デュエルマスターズ │ 新弾レビュー │ Rush Pros【英雄戦略パーフェクト20】
毎度恒例となりましたRush Pros所属選手達による最新弾注目カードレビュー。
今回は7月17日発売の「20周年超感謝メモリアルパック ~技の章~ 英雄戦略パーフェクト20」から注目カードを紹介していきます!
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■すめらぎ選手の注目カードTOP3
こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回のパックはタイトルにある通り20周年を記念した再録パックになっており、今まで活躍したカードや、需要が高いがまだ再録していなかったカード達が沢山再録されます。
中でも話題なのはやはり《天災デドダム》の再録でしょう。
最近どのデッキにも採用されるぐらい出番の多いカードで、それでいてまだ再録されておらず、値段が跳ね上がっていたのでこれは嬉しい収録ですね。
さて、今回はそのような再録カードではなくて、新規カードの中から僕自身が注目しているカードを紹介していこうと思います。
1位 《反逆龍5000typeR/無法頂上会談》
僕自身の完全なる趣味嗜好が反映されていますが気にしないでください。
今回のアウトレイジ枠で新規収録された《暴走龍5000GT》のリメイクカードになります。
効果は結構似ているものですが、メタの対象になっているのが”超次元クリーチャーとパワーライン”ではなくて、”手札以外のゾーンを”となっているところが大きな違いです。
そのため、超次元クリーチャーに対するメタであることは変わらず、それでいてGRクリーチャーも同時に縛れるようになっています。
これだけでも十分強力ですが、最近の流行りである墓地からの踏み倒しやマナからも出す動きも対象となるため、今まで以上に刺さる範囲は増えました。
さらに、まさかのツインパクトカードとなっており、下側はルーター呪文なので今までのように墓地が溜まってない状況で手札で腐ることも無く、潤滑油としても機能してくれます。
これだけでも僕の中では相当評価が高いですが、欲を言うなら多色カードではなくて火文明単色だと尚の事良かったですね。
近々このカードを使ったデッキを考えたいなと思っています。
2位 《覇王類虹色目イメン=ボアロ》
みんな大好き《龍覇イメン=ブーゴ》のリメイクカードになります。
効果自体も《龍覇イメン=ブーゴ》と《邪帝斧ボアロアックス/我臥牙ヴェロキボアロス》を混ぜたような能力になっています。
しかし違うところも色々とあって、まず大きな違いとして”全ての文明として扱うゾーンの違い”が挙げられます。
《龍覇イメン=ブーゴ》はマナゾーンのみを全ての文明と扱っていましたが、このカードはバトルゾーンと山札のカードに変わっています。
この変化によって、噛み合いの良いカードが出てきました。
それは《愛の無限オーケストラ》です。
少しネタ感のあるカードですが、このカードを難なく進化させることが出来る進化元カードとして優秀です。
他の盤面に進化させれば《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》によって山札も全ての文明になっているため、一気にメテオバーンで踏み倒しを楽しむことが出来ます。
続いて《王来英雄モモキングRX》です。
こちらもマナから踏み倒したあと自身の能力で手札を入れ替え、全ての文明を得ていることを活かして色々な進化先を使うことが出来ます。さらに覚醒チェンジとの相性も良好です。
《覇王類虹色目イメン=ボアロ》自体の種族も、ドラグナーを失った代わりにドラゴンが追加されているので踏み倒しや革命チェンジがしやすくなりました。
これから色々な使い方をされそうな1枚で特に注目です。
3位 《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》
4コストの新規ブーストカードの登場です。
効果は《ハロウィンズ・カーニバル》のブーストがタップになり、バズレンダが付いた感じになりました。
このカードのテキストを見て最初に思い浮かぶのはやはり《ウマキン_プロジェクト》でしょう。
効果自体めちゃくちゃ似ていますが、こちらの利点としてまず挙げられるのは単色であるということです。
そのため、水文明を入れないデッキにも採用が可能となっています。
2つ目に、2ブーストしてから1枚マナから回収するという能力であるため、《ウマキン_プロジェクト》より触れるカードの選択肢が多いということです。
序盤に置いたカードを複数回収出来るため、使い勝手はこちらも相当良さそうに感じます。
今弾は僕の好きなカードのリメイクが登場するので個人的にもめちゃくちゃ楽しみです。
■おんそく選手の注目カードTOP3
おはようこんにちはこんばんは!おんそく(@onsoku0503)です。
今回は「20周年超感謝メモリアルパック ~ 技の章~ 英雄戦略パーフェクト20」の注目カード紹介になります。
早速参りましょう!
