デュエルマスターズ │ デッキ紹介 │ dotto【ロールモデルタイガー】
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
自他共に認める最新カード好きと勝手に思っている私なのですが、今回紹介する《ロールモデルタイガー》の収録されている「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」と「W王国ドッキングパック 鬼札王国&不死樹王国」の2つは正直少々使いづらいです。
面白い効果のカードはあるけれどもスムーズにイメージが沸かない!
しかし、どうしても最新弾のカードを使いたかったので今回は《ロールモデルタイガー》でデッキを考えることにしました。
まずは《ロールモデルタイガー》の考察から!
※こちらの記事は4月末時点で執筆の内容のものとなります
※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます
通販サイト(https://www.cardrush-dm.jp/)
■ロールモデルタイガーの特徴
《ロールモデルタイガー》の最大の特徴はバトルゾーンに出すことによってマナゾーンから踏み倒すことができ、「バズレンダ」の効果で更に追加3コストごとに踏み倒しが行えることです。
この効果の良いところは、
「自由度が高い」
「自身を踏み倒して出しても効果は発動する」
この2つの部分にあります。
逆に悪いところは
「12マナ払って勝利を狙うなら10マナ払って《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》を使った方が良いのではないか」
これに尽きると思います。
《ロールモデルタイガー》の色を考えると《水上第九院 シャコガイル》と相性が良いのは明白なのですが、そこには《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》が立ちはだかってしまう。
ではその他の活用法だと何があるでしょうか?
考えられるのは自身の多色と、踏み倒しても効果が発動するところを活かして《蒼龍の大地》を軸に《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》と《偽りの名 ゾルゲ》による無限GR召喚コンボで勝利を狙うデッキでしょう。
このデッキの場合、《ヨミジ 丁‐二式》による蘇生と《怒流牙 サイゾウミスト》によるライブラリー回復が必要なので5色デッキになることはほぼ確定です。
どちらかと言うと《ロールモデルタイガー》を入れて構築するならこちらの方が一般的だと思います。
そういうことで今回は「5色蒼龍コン」の紹介を!と行かずにあえて一般的な方向とは逆を行き、《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》の壁の方に突撃していきます!
(無謀かもしれない・・・)
■轟破天九十九語と差別化しよう
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》と差別化できそうな点は3点あります。
① 9マナで相手プレイヤーを倒せる可能性がある
② 轟破天九十九語が呪文なのに対し《ロールモデルタイガー》はクリーチャーであること
③ 攻撃誘導効果を持っている
これらの特性を活かさなければ《ロールモデルタイガー》に明日は無い・・・。
まず①を活かすには1体クリーチャーを踏み倒すだけで相手のデッキの機能を停止させ、勝利にグッと近づけるカードをデッキに採用する必要があります。
考えられるのは
・《光神龍スペル・デル・フィン》等の呪文をシャットアウトするクリーチャー
・《龍世界 ドラゴ大王》等の展開を封じるクリーチャー
・《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》等のロック性能を持つクリーチャー
この3種類ですが②の9マナで相手プレイヤーを倒すと言う方向性を活かすには10マナの《龍世界 ドラゴ大王》を採用するのはミスマッチ、ここは《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》で我慢するしかないでしょう。
②を活かすのは割と簡単で「バズレンダ」と相性の良い《フェアリー・ギフト》と《ロールモデルタイガー》は噛み合います。
《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》にも《フェアリー・ギフト》は使われていたので似たような運用方法になるでしょう。
③の効果は《ドンジャングルS7》と同じ強力な効果なので一部のデッキを止めるために出た後のことを考えて《Dの牢閣 メメント守神宮》等のブロッカー付与カードを一緒に入れてあげると良いでしょう。
これらを踏まえてデッキを作ります!
