デュエルマスターズ │ CSレポート │ すめらぎ【第4回北千住CS】
こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
新年が始まってから早速何度かCSに参加してきたので、そのレポートをしていこうと思います。
今回書いていくのは1月5日に開催された「第4回北千住CS」です。
大会詳細
個人戦 殿堂
予選スイス5回戦
上位16人上がり
決勝トーナメント4回戦
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■環境の分析
新殿堂直後ということもあり環境が定まっていない中、プレイヤーが何を持ち込んでくるかの予想がなかなか難しいです。
このCSの前に2回2ブロックのCS、1回殿堂のCSに参加しましたが皆さん好きなデッキを持ち込んでいる印象がありました。その中でも殿堂がかからなかったところを持ち込む人が多く、例を挙げると「赤単バルガ」「青緑ジョラゴン」「青魔導具」「赤青クラッシュ覇道」は数は多くいると感じました。
ですがそれ以外にも少しは強いデッキが固まりつつあり、《BAKUOOON・ミッツァイル》のリペアとして登場した”ジョーカーズ軸で構成された「シータバーンメア」”や関東の強豪チームが影で練っていた”ループが搭載されている「4cデイヤー」”などがポテンシャルの高いデッキであるということが参加していてわかりました。
この2つのデッキタイプは元々居た既存のデッキタイプよりデッキパワーが高いものとなっています。
前者はマッハファイターを使用しつつJチェンジで《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》からのGRクリーチャーを横展開し、捲れるカードが強いと《せんすいカンちゃん》から更に展開することが出来ます。
そして《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が制限な今、その代わりとなりうる《奇天烈シャッフ》を大量に採用出来たり、GRゾーンの《ジェイ-SHOCKER》にアクセスしやすいのが強みとなっています。
後者の《4cデイヤー》は《“魔神轟怒”万軍投》からのGRクリーチャーのcip能力でリソースを伸ばしつつ《MEGATOON・ドッカンデイヤー》に繋げることを目的としていて、射出が完了してしまうと《ヨミジ 丁-二式》の能力で殴らずともループでフィニッシュ出来てしまうというスーパーデッキです。安定して4~5ターンでループに入れてしまうのがこのデッキの強みですが、前者と違って枠の問題でメタカードは入っておりません。
とりあえずこのデッキ達は頭に入れておくとしましょう。
ここまでで環境内にいるデッキタイプの大体の予想は出来ました。
ですが問題は母数です。
個人的には最後に紹介した2つが頭一つ抜けていると思っていますが、新殿堂始まってすぐのCSなので全ての人がそのデッキタイプを知っているわけではありません。むしろ情報戦の今はトップ層達はデッキを隠して少数でシェアして結果を出すほうが普通です。
そのため、強いと思っているデッキタイプがトップシェアとは限らないという考えからある程度幅広く環境を見ることができつつ優勝を狙えるデッキを選択するということに。
■デッキ選択
僕自身が新殿堂で触っていたデッキは殆ど1つしかありませんでした。
それは「黒緑ヨミジループ」です。
埼玉の強豪みれう君(@Mireu_ryu)が制作し、影で練られていたデッキタイプです。
新弾で登場したギガオレガオーラと《ヨミジ 丁-二式》を組み合わせることでソリティアが始まり、最終的に完全ループフィニッシュに繋がります。
元々去年の末に彼と同じCSに出ていたところ、このデッキを使用しているのを見かけて面白そうだったので「後で教えてくれない?」と気分で声をかけたのですが、後日彼から連絡が来てギミックやリスト、考えを聞くうちにどっぷりハマっていっていきました。
このデッキタイプの良いところはまずメタカードに殆ど引っかからないことです。
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!》が制限になった今デッキに入っているメタカードは呪文メタである《奇天烈シャッフ》や《ファイナル・ストップ》、踏み倒しメタなら《異端流しオニカマス》や《ポクチンちん》になりますが、このデッキはオレガオーラ主体で組まれており、GRクリーチャーはコストを支払っている扱いなので呪文メタや踏み倒しメタに一切引っかかりません。