1位 《モモキング-旅丸-》
新しい踏み倒しメタカードです。
効果タイミングは相手ターンのみですが、効果対象はマグナム系統と同じ「マナゾーンのカードをタップせずに」という範囲でありながら置換効果でマナに飛ばします。勿論対象は相手だけです。
正直言ってかなり強力なカードで、CSに出たりするプレイヤーなら必ず4枚持っておきたいカードです。
GR召喚は勿論、最近話題の5cロマノフやシータ閃、ジョー星など様々なデッキに刺さり、出されると非常に厳しい展開を強いられるカードです。置換効果なのがえぐい。
この効果だけでも非常に強力なのにおまけのように何故か付いている”シンカパワー”。
進化した時点で元々の効果と似た効果が次のターンまで発動してしまうので、デッキ次第では詰みまで持っていけるんじゃないでしょうか。
除去しても効果が消えないことが非常に理不尽さを感じさせます。
《タイク・タイソンズ》から発射するクリーチャーとしてもかなり優秀で、2ブロックで最近増えている赤緑キリフダッシュ、オリジナルでも増えているシータ閃や、鬼羅Star系統のデッキにも採用圏内のカードじゃないでしょうか?
2位 《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》
第2位はこちら、ビッグマナ大好きな皆さんにとってはかなり好き好きなカードなんじゃないでしょうか?
幅広いデッキに入ったりするカードなので、こちらも一先ず4枚揃えておきたいカードですね。
《ウマキン・プロジェクト》と違い手札に入るカードは相手にバレてしまいますが、自然単色なので水非採用のデッキにも入れることができ、何より最近の多色過多になりがちなビッグマナからしたら、単色でしっかり仕事が出来るカードはマナカーブ的にも助かります!
中盤から後半まで、カジュアルからガチまでいつでもどこでも使えるカードだと思うので、4枚絶対買っておいて欲しい!
3位 《真邪連結バウ・M・ロマイオン》
強いカード+強いカードis Power
《邪神M・ロマノフ》と《真実の名バウライオン》というカードパワーゴリラの二人がミックスしたカード。
出た時に呪文を2枚回収と、アタックする時、EXライフのシールドが離れた時に8コスト以下の呪文を唱えることが出来ます。
コンボパーツを追加したらループなども可能になりそうですが、《ヘブンズ・ゲート》と組み合わせたときの受け札としての性能も高いので、個人的には注目の一枚です。
2ブロックにも今回の弾で《ヘブンズ・ゲート》が入ってきたので、2ブロック的にも注目の一枚です。
はい!というわけで今回の注目カード三選でした!
他にも《スクリーム・チャージャー》なども個人的には注目カードです!
今回の弾は題材的にめちゃくちゃワクワクするパックなのでめちゃくちゃ楽しみです!
勝舞とか白凰のパックは旧枠で収録してくれるとエモかったなぁとか個人的には思ったので、次回クロニクルではお願いします!タカラトミーさん!
■dotto選手の注目カードTOP3
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
7月17日発売の「20周年超感謝メモリアルパック~ 技の章~ 英雄戦略パーフェクト20」の中から注目カードを紹介します。
当然ですが再録の《天災デドダム》では無く、新規カードの中からの紹介です!
