デュエルマスターズ │デッキ解説│ dotto【DMGPアドバンスTOP3:アナカラーDOOM】
こんにちは、dotto(@22dotton)です。
今回はDMGP2024-1st 1日目(アドバンス)で使用して3位になった【50枚アナカラーDOOM】のデッキ解説と大会レポート記事です。
【アナカラーDOOM】といえば、オリジナル環境で3月頃に環境上位デッキとして食い込んで来たこともあり、オリジナル環境のデッキというイメージが強かった方も多いかと思いますが、実はアドバンス環境でも戦えたんです。
それ以上にdottoがデッキの枚数を増やしてGPに挑んだという衝撃が強かった方も多いと思うのですが、理由についてはデッキ解説の中で記せれたらと思います。
まずはデッキレシピから。
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・デッキレシピ
■メインデッキ
■超次元ゾーン
■超GRゾーン
【50枚アナカラーDOOM】 | |
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デッキリスト | |
■メインデッキ 1 x 《終止の時計ザ・ミュート》 2 x 《奇天烈シャッフ》 4 x 《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》 1 x 《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》 4 x 《アーテル・ゴルギーニ》 2 x 《機怪人形ガチャック2》 2 x 《忍蛇の聖沌c0br4》 3 x 《復活の祈祷師ザビ・ミラ》 4 x 《超神星DOOM・ドラゲリオン》 4 x 《キャディ・ビートル》 1 x 《樹食の超人》 4 x 《配球の超人/記録的剛球》 4 x 《天災デドダム》 4 x 《流星のガイアッシュ・カイザー》 4 x 《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》 4 x 《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》 2 x 《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》 |
■超GRゾーン 1 x 《ツタンメカーネン》 1 x 《オレちんレンジ》 1 x 《無限合体ダンダルダBB》 1 x 《カット丙-二式》 2 x 《シェイク・シャーク》 2 x 《ブレイン・テンタクル》 2 x 《バツトラの父》 2 x 《全能ゼンノー》 ■超次元ゾーン 2 x 《13番目の計画/サファイア・ミスティ》 1 x 《頂上の精霊ミラクルスZ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》 1 x 《頂上龍素サイクリタ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》 1 x 《頂上の王龍ヴィル・ド・テラ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》 2 x 《轟く覚醒レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒ドギラゴンX》 1 x 《時空の禁断レッドゾーンX/終焉の覚醒者レッドゾーンBSR》 |
・デッキ解説
アドバンス環境の【アナカラーDOOM】は、フィニッシャーとして採用している《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》or《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の着地を目指し、その中継ぎとして《超神星DOOM・ドラゲリオン》、《アーテル・ゴルギーニ》、《流星のガイアッシュ・カイザー》の3種類のカードでゲームメイクしていくデッキタイプです。
あくまで目指すだけであり、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》or《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の着地が狙えないのであれば《蒼き覚醒ドギラゴンX》等を絡めて殴って勝利することを狙います。
ここの舵取りが少し難しいデッキで、決まった勝ち方を狙うわけではないのでその点においてはプレイングスキルが求められます。
特定のカード、特定のプレイに頼らなくてもよい、それ故に50枚で成立しているデッキということなのですが。
デッキの枚数を無理に減らして40枚に収めようとすると特定のカードの採用枚数が減ってしまうため、そうなると50枚の時よりも減らしたカードにアクセスしにくくなります。
わかりやすい例だと50枚の4投と40枚の3投だと前者の方が引ける確率が高く、この状況は初手から追加でカードを12枚見るまで続きます(50枚の8投と40枚の6投も同様)。
《超神星DOOM・ドラゲリオン》の運用においても違いがあり、40枚デッキの《超神星DOOM・ドラゲリオン》と50枚デッキの《超神星DOOM・ドラゲリオン》では《超神星DOOM・ドラゲリオン》をプレイした後の《超神星DOOM・ドラゲリオン》への依存度が異なり、前者が重いのに対して後者は軽く、リスクも軽減されているため運用の幅が広がっています。
例えば《蒼き覚醒ドギラゴンX》を使うために《超神星DOOM・ドラゲリオン》を構成しているカードの束が超次元ゾーンに移動しても山札の枚数が残っているため大きな問題はありませんし、相手の封印ギミックに対してもデッキ枚数を増やしていると山札の枚数が残った状態で戦うことができます。
40枚の【アナカラーDOOM】で《超神星DOOM・ドラゲリオン》が封印されると、デッキ残数は残り一桁であることがほとんどで、リソースカードを使って後続を探しているうちに山札が無くなって負けてしまいます。
また、《キャディ・ビートル》と《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》の2種のメタカードを自然に採用できることもこのデッキの強みです。
この2枚のメタカードはほとんどの環境上位デッキに対して数ターン時間を稼ぐことができるキラーカードで、フィニッシュの遅さをカバーしつつ《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の種になってくれます。
オリジナル環境に比べてアドバンス環境はリスクリターンの管理がやや難しいところもありますが、的確にプレイできればデッキの強さを1つ上のランクに押し上げることが可能です。
そしてデッキ枚数を増やすことで強力な受けを採用することができているため、【赤青マジック】や【赤黒バイク】、【デイガドルマゲドン】等に対してメタカードが間に合わなかったとしてもシールドで勝負することができるようになっています。
対して、アドバンス環境特有の強力な相手の受けギミックには《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を使用することで相手の受けと向き合わなくて良くなるため優位性があります。
・ループ解説
①「任意のクリーチャー」の「出た時」(&「破壊された時(離れた時)」)の効果を任意の回数使うcipループ
【初期盤面】
[盤面]
《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)、《アーテル・ゴルギーニ》(《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でも可)
[墓地]
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》、「任意のクリーチャー」(マナor手札でも可)
【手順】
⒈《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)攻撃時、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》と「任意のクリーチャー」を場へ
