デュエルマスターズ │ 大会レポート │ おんそく【トレカKCCデュエマCS】

おはようこんにちはこんばんは、おんそく(@onsoku0503)です

というわけで今回はKCCトレカマーケットで3位入賞した際のCSレポートになります。
今回も僕の好きな2ブロックレギュレーションでの開催です。

2ブロックはデュエマを新しく始める人にはかなりオススメのレギュレーションだったりするので、興味はあるけどまだやったことはないという方も是非読んでいってください!

※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます

通販サイト(https://www.cardrush-dm.jp/)

■大会概要

第33回 トレカKCC デュエマCS 2ブロック
レギュレーション:2ブロック
参加人数:37名

■環境分析

基本的に2ブロックの環境は5Cコントロールが多い傾向にあります。

この大会が開催される直前の週には《オールデリート》をフィニッシャーにしたリストが増えていましたが、それに対して《禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX》を採用したリストはあまり増えていないという印象でした。

そのため、5Cの傾向としてはミラーやコントロール対面を意識したリストが増えているというのが個人的な見立てでした。

また、基本的に《ドラゴンズ・サイン》or《ヘブンズ・ゲート》のカウンタートリガーが標準装備されていて、中途半端に殴ったりジャスキル(注1)程度では貫通しきれず手痛いカウンターを食らってしまう環境であるため、殴るデッキが停滞気味だったこともコントロールミラーを優先する構築に繋がった要因だったのでしょう。

注1)相手のシールドに対して、ダイレクトアタックを丁度狙えるクリーチャーでのアタック。ジャストキルの略?

■デッキ選択

大会前日のやわたCSで優勝した顔面ボルメテウス選手のリストを参考にデッキをつくりました。

入賞したリストは基本的にはどれも回すことにしていますが、このデッキを回してみると《「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」》と《我我我ガイアール・ブランド》の組み合わせで生まれる火力がめちゃくちゃ強力で、上述の《ドラゴンズ・サイン》や《ヘブンズ・ゲート》のようなカウンタートリガーを貯めるプレイなどを選択しようものなら、まるごと貫通して倒し切ることができるほどでした。

これを理由に、今回はこのデッキを選択しました。

■デッキリスト

第33回 トレカKCC
デッキリスト
4 x 《カンゴク入道
4 x 《百鬼の邪王門
2 x 《斬斬人形コダマンマ
3 x 《「大蛇」の鬼ジャドク丸
4 x 《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏
4 x 《「貪」の鬼バクロ法師
4 x 《「ひっくり返したれやぁぁぁ‼︎」
3 x 《バサラ
1 x 《一王二命三眼槍
3 x 《我我我ガイアール・ブランド
4 x 《斬斬人形コダマンマGS
3 x 《赤い稲妻テスタ・ロッサ
1 x 《禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX》3 x 《銀河大剣ガイハート/熱血星龍ガイギンガ 

前日入賞していた顔面ボルメテウス選手のリストからの変更点は《赤い稲妻テスタ・ロッサ》の採用と 《禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX》の採用の2点です。

赤い稲妻テスタ・ロッサ》の採用理由に関してですが、先程チラッと書いた通りこのデッキはカウンタートリガーに対しては貯める動きをすることで過剰打点を作り押し込むことが可能です。

しかし、受けが強く、ハンドに干渉したり高速でビッグアクションをしてくるデッキに対しては、仕方なく殴らなければならない場面が多々ありました。

具体例を出すと【マニフェストデリート】のドラサイロストや、【ゼーロワンショット】の《闇王ゼーロ》による踏み倒しです。

赤い稲妻テスタ・ロッサ》を出すタイミングをしっかり合わせられると、上の2つの対面には最低でも1ターン。相手のハンドキープ次第では2ターン以上稼ぐことも可能です。

こちらは《カンゴク入道》や《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》などでターンが伸びればその分リソースや打点を伸ばせるので、環境にマッチするメタカードとして《テスタロッサ》が合っていると思い詰め込みました。

禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX》は《オールデリート》が環境にいることと(《禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX》をお互いに置いている場合《オールデリート》を打つと負けてしまうため)、山札を掘り切って山札切れすることが非常に少なかったこととで、入れ得の精神で入れています。

※記事のラスト辺りによく使うキルルートを記載しておきます。

■試合結果

1回戦 勝ち 5C(天門軸)

真邪連結バウ・M・ロマイオン》+《SSS》採用型だったようで、過剰打点を作って殴ったは良かったものの、《ヘブンズ・ゲート》を踏むとかなり危なかった。踏まなかったので勝ち

2回戦 勝ち シータギュカウツ

カンゴク入道》《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》《「ひっくり返したれやぁぁぁ‼︎」》が通って勝ち。シータは《赤い稲妻テスタ・ロッサ》も入れている関係で有利対面の認識です。

3回戦 勝ち 青白ギャラクシールド

過剰打点を作って勝ち

4回戦 負け 5C(ドラサイ軸)

とこしえの超人》、《SSS》がしっかりと採用されている型で、負けた時に「まぁしゃあないか~っ」となったのが印象的。
とこしえの超人》をしっかり積んでる構築は個人的にもめっちゃ好きです。ただしプレイされるとめちゃくちゃキツいです(真顔)
ゲーム自体は《SSS》をケアできないタイミングで踏んで負けました。

