デュエルマスターズ │ 解説記事 │ おんそく【勝ち筋を通すプレイング】

おはようこんにちはこんばんは!

カードの整理が追いつかねー!おんそく(@onsoku0503)です

今回はいつもの記事とは少し趣向を変えて、デュエルマスターズをする時に僕が意識していること、更に言うと他のトーナメントプレーヤーも(きっと)意識していることを少しだけ共有したいなと思い、この記事をラッシュメディアに書いています。

そんなこと当たり前だろ!と思う人もいるかもしれません。そんな人は途中でブラウザバックしてください。

さて、今回みんなに教えるのは

「そのプレイ、本当に勝てますか?」

という内容です。具体例を挙げながら説明していきます!

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■前提

自分の使用デッキはオリジナル構築のジョー星ゼロルピア。(殿堂発表で恐らく記事公開時期には使用不可ですが、分かりやすかったので……)

自分のマナはこのターンチャージ済で4マナ(文明は問いません)

自分のシールドは1枚

場には自分の《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》と、相手の《蒼き守護神ドギラゴン閃》がいます。

相手のマナは今4マナ。相手の手札は2枚で、内1枚は革命チェンジで使用した《龍装チュリス》が手札に戻っています。

あなたの手札は

希望のジョー星
Disジルコン
天災デドダム
ゼロ・ルピア
罪無ウォダラ垓》×3

さぁ、あなたはこのターンどのカードを使いますか?という問題です。

■悪手となるプレイとは

先に言っておくと、この問題に100%勝てる!という答えはないです。相手の手札次第では勿論どのカードをプレイしても負けてしまうこともあります。

ですが、このプレイをするのは悪手じゃないかな?というプレイはあります。

それは次のターンのダイレクトアタックを防ぐために手札の《Disジルコン》をプレイすることです。

このプレイは次のターン負けないようにするために、自分の勝ちの芽を潰してしまうプレイだからです。

勿論これは自分の使うデッキへの理解度が必要なことではありますが、理由を書いていきます。

■「自分のデッキはどうやったら勝てる?」を理解する

先ず一番初めに大事なのは「自分のデッキはどうやったら勝てる?」ということをしっかりと理解することです。

例えば具体例に書いたジョー星ゼロルピアですが、このデッキの勝ち筋は大きく2つあります。

1つ目が《希望のジョー星》を貼っている状態で《ゼロ・ルピア》をプレイして、軽減でカードを0コストでプレイすることで展開、《水上第九院シャコガイル》まで到達して勝つこと。

また、このプランは6マナあると《希望のジョー星》+《ゼロ・ルピア》で場が空からでもコンボのスタートを狙うことができます。

2つ目が横展開し、《∞龍ゲンムエンペラー》を着地させて勝つこと。(残りの盾や対面にもよる)

多くの場合、勝ち筋はこの2つのいずれかになるでしょう。逆に言うと、このデッキは基本的にこの2つのルート以外では勝てないことが殆どです。

つまりこのプランに乗せなければ基本的にジョー星ゼロルピアは勝てません。これが第一の前提です。

さて、それでは先程のプレイの選択に戻りましょう。

今の状態は上記の勝ちプランの条件を、どちらも満たしていません。

希望のジョー星》は場に無いですし、盤面も足りず《∞龍ゲンムエンペラー》の着地をすることもできません。

その上で《Disジルコン》を出した場合、次のターンは《龍装チュリス》を出されても《蒼き守護神ドギラゴン閃》の攻撃をブロックして、盾で《龍装チュリス》の攻撃を受けることができるかもしれません。

しかし、次のターン自分のマナは5マナで、《希望のジョー星》も貼れていなければ《ゼロ・ルピア》からチェインすることもできず、もう一度《Disジルコン》を出しても盾は0枚で相手の場には《龍装チュリス》と《蒼き守護神ドギラゴン閃》がいる状態になり、次のターンの攻撃は受けきることができません。

こうやって考えていくと、《Disジルコン》を出すという選択肢は無くなります。

そして残る選択肢は、《希望のジョー星》を貼るか、もしくは《天災デドダム》をプレイして次のターン6マナに伸ばす(そして《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》 のシールドトリガーに期待する)の2択になります。

この2つのプレイは今回伝えたかった「勝てる可能性を作りにいく」という点では、両方とも勝てる可能性を作りにいくことができている行動なので、今回の議題的には及第点のプレイだと思います。

どちらが良いかという点に関しては、今回は一旦置いておきますが、基本的に自分は《天災デドダム》をプレイすることを優先するとは思います。

ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》の裏目がありますしね。
(相手のマナ起きや自分の見えているカードとも相談は必須)

■「勝ち筋を通すこと」を前提にしたゲームプランの重要性

このように、常にゲームに勝つためのゲームプランを考えることはとても大事です。
ただ、これが自然とできるようになるためには、しっかりとそのデッキの勝ち筋を知っておくことが大事になります。
(突き詰めれば相手のデッキも知っておくことも必要ではありますが)

意識して欲しいのは、「劣勢の時こそ勝ち筋を通すプレイを常に意識する」という事です。

逆に優勢の時には負け筋を消すプレイというのが大事になったりもするんですが、これは今回は横に置いておきます。

■おわりに

というわけで、今回はいつもとは少し変わった寄り道コラムでした

「そんなもん知っとるわ!!」という方や、無意識にできている方も勿論居るとは思いますが、CSに出始めた方やチャレンジしてみたい方、CSで勝率が伸び悩んでる方等は、一度自分のプレイを見直してみると新しい発見もあるかもしれません。

それでは今回はこの辺で、ではでは!


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