デュエルマスターズ │ 新弾レビュー │ Rush Pros【切札×鬼札 キングウォーズ!!!】
3月28日に発売した十王篇拡張パック第1弾「切札×鬼札 キングウォーズ!!!」
新シリーズの第一弾であり、多くのキーワード能力も新たに登場するパックの注目カードをRush Prosの選手たちにレビューしていただきました!
プロが注目するカードとキーワードはどれなのか!?早速見ていきましょう!
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■dotto選手の注目カードTOP3
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
十王篇拡張パック第1弾、「切札x鬼札 キングウォーズ!!!」も発売したことでデュエルマスターズの新しいシーズンの始まりを感じました。
毎年第一弾のカードは未体験のギミックが多く、ワクワクさせられることが多いですが春の訪れの時期と同じなのも何かしら作用しているのかもしれません(?)。
さて今回は「切札x鬼札 キングウォーズ!!!」の中から注目カードTOP3を紹介させていただくわけですが、この弾はとにかく新ギミックが多いです。
それ故に評価は人によってかなり変わってくると思われ、各々がどのような評価をして紹介しているかも注目ポイントだと思います。
1位 《U・S・A・BRELLA》
現環境トップクラスの性能を持つ「マナドライブ持ちGRクリーチャー」を完全にシャットアウトする効果を持っていながら3コスト、パワー4000の平均以上のスペックに除去耐性を持ち合わせているのは破格でしょう。
低コストのメタクリーチャーと言うこともあって様々なデッキへの採用が考えられる扱いやすさも評価ポイントです。
デッキに火文明を採用する場合、スムーズに採用できるのは中速デッキだと思いますが他のデッキでも常に採用できるかどうか検討に入れておくカードという認識でいいと思います。
やや似た役割を持つ《リツイーギョ #桜 #満開》も強力ですが対GRクリーチャーのことだけを考えると《U・S・A・BRELLA》に軍配が上がると思います。
GRクリーチャー最強の時代に一矢報いてくれるのはこのウサギしかいません。
もしかしたらイラスト的に一矢報いるのではなく、一刀両断してくれるかも・・・しれません。
2位 《勝熱英雄 モモキング》
2位はこのパックの目玉である《勝熱英雄 モモキング》です。
「チーム切札」以外の他のチームや王国の必殺技効果はやや癖があるものが多いですが〈キリフダッシュ〉はそれらに比べてかなり扱いやすい効果だと思います。
少ないコストで強力なクリーチャーを場に召喚できる効果は実際にプレイしてみると強さを実感でき、《勝熱英雄 モモキング》以外の打点やパワーの高い〈キリフダッシュ〉効果を持つクリーチャーでさえも早期に着地してしまうとなかなか厄介です。
《勝熱英雄 モモキング》は2点を通したタイミングで出すルートだけでなく、《タイク・タイソン》等で先に相手の盾を4枚にしておき、1点を入れたタイミングで《勝熱英雄 モモキング》をプレイすることを狙うルートもあるのは魅力です。
《勝熱英雄 モモキング》は突破力が高いため場に召喚するスピードによって勝敗に大きくは影響することが頻発するタイプのカードではないのでフィニッシャーとして十分な性能を持っていると思います。
このカードに対応できる「S・トリガー」自体も限られているので、《蒼き団長ドギラゴン剣》のような活躍をするようになる可能性は十分あるでしょう。
3位 《カダブランプー》
〈キリフダッシュ〉が扱いやすいと言う評価の上で3位にしました。
2コストで1点を2点に、2点を4点に、3点を6点にできるのはカードを宣言するタイミングを含めて攻撃によって手札から打点を増やす《龍装者バルチュリス》とは大きく異なります。
条件がシールドをブレイクした時に2マナを支払うのみなので《カダブランプー》の効果は自由度が高く、色々な使い道があるのも良い点です。
速攻デッキで2ターン目や3ターン目に出して打点を増やしてもよし