1位 《鬼ヶ羅刹ジャオウガ》
効果は至ってシンプル、「鬼タイム」でコスト0になる「スピードアタッカー」2打点
そんなこのカードの最大の特徴は攻守に優れているところ。
「鬼タイム」という条件はあれどもコスト0で「スピードアタッカー」が飛ばせるのは強いでしょう。
「G・ストライク」持ちということも相まってカウンター性能がとても高い点も評価が高く、一度受けられた後の押し込みにも使えますね。
相性が良い戦略は《斬斬人形コダマンマ》等で自身と相手のシールドを削って早期に踏み倒しを狙うものや、《「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》等と一緒にワンショットを仕掛けていくものが挙げられるでしょうが、1番相性が良さそうなのは《蒼き守護神ドギラゴン閃》のような気がします。
「赤黒閃」ですね。
「赤黒閃」で《鬼ヶ羅刹ジャオウガ》を運用する場合、受けと攻め手の役を担わせながら《蒼き守護神ドギラゴン閃》から出せる打点にもなるクリーチャーになります。
なかなか良さそうじゃないですか?
2位 《ガル・ラガンザーク》
除去耐性を持ったクソデカテスタロッサ君。
魔道具デッキに動きのサポートとして入りそうなスペックをしています。環境デッキでもある「青魔道具」においては期待の新人と言ったところでしょうか。
従来であれば《卍新世壊卍》を引けなかった時に時間を稼ぐカードは、遅いデッキには《卍月ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺》、早いデッキには《卍ギ・ルーギリン卍/卍獄ブレイン》でしたが、《卍月ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺》はともかく、《卍ギ・ルーギリン卍/卍獄ブレイン》は時間稼ぎとしてはほとんど意味をなしていなかったので《ガル・ラガンザーク》は取って代わることでしょう。
多色のデメリットについても、もある程度手札をキープして動け、《堕呪バレッドゥ》がある「青魔道具」ではそんなに気にならないでしょう。
「黒魔道具」においては《卍デ・スザーク卍》を出すまでの5枚目以降の代用カードもしくは対面によってはクリティカルカードとして運用できそうです。
クリーチャー1体から「夢幻無月の門」を構成できる点も状況に応じて差別化が図れそうな気はしますが、「青魔道具」と違って「黒魔道具」は多色のデメリットをもろに受けてしまうのでその点は凄く気になりますね・・・。
3位 《覇王類虹色目イメン=ボアロ》
オリジナル環境にも対応している《龍覇イメン=ブーゴ》
運用方法としてワンショット、コンボ、サポート等多岐にわたることが予想されます。
《愛の無限オーケストラ》と相性が良いことは噂になっていましたね。
3枚コンボになるものの《イメンズ・サイン》+《邪悪の面ナム=デッドマン》と組み合わせることで5⇒10の新しいマナカーブを生み出すことができ、高コストクリーチャーへのアクセスをサポートできます。
ただし、《覇王類虹色目イメン=ボアロ》がバトルゾーンにいる状況下では山札からマナに置くカードは多色カード扱いのため、全てタップインになるので注意が必要です。
現実路線で言えば《覇王類虹色目イメン=ボアロ》は「コマンド・ドラゴン」を持っていてほぼ全ての「侵略」と「革命チェンジ」に対応しているのでそれをうまく活かしていくのが良い気はしますね。
《希望のジョー星》との裁定絡みだと後からバトルゾーンに出した方の効果が適応(上書き)されるので気を付けましょう。
王来篇の通常エキスパンションと比べると今回のパックは技の章とだけあって少々クセが強い気がします。
十王篇の香りがするからでしょうか・・・?
基本線が昔の戦略に強化であり、ぶっ壊しに行っている感じがあまりしないからかもしれませんね。
特に「クロスギア」はもう一声欲しかった感が否めません・・・。
メタカード大好きなdottoとしては《モモキング-旅丸-》をとりあえず3位に置いておくかとても悩んだのですが、メタカードとしてはコストが少し重く(間に合わない対面がある)、効果が相手のターン限定ということもあってやめました。
効果の発動条件はマグナム系統と同じでとても強力な部類ではあるのですがスペックとして「とこしえの超人」に敵う気はあまりしません。
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