺の騎士》から《不毛の大地》や《カラカス》をサーチする動きは強力。
《カルドラの完成体》は話題になりましたが、
『モダンホライゾン2』からの新戦力は《飢餓の潮流、グリスト》。
能力でクリーチャーかプレインズウォーカーを除去する能力は、マーベリックが欲していた広範囲の干渉手段!
これが《緑の太陽の頂点》で手に入るのは非常に大きい。今まで苦しんできた《精神を刻む者、ジェイス》も大丈夫!
更に《虹色の終焉》も加わったことで、《剣を鍬に》
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》
地味なシナジーですが、相手からの《不毛の大地》
■URデルバー
URデルバー By STORMGUYISME | |
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デッキリスト | |
2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 2:《島/Island》 1:《山/Mountain》 2:《汚染された三角州/Polluted Delta》 4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 3:《Volcanic Island》 4:《不毛の大地/Wasteland》 1:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 19 lands 1:《厚かましい借り手/Brazen Borrower》 |
1:《稲妻の連鎖/Chain Lightning》 3:《表現の反復/Expressive Iteration》 2:《二股の稲妻/Forked Bolt》 4:《思案/Ponder》 4:《渦まく知識/Brainstorm》 4:《目くらまし/Daze》 1:《否定の力/Force of Negation》 4:《意志の力/Force of Will》 4:《稲妻/Lightning Bolt》 27 other spells 1:《厚かましい借り手/Brazen Borrower》 |
『モダンホライゾン2』発売直後はトップ8に複数入賞していたURデルバーですが
だんだん《虹色の終焉》
除去枠として《虹色の終焉》が流行っている状況なので、今は《真の名の宿敵》がすごく良い立ち位置にいます。
レガシーのコントロールデッキを組むならは《終末》《
■4色コントロール
4色コントロール By 高橋 優太 | |
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デッキリスト | |
2:《虹色の眺望/Prismatic Vista》 4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》 4:《冠雪の島/Snow-Covered Island》 2:《冠雪の森/Snow-Covered Forest》 1:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》 1:《Tropical Island》 1:《Tundra》 1:《Volcanic Island》 20 lands 4:《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》 |
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 1:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》 2:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》 4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 4:《渦まく知識/Brainstorm》 4:《思案/Ponder》 3:《豊穣な収穫/Abundant Harvest》 4:《虹色の終焉/Prismatic Ending》 2:《森の知恵/Sylvan Library》 3:《否定の力/Force of Negation》 4:《意志の力/Force of Will》 33 other spells 3:《基本に帰れ/Back to Basics》 |
僕です。青白ウルザに負けて6位でした。
Legacy Challenge/4c Control
〇4c Yorion
〇Elves
×Maverick
〇UR Delver
〇BG Depth
〇RB Madness
〇G PostQF
×WU Urza6-2.
Madness can’t be cast cause by Teferi.今日の豆知識
マッドネスはインスタントタイミングのプレイのため、テフェリーが居ると唱えられない。 pic.twitter.com/Nvh9pAWwaw— Yuta Takahashi (@Vendilion) June 20, 2021
バントコントロールが強いと感じたので、
ただ、現在はクリーチャーを横並べするデッキが多く、
■おわりに
先週の大会結果からレガシー環境を考察しました。
《虹色の終焉》が超強いので、コントロールデッキ最高!
ただ、ピン除去を入れすぎると、《ウルザの物語》《真の名の宿敵》
なので今は《終末》を推します!
短くまとめるとこんな印象です。
新しいレガシー環境が本当に楽しいので、
それではまた。