バトルスピリッツ │ デッキ紹介 │ komainu【覇王】
こんにちは。komainu(@koma020116)です。
今回は今期の制限改訂をノータッチで逃れ、来期の環境候補の筆頭である覇王について紹介していきたいと思います。
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■デッキリスト
今回のデッキリストは、来期に多いであろうデッキ(おそらくダブルオー+新弾のデッキ)を想定して組んでみました。
新弾環境は蓋を開けてみなければわかりませんが、今私がこの記事を書いている時点(7/19)では、機竜+刃虫+ダブルオーのような環境になると考えています。
そのため、それらに通りの良い《グラウンドブレイク》や、《英雄皇の御盾rev》を採用した形となっています。
■デッキの概要
序盤
《オードラン》《ドス・モンキ》の他、数あるドローソースとサーチを使って《覇王 陽昇ハジメ》と《英雄龍ロード・ドラゴンX》を探しに行く。
中盤
《覇王 陽昇ハジメ》の神技から大型覇王を召喚しつつ、相手のボードをコントロールして自分の《英雄龍ロード・ドラゴンX》を走らせる準備をする。
終盤
《英雄龍ロード・ドラゴンX》の効果で相手の盤面を更地にしながらリーサルを出し、仮に防がれたとしても再起不能なところまで追い込む。
このデッキは、相手の防御札に対する詰め手段をあまり持ち合わせていません。(主に《白晶防壁》を絶対に突破できないと言うのが致命的。)
その代わりと言っては何ですが、相手を再起不能にするほどの盤面処理能力と、リソース補充能力を持ち合わせています。
基本的にこのデッキは、リーサルターンに合わせて相手の盤面を更地にする、と言った使い方をしてもらえればかなり勝率の出せるデッキだと思っています。
(仮に《白晶防壁》でそのターンに削りきれないことが確定していてもボードを更地にするまで《爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼルX》で殴り続ける。)
■採用カード紹介
《オードラン》や《ドス・モンキ》等、誰でも入れているカードを紹介しても仕方ないと思うので、あまり採用されていないカード、人によって採用枚数が分かれるカードを中心に解説していきたいと思います。
《キジ・トリア》
ダブルオーの《トランザムライザー》、《青の世界》の回避等、痒いところに手が届くカード。
引いた試合はかなりの割合で勝利に貢献しますが、2枚目を引いてしまうとそれが原因でリソース枯渇に追いやられてしまうこともあるので採用枚数は慎重に考えたい1枚です。
《青の世界》、《黄の世界》等、覇王が確実に1ターン稼がれてしまう世界が流行る環境になったら2枚採用も検討したいです。
《永遠の覇王ミブロック・ガムシン》
以前は《皇牙獣キンタローグ・ベアーrev》を入れるのがメジャーだった枠です。
Lv2-3効果の白紫装甲がかなり強いことと、破壊の除去とデッキ下の除去で最近は通りの良さにかなりの違いがあるように感じたためこちらを採用しています。(パイロットブレイヴ、イザイザの主要パーツ、《はなさかドラゴン》の回収対象等)
バースト時の1ドローがないことでリソース面での不安は多少残りますが、そこは3枚積んでいる《双翼乱舞》を上手く使ってリソース枯渇を凌ぎましょう。
《英雄皇の御盾》
最近、覇王の構築で《英雄皇の御盾》全抜き、《煌炎の神剣》採用のリストがちらほら見られるようになってきました。
・・・最近煌炎の神剣が流行っている理由
VSダブルオーでは《英雄皇の御盾》を採用して《超星使徒スピッツァー・ドラゴン》を防いだとしても勝てるとは限りません。
※《ダブルオーガンダム》武力介入→ブロックでバゼルが止まる&《トランザムライザー》を上手いタイミングで打って《魁の覇王ミブロック・ブレイヴァー》をあらかじめ吐かせておく等のプレイがダブルオー側にあるため、《英雄皇の御盾》があっても全然勝てるわけではない。
そのため、ダブルオー以外の対面では腐りがちで、なおかつ肝心のダブルオーにも貼って勝てないなら抜いていいんじゃないかと言う考え方。 ※横線挿入
確かに、ダブルオーだけ切り取って見たら《英雄皇の御盾》は必要ないかもしれません。 しかし、来期はどうでしょう。 【機竜】がおそらくまた息を吹き返してきます。
【機竜】は《ドラゴンズミラージュ》によるボード制圧から攻めてくるデッキタイプなので、《英雄皇の御盾》はこれでもかとばかりに刺さります。
今期使うことを想定するなら入れない構築もアリだと思いますが、来期のことを考えるなら入れることをおすすめします。
《グラウンドブレイク》
以前、僕の有料noteの方で紹介させていただいたのですが、ダブルオーに対する切り札です。
このカードは《ドス・モンキ》のバーストマジックサーチに引っかかる上に、《超星使徒スピッツァー・ドラゴン》に邪魔されず、ダブルオーのエンジンカードの《プトレマイオス》を破壊してくれます。
また、他の対面に対しても絶対に腐ることのない無難な効果をしており、あまり構築を歪めずに入れられるメタカードとして非常に優秀です。
ダブルオーの使用率次第でまた変わってくるとは思いますが、メタとして採用するからには絶対に1枚は引きたいので最低2枚は採用したいです。
■不採用カード、採用を悩んだカード
海皇龍シーマ・クリークII
このカードは、最初に見た人は「本気で言ってる?」と思ってしまうかもしれません。
確かにこのカードには、「この対面に対して出したら一気に有利になる」等のメタ的な採用価値はほとんどありません。
それでもこのカードを採用余地のあるカードとしてあげた理由は「雑に強いから」です。
覇王というデッキは、ほとんどの試合でコアの余裕がないので《超覇王ロード・ドラゴン・零》を強く使うことが難しいデッキです。
また、メインとなるフィニッシャーを召喚しながら《英雄皇の神剣rev》のレベルを上げるのもかなり苦しく、サーチと同じターンにそれをしたくともできないということも少なくありません。
その問題をこのカードは1枚で解決してしまうのです。
実際に使い心地を試して見たところ、《はなさかドラゴン》での回収の優先順位もかなり上位に来るほど使い心地が良く、枠があれば絶対に入れたいと思うレベルで強かったです。
ただ、今回は必要カードで40枚が埋まってしまったので泣く泣く不採用としています。
疑う人たちは是非1度試して見ましょう。
皇牙獣キンタローグ・ベアーrev
《永遠の覇王ミブロック・ガムシン》と召喚時バーストの枠を食い合う&召喚時バーストが強かった環境がだんだん終わりつつあるということから不採用としました。
創界神破壊だけを取ったら《超覇王ロード・ドラゴン・零》でいいですし、盤面にいるときの効果もあまり強くありません。
バウンスよりも破壊が強い環境や、コスト7以上の強力な召喚時持ちスピリットが新しく出てきたら《永遠の覇王ミブロック・ガムシン》を押しのけて再び採用されることになると思います。
超覇王ロード・ドラゴン・セイバーX
テキストが上から下まで終盤用の効果であるため、序盤に手札で腐らせてしまうケースが多すぎてあまり好きになれませんでした。
ロングゲームが好きな方や、ライフ回復がないと受けきれないような環境になれば採用してもいいと思いますが、枠がない上にあくまで便利カードにすぎないという点は覚えておきましょう。
■おわりに
今回は覇王についての記事でした。
制限改訂でノータッチだった覇王はかなり高い確率で新弾後環境でも強いデッキだと思われるので、今から新弾環境が楽しみですね!!
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