5回戦 勝ち ケンジブラスター

「正義星帝」<鬼羅.Star>》の上に《神羅ケンジ・キングダム》を乗せて大型クリーチャーを踏み倒す構築。

受け札が少なそうだったので早期に打点が揃ったタイミングで強気に殴りにいって勝ち。

本戦1回戦 勝ち アナハンデス

先手のハンデス、除去除去でリソース源を完璧に潰されてかなり厳しい試合でしたが、お願い《我我我ガイアール・ブランド》を通して勝ち。

本戦2回戦 負け 青白ギャラクシールド

「大蛇」の鬼ジャドク丸》を絡めてあと1ターン打点を伸ばせたなぁと反省。野生の《ヘブンズ・ゲート》と相手のハンドキープで封殺されました泣。

勝ちを狙えた試合だったので反省。天門対面の練習量次第では未来が変わったかも知れません。

3位決定戦 勝ち ゼーロワンショット

ヘブンズ・ゲート》採用型だったこともあり、《赤い稲妻テスタ・ロッサ》を絡めてこちら側が過剰打点を作れるくらいに横に伸ばして、貫通。

結果3位。

■振り返り

入賞できたということで、自分の中ではひとまず一安心のラインなのかなといったところです。

勝てた大きな要因としては、赤黒というデッキが前日の入賞でまだゲームプランなどがバレてなかったことと、ゲームプランを事前に考えきれていたことが挙げられるかと思います。

弱点となる《ロスト・ソウル》や《SSS》などの全体タップトリガーが少なくなっていたことも一因でしょう。

前日からの練習ということもあり、細かいゲームプランなどはまだ練度が足りてないところもありましたが、環境前期の経験などで補えたのが大きかったです。

まとめると、環境読みがバッチリだったのと、貯める貯めないのゲームプランをしっかり意識できたことが勝因です。

逆に反省点もあります。

構築面での反省点は《バサラ》の4枚目を削ったことです。

後半のカードパワーが高く、手から出すことや邪王門から捲った時を考えると削るべきではなかったかなぁというのが終わった後の感想でした。

赤い稲妻テスタ・ロッサ》の3枚目か、《斬斬人形コダマンマ》の2枚目のどちらかが抜ける候補です。

プレイ面での反省点は準決勝の「貯めるターンの限界点」の把握が甘かったことです。何度も登場したので具体的な盤面を置いておきます。

場に相手の《策略のエメラル》があり、裏側で置かれたカードが1枚。

手札は4枚、マナは4。一度対戦済だったので、《ヘブンズ・ゲート》とギャラクシールドギミックのみであるということは把握済(《戦霊混成ウルボランス》、《「絶対の楯騎士」》が主軸)

こちらは《カンゴク入道》《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》《「貪」の鬼バクロ法師》が場
にいて、手札に《「大蛇」の鬼ジャドク丸》、《「ひっくり返したれやぁぁぁ‼︎」》2枚、《我我我ガイアール・ブランド》、火文明2コストが複数体、《百鬼の邪王門》1枚

理想のプレイとしては《「大蛇」の鬼ジャドク丸》で《策略のエメラル》を処理して横に並べ、次のターンに《「ひっくり返したれやぁぁぁ‼︎」》×2《我我我ガイアール・ブランド》でワンショットを狙うことが主流かもしれませんが、このときはリソースを伸ばされたくないがために早期に天門を踏んでおきたいと感じたんですよね……

予選で当たった時に天門を踏むも、相手の出せたブロッカーが少なかったので、プレイが少し偏った可能性もあります……

終わってからあと1ターン貯めることができたよなぁという結論になったので、プレイ面での明確なミスはこの試合になると思います。

■おわりに

試合中よく使った殴り方を紹介しておきます。

オリジナルの赤黒の《龍装者バルチュリス》の枠が《銀河大剣ガイハート/熱血星龍ガイギンガ》に置き換わったようなイメージで、《カンゴク入道》などで1点入れ、《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》や《「貪」の鬼バクロ法師》(《「ひっくり返したれやぁぁぁ‼︎」》で1点既にブレイクしているため元々4枚の時もある)で盾を割り切り、《銀河大剣ガイハート/熱血星龍ガイギンガ》のダイレクトアタックを残しておきながら《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》やガードストライクのような単体指定系のトリガーをケアする殴り方を、シータなどのガードストライクを受け札にしてそうなデッキ相手によくしました。

5Cや天門のようなデッキには可能な限り攻撃せず横に並べて《我我我ガイアール・ブランド》を1枚以上絡めることができるのが理想です。

基本的には《「ひっくり返したれやぁぁぁ‼︎」》+《我我我ガイアール・ブランド》を用意できるとほぼ過剰打点が作れます。

また、《SSS》のケアで《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》の上に《我我我ガイアール・ブランド》を重ねて、9000を一番パワーの高いクリーチャーにしておくことなども多々ありました。

というわけで今回のCSレポートを終わります。

それではまた!


記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です
↓クリックで通販サイトへ↓

関連記事一覧