それが呪文でスタートするループデッキである「カリヤドネループ」や「ナウオアネバーループ」との差別点となりました。
元々は前期、最も愛したデッキである「カリヤドネループ」を新環境バージョンにチューンしていたのでそれを試そうとしていたのですが、新ギミックを広まる前に試したいという一心で4連続で「黒緑ヨミジループ」を使ってしまいました笑
さらにこのデッキには良いところがあります。それは自由枠の豊富さです。
自由枠が多めに取れるためループ特化型やハンデス型、受けを多めに積んだ型など色々なリストを試すことが出来ました。
現に前日まで出ていたCSでは「ハンデス型」と「ループ特化型」を使ってきました。
今回は前日に同じCSに出ていて同じデッキタイプを使っていたMusashi君(@Musashi_DM)にアドバイスを貰い、勝率を出すために受け札を積みつつ、しっかりとループに入れるように安定感もあるようなデッキリストに仕上げることを意識して構築しました。
■デッキレシピ:黒緑ヨミジループ
4×《フェアリー・ライフ》
4×《霞み妖精ジャスミン》
1×《ジョラゴン・オーバーロード》
1×《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》
3×《超GR・チャージャー》
4×《γγ モンキュウタ》
4×《κβバライフ》
4×《斬罪 シ蔑ザンド》
4×《逆罪 ク窮ローラス》
2×《黒神龍ザルバ》
4×《♪奏でよグローリー》
4×《♪仰ぎ見よ閃光の奇跡》
1×《罪罰執行 ジョ喰ンマ》
GRゾーン
2×《カット 丙-二式》
2×《クリスマIII》
2×《続召の意志 マーチス》
2×《マリゴルドIII》
2×《ヨミジ 丁-二式》
2×《ロッキーロック》
使ったリストはこちら。
受け札を取りつつブーストもしっかり取って安定感を求めた型となっています。色配分にもこだわっていて、どの色のマナドライブもしっかり発動出来るような枚数配分にしています。
わかりやすいところで言うとフィニッシャーが《黒神龍ザルバ》になっているところでしょうか。この枠は《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》との選択なのですが、前者の利点としてあげられるのはあまり取れない闇文明のカードであるということと、呪文メタに引っかからないということです。
後者は下側の呪文を中継ぎとして自分に対して打つ選択を取ることも出来るので能力的には《黒神龍ザルバ》よりは優っていると思いますが、先ほど説明した理由で今回は枠を譲る形になりました。
■勝敗
予選
1回戦 4cデイヤー 〇
2回戦 白単サッヴァーク 〇
3回戦 デアリモルト王 〇
4回戦 4cバロムクエイク 〇
5回戦 赤単バルガ 〇
本戦
1回戦 白単サッヴァーク ×
ベスト16
■結果
ベスト16という結果で終わりました。
予選自体は全勝1位通過で調子の良いものだったのですが、本戦は予選に当たった方の「白単サッヴァーク」に最速で《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》を立てられてしまい、返しのターンに除去するも次のターンに2体目が出てきてしまい、更に追い打ちのように一緒に《煌龍サッヴァーク》が出てきて破壊体制が付いてしまったのでどうしようもありませんでした。
まだシールドからの勝ち筋があったのですが、次のターンに《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》が出てきてしまったのでシールドトリガー呪文からのカウンターも出来ずにしっかり詰められてしまいました。
予選時は速い段階でこちらがループに入れたのですが、今回は相手のメタを張る速度が自分を上回ってしまう感じでした。
■反省
あまりメタの刺さらないデッキだったのですが、唯一嫌なカードが採用されているデッキを踏んでしまったのが悲しかったです。デッキ自体のポテンシャルは高く、勝てるデッキだと思っていたのですが場を退かないメタクリーチャーはずるいよ・・・
プレイ自体は悪くなかったので環境に合わせて構築をチューンしていけたらいいなと思っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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