■デッキレシピ : 「ロールモデルタイガー入り青緑シャコガイル」
1 x 《光牙忍ハヤブサマル》
1 x 《光神龍スペル・デル・フィン》
1 x 《Dの牢閣 メメント守神宮》
3 x 《水上第九院 シャコガイル》
3 x 《リツイーギョ #桜 #満開》
4 x 《ドルツヴァイ・アステリオ》
2 x 《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
2 x 《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》
1 x 《フェアリー・ギフト》
4 x 《フェアリー・ライフ》
4 x 《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》
3 x 《父なる大地》
4 x 《ウマキン☆プロジェクト》
2 x 《怒流牙 サイゾウミスト》
2 x 《ロールモデルタイガー》
1 x 《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》
2 x 《ドンドン水撒くナウ》
■コンセプト
基本的なコンセプトはマナを伸ばして《ドルツヴァイ・アステリオ》や《ウマキン☆プロジェクト》等から《ロールモデルタイガー》か《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》に繋げることです。
《ロールモデルタイガー》には制圧とフィニッシャーを兼ねてもらい、《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》にはフィニッシャーとしての役割に専念させた上で共存させ、状況に合わせて使い分けていく形がベストだと思いました。
■採用カード解説
《リツイーギョ #桜 #満開》
どうしてもこの手のマナを伸ばすデッキは「GRクリーチャー」に対して弱くなるので採用しています。
同時に複数体出て来なければ「マッハファイター」持ちの大型クリーチャー等で各個撃破すればある程度どうにかなるので相性も良いです。
vs「ドッカンデイヤー」対面において《父なる大地》とのお手軽コンボが可能で序盤中盤終盤問わずに《父なる大地》と組み合わせることで相手のリソースはローリスクでもぎ取ることができます。
強力な動きとして、《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》の下面と組み合わせた際に相手のクリーチャーが2体しか出て来ないので一方的な展開が可能です。
しかも前のターンからバトルゾーンに出ている相手プレイヤーに攻撃できるクリーチャーがいれば《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》の上面と合わせて相手の「S・トリガー」で出てくるクリーチャーを封じた状態でダイレクトアタックまで持って行くこともできます。
《光神龍スペル・デル・フィン》と合わせるとほぼ完全なロック状態になります。
しかしこのコンボは必ずしも良いとは言えず、相手のクリーチャーが2体しか出て来ないので《ドルツヴァイ・アステリオ》の的になるクリーチャーが出て来ずに《水上第九院 シャコガイル》でのフィニッシュの際に足枷になる時もあるので注意が必要です。
《ウマキン☆プロジェクト》
デッキの中軸を担うクリーチャーですが《ロールモデルタイガー》ととても相性が良いです。
「バズレンダ」込みの6マナでプレイすると9マナ域に繋がり、8マナでプレイすると12マナ域に繋がります。繋がるマナ域は《ロールモデルタイガー》のマナ域と同じであり、繋ぎの役割のカードとして重宝します。
この点は《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》も似た部分があり、同じくデッキの中軸を担っている《ドルツヴァイ・アステリオ》が使えなくてもマナを伸ばす手段は多彩です。
《ドンドン水撒くナウ》
横展開をしてくるデッキは《リツイーギョ #桜 #満開》に対策を任せているので受けのカードはマナ回収を兼ねた《ドンドン水撒くナウ》にしていきます。
相手のジャスキルを止める役割で採用している《怒流牙 サイゾウミスト》との相性も良く、どちらもデッキの色基盤になるので基本はマナ要員です。
■おわりに
今回は方向性を変えてただデッキを紹介するのではなく、1つのカードを軸に考察を交えながらデッキ紹介する構成で書かせていただきました。
青緑ベースだと「チームウェイブ」のベースカラーと言うこともあり、他の強力な「バズレンダ」持ちのカードも多数採用することができたので新しいカードも多く、比較的組みやすいデッキだと思います。
受け札やメタカードとして積んでいる枠は自由枠で改造も可能です。
「バズレンダ」等のカードに比べると少し使いにくいですが《セブンス・タワー》も採用候補で水文明単色の受けカードだと《深海の伝道師 アトランティス》も強力です。
「バズレンダ」は軽減効果と相性が良いので速度特化を意識するなら《Black Lotus》を採用しても面白いかもしれません。