成長デッキで《刀の3号カツえもん剣》と組み合わせて奇襲を仕掛けてもよし
その他のデッキで「S・トリガー」をケアするために使ってもよし
挙げるとキリがないぐらいには面白いカードだと思います。効果が「ニンジャストライク」とあまり噛み合っていない似た効果を持つ《光牙忍ソニックマル》とは大違いです。
■すめらぎ選手の注目カードTOP3
こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回は3月28日に発売した新弾、十王篇第1弾 「切札×鬼札 キングウォーズ!!!」の注目カードを紹介していこうと思います。
1位 《GOOOSOKU・ザボンバ》
このカードはまずSA持ちの新規バイクとしても優秀ですが、更に強力なのが新弾から追加された〈マジボンバー〉能力です。
アタック時に〈マジボンバー〉能力での横展開出来るわけですが、自身で出たときにもトップを確認出来るため、山札上からの踏み倒しも結構狙うことができ、最悪違った場合でも手札からもカードを踏み倒せるということが強みです。
バイクであれば《覇王速ド・レッド》で追加打点を用意しても強いですし、新弾で追加された《U・S・A・BRELLA》のようなメタカードを出しつつビートする動きも強いですね。
このカードはバイク系のデッキだけではなく赤白GRビートのようなデッキに採用しても力が発揮されるので、今後見かける機会も多くなると思います。
2ターン目に《ヘブンズ・フォース》から出てきて、そこから打点を入れられつつクリーチャーを踏み倒されると考えると結構恐怖ですね。
2位 《ライマー・ドルイド》
4コストで色が優秀な上に墓地肥やしをしつつマナを伸ばせるスーパーカードです。
僕の大好きだった《阿修羅サソリムカデ》や《邪眼教皇ロマノフII世》に使いたいなと最近考えたりしていました。
このカードの強いところは、まず山札上から4枚も確認することが出来ること。
そこから好きなカード1枚をマナに送り、残りを墓地に送れるので、先ほど挙げた《阿修羅サソリムカデ》などでは、ループに入るまでに他にも墓地に落としておきたいと考えていたパーツをこのカードで一気に落とせる可能性もあるわけです。
しかも〈フシギバース〉能力を持っているため、従来のカードを使ったデッキだけではなく、新規カードを使った新しい墓地利用ループデッキも作れそうだなと思っているので、これからどんどん考えていきたいカードですね。
手札から出たときに破壊されるので、最初から〈フシギバース〉用に墓地に用意しておくことが出来るのもいいですね。
3位 《〈貪〉の鬼 バクロ法師》
自身の能力でシールドを回収出来るので最悪殴らずとも他の〈鬼タイム〉能力の条件を満たしたり、トリプルブレイカーも得られるので、殴りきることを狙っていくこともできます。
数年前に出たビートジョッキーの《ラウド“NYZ”ノイジー》が当時ビートデッキでダブルブレイカーを用意しつつ手札を確保出来て強かったと感じていたのに、ほぼ完全上位互換が出てきて時代の流れは凄いなと思いました。
赤黒型の〈鬼タイム〉軸のデッキで《デュアルショック・ドラゴン》などと組み合わせて使うのが基本的だと思いますが、《ヘブンズ・フォース》を入れたデイガカラーで組むのも面白いかなと個人的には考えています。
自身のパワーも5000という最低ラインは確保していることと、パワーアタッカーを含めると12000になるので色々と殴り返しも出来るパワーラインを持っているのは嬉しいですね。
まとめ
ということで今回は土曜日発売の〈十王篇第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!〉の注目カードを紹介してみました。
僕の好みが今回はベリーレアに集中しましたが、紹介したカード以外にも皆さんご存知だと思いますが、《U・S・A・BRELLA》や《リツイーギョ #桜 #満開》などノーマルでも注目するカードは沢山あり、環境を動かしてくれることに期待が高まりますね。
■おんそく選手の注目カードTOP3
おはようこんにちはこんばんは!
