デュエルマスターズ │ 考察記事 │ すめらぎ【メタゲーム解説】

こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。

今回は新環境が始まって2ヶ月が過ぎたということでメタゲームについて迫っていこうかと思います。

※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます

通販サイト(https://www.cardrush-dm.jp/)

■環境トップデッキ

まず、皆さんが気になるのはここでしょう。環境が固まってきて結局何が強いんだ?という話になりますが、そこで挙げられるデッキは主に2つ。

4cドッカンデイヤー

1つ目は安定したフィニッシュと速度で現環境最大入賞数を誇っている《4cドッカンデイヤー》です。最速4ターン、安定で5ターン目にはフィニッシュすることができます。

さらにこのデッキの強みはフィニッシュの手段がループフィニッシュだということ。《ヨミジ 丁-二式》を絡めたクリーチャーcipでのループで、相手のシールドを殴ることなく勝ててしまうことは本当に魅力的ですね。フィニッシャー枠も最近では色々なものがあり、そこでデッキの色を出せるのも良い点です。


メジャーなフィニッシュ枠としてはまず、《腐敗麗姫ベラ》ですね。青黒という多色カラーが強く、序盤に引いてもマナ基盤として役に立ちます。


次いで最近増えてきたのは《蒼神龍ヴェール・バビロニア》です。このカードはフィニッシュ手段として使う以外に、手札から出しても相手のハンドを入れ替えさせることができ、このデッキのメインカードの《MEGATOON・ドッカンデイヤー》との相性も申し分なしです。

自身の効果でGRから出てきた《天啓 CX-20》や《サザン・エー》と組み合わせて、手札を入れ替えつつGR召喚をすることが出来るので、フィニッシュ以外の場面でも途中で出しておくことにより、デッキの循環とGRクリーチャーを出し切る過程がとても楽にできますね。

 

他にも《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》や《ひみつのフィナーレ!》、2ブロックでは《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》などがフィニッシャーとして使われております。

メインデッキでは《テック団の波壊Go!》や《九番目の旧王》を採用することで受けを厚くしたり、《解罪 ジェ霊ニー》や《*/弐幻ムクチューン/*》でハンデスや自分の動きを通すなど、最近では構築に性格が出るようになってきているかもしれませんね。

シータバーンメア

2つ目はこちらも皆さんご存じ《シータバーンメア》です。

このデッキのコンセプトはとてもわかりやすく、《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》からのGR召喚で横展開をしていき、過剰打点を形成し殴りきることです。

このデッキは《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》の後釜となる《ジェイ-SHOCKER》をSAで投げつけることができ、先ほど紹介した「4cドッカンデイヤー」や同型相手に対して牽制することが出来ます。

さらに、デッキスロットに余裕があることからメタカードを採用しやすいことも特徴のひとつです。例えば、呪文主軸デッキには滅法刺さる《奇天烈シャッフ》を4枚採用することも可能です。

また、最近だとデアリカラーや4cなども出てきました。

解罪 ジェ霊ニー》、《拷問ロスト・マインド》というハンデス系カードを採用したり、《無修羅デジルムカデ》でそもそもの《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》から出てくるGRクリーチャー達を無力化してしまうなど、同型対決を意識して、強く出られるカードを豊富に採用しています。

これらの黒を入れるカラーの構築は、2ブロックで活躍しているのをよく見かけます。

このようにメインカード以外の枠で好きなカラーにタッチしたり、メタカードを入れることが出来るのが「バーンメア」系の強みですね。

■その他の環境デッキ

先ほど挙げた2つ以外にも現環境には沢山のデッキタイプがいます。よく見られるものはこのあたりでしょうか。

カリヤドネループ
ネバーループ
赤青クラッシュ覇道
墓地ソース
青魔導具
赤単バルガ
不死鳥NEXT

これらのデッキの共通点は、ある程度速度があり、環境トップのどちらかに有利が付くか自分の動きを通せるデッキタイプであるということです。

カリヤドネループ

上記にあげた中でも特に最近上昇してきているのは《カリヤドネループ》かなと思っています。このデッキの強みは最速4ターンでループに入れるループデッキということと、明確に「シータバーンメア」に有利が付いていることです。

「シータバーンメア」は先ほど説明した通り、《ジェイ-SHOCKER》の環境への通りの良さを活かして戦っているデッキですが、この「カリヤドネループ」に対しては殆ど刺さりません。

さらにメタカードとしてよく採用されている《奇天烈シャッフ》ですが、このデッキはカードコストがばらけていることと、基本的にループや山を掘るための呪文コストが2と3であるため、宣言されにくい4コストで《知識と流転と時空の決断》のバウンスを利用してターンを貰いつつ、次のターンに呪文回数を重ねて《次元の嵐 スコーラー》プランで殴りきるなど抜け道が沢山あります。

受け札も豊富なので貫通する心配もないのが強みとなっています。

もう1つのトップデッキである「4cドッカンデイヤー」に対してはこちらの速度でも勝負出来るのと、殿堂になってしまいましたが《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を引き込むことが出来ると立ち回りやすくなります。

なにより墓地メタの採用が減ってきたのも環境的に戦いやすくなった理由の1つですね。

■総括

今回は最近の環境のメタゲームについて触れてみました。

まだまだ「4cドッカンデイヤー」と「シータバーンメア」二強構図は揺るがなさそうですね。3月には新弾が発売しますしそこでどう変わってくるのかが楽しみですね

最後までご覧頂きありがとうございました。

関連記事一覧