“ビートジョッキー”がネズミからウサギに乗り換えましたね、「一人じゃ寂しくて死んじゃう〜泣」みたいなフレーバーテキストであざとアピールしてくる予感しかしません。
一先ず僕もDM界のウサギを目指すことにします。おんそく(@onsoku0503)です!
今回はデュエルマスターズ2020年度の始まりを彩る十王編第一弾【切札×鬼札 キングウォーズ】の注目カードベスト3です!
1位 《U・S・A・BRELLA》
第一位はこのカード。理由としては“現段階の環境に対して最も影響を与えるカード”だからです。
コロコロサイトの先行公開の時点で注目はされていましたが、最低でも今の構築のままだと環境トップの4Cデイヤーがこのカード1枚で詰む代物。《異端流しオニカマス》の再来と言っても過言では無いでしょう。
シータや赤緑バーンメアは《ムシ無視のんのん|灰になるほどヒート》によるバトルからの展開や《グレープ・ダール》が有るので太刀打ちはできますが、苦戦する事は間違いないでしょう。
既存のデッキでいうとバーンメア、ライザ、赤白など、火文明が入るデッキにはほぼチャンスがあるカードですし、殿堂、2ブロ問わず活躍すると思うので、使う分は最低でも持っておきたいカードですね。
使われて詰まない構築を目指さないといけない非常に厄介で強力なカードです。
h4b太字 2位 《勝熱英雄 モモキング》
Tブレイク+攻撃後アンタップだけでも強力ですが、僕は最後の”多色以外に選ばれない”の文を見たとき目玉が飛び出るかと思いました。フィニッシュ性能が強過ぎる。。。
スピードアタッカー持ちの〈キリフダッシュ〉なので、最後の盾をまとめてブレイクした時に〈キリフダッシュ〉を使うと、殆どのトリガーをケアしながらダイレクトアタックまで持っていくことができます。擬似的な《龍装者バルチュリス》ですね。
意識すると打点の組み方のパターンが増えるので回す時に意識してみてください。
また、キルパターンで非常に多くなるのが
1点キリフダッシュ→3点→ダイレクトと言った1ターンで4点作る。
という形の攻め方だと思います。
序盤の小型の1点を防げるかどうかでもゲームが変わってきそうなので、このカードが流行るとシールドトリガーを強くすることももちろん大事ですが、2〜3コス帯の妨害や除去カードもキーカードになりそうとも思っています。
後はボードにクリーチャーを残さないようにするなど、プレイでの対策は必須です!
3位 《絶対の楯騎士》
最後はこのカード!他にもランクインしそうなカードはあったのですが、個人的に好みな効果をしていたのでこのカードをチョイスしました。
特にイチ推しなのが出た時だけではなく、表向きに置かれた時にも効果が発動する点です。
《絶対の楯騎士》の効果での連鎖はもちろん、〈ギャラクシールド〉のデザイン的に今後の補助を考えるといつ化けてもおかしくないです!
ただ、自身の効果で展開しようとすると6コスト必要なので、少し重いのが難点ですね。期待という意味も踏まえてこの順位で!
表向きの盾を一気に3枚作って《煌世主 サッヴァーク †》を構えるみたいな動きもできるので、〈ギャラクシールド〉の登場で白ゼロサバキZが息を吹き返すかもと思うと楽しみですね。
まとめ
今弾はクリエーターズレターで言われていた通り、GRによるカードパワーのインフレが直前にあったことからカードパワーが控えめな塩パックと言う声が多く見られますが、汎用性の高いカードが多く、カードプールの底上げ的な部分も垣間見えるパックだと思っています。
GRへのメタカードも現れたことから、殿堂、2ブロを問わずこれまでGRの速度に殺されていたデッキ達も息を吹き返すでしょうし、シールド戦ではGRのブレが無くなるため考えることは増えますが、運へのヘイトは下がると思います。
個人的には光り物の目玉は超天編に比べると少ないかもしれないが、ノーマルやレア枠に凄く良いカードが多いパックだと思うので、楽しみにしています!
それでは今日はこの辺で!!
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