⒉《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の効果で《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)と《アーテル・ゴルギーニ》(《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でも可)、「任意のクリーチャー」計3体を破壊
⒊破壊対象に選んだ《アーテル・ゴルギーニ》は置き換え効果で効果解決中の《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を破壊(2枚目の《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を破壊した場合はこの手順は不要)
⒋《頂上の精霊ミラクルスZ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》&《頂上龍素サイクリタ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》&《頂上の王龍ヴィル・ド・テラ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》の3体を場へ(《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》に「GP覚醒リンク」)
⒌「任意のクリーチャー」の効果を解決
⇒最初に戻る
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》や《奇天烈シャッフ》を使い回すことで勝利を目指すこのデッキにおいて基本的なループです。
このデッキの他のループはこのループの応用なので、まずはこの簡単なループを覚えておけば残りも簡単に行うことができます。
《アーテル・ゴルギーニ》の置き換え効果で《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を破壊することによって、ループするには本来2枚必要だった《復活の祈祷師ザビ・ミラ》が1枚で完結しているのがポイント。
【アナカラーDOOM】における《アーテル・ゴルギーニ》は動きの過程で引けば必ず使用するレベルの重要カードなので、無理して盤面に送り込む必要がないのがループのハードルを下げてくれています。
②「任意のGRクリーチャー」の「出た時」の効果を任意の回数使うcipループ
【初期盤面】
[盤面]
《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)、《アーテル・ゴルギーニ》(《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でも可)、GRクリーチャー11体+「任意のGRクリーチャー」
[墓地]
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
【手順】
⒈《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)攻撃時、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》と《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を場へ
⒉《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の効果で《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)と《アーテル・ゴルギーニ》(《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でも可)、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》、「任意のGRクリーチャー」計4体を破壊
⒊破壊対象に選んだ《アーテル・ゴルギーニ》は置き換え効果で効果解決中の《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を破壊(2枚目の《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を破壊した場合はこの手順は不要)
⒋《頂上の精霊ミラクルスZ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》&《頂上龍素サイクリタ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》&《頂上の王龍ヴィル・ド・テラ/勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》の3体を場へ(《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》に「GP覚醒リンク」)
⒌《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》の効果で「GR召喚」(《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の効果で破壊していた「任意のGRクリーチャー」が場に出る)
⒍「任意のGRクリーチャー」の効果を解決
⇒最初に戻る
ループさせて効果を任意の回数使用する主なGRクリーチャーは《ツタンメカーネン》、《オレちんレンジ》辺り。《カット丙-二式》は自身の効果でGRゾーンに戻ってくれるため、①のループで任意の回数使用することができます。
《ツタンメカーネン》を回す場合、相手の方が山札の枚数が少なければこのループを行うだけで勝利することができます。
相手と山札が同数or相手の方が山札の枚数が多い場合は、《オレちんレンジ》を使用しつつ下記の山札の枚数を維持するループを行う必要があります。
③ライブラリー維持ループ
【初期盤面】
[盤面]
《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》(リンク済み)、《アーテル・ゴルギーニ》(《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でも可)、《無限合体ダンダルダBB》、《ツタンメカーネン》、《オレちんレンジ》、《全能ゼンノー》、それら以外のGRクリーチャー8体
[墓地]
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
[手札]
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》(墓地でも可)
【手順】
⒈《無限合体ダンダルダBB》攻撃時「Jトルネード」で《オレちんレンジ》、《全能ゼンノー》を手札に戻し(GRゾーンに戻る)、7を作って《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》を唱えて攻撃中の《無限合体ダンダルダBB》を手札に戻し(GRゾーンに戻る)、アタックキャンセル。《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》はボトムへ
⒉①のループ手順で《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を使って、GRゾーンに戻した《オレちんレンジ》、《全能ゼンノー》、《無限合体ダンダルダBB》の3体を場へ
⒊②のループ手順で《オレちんレンジ》を使い回し、ボトムに送った《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》を山札の一番上に持ってくる
⒋②のループ手順で《ツタンメカーネン》の効果を1度だけ使用し、山札の一番上に持ってきた《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》をドロー(相手の山札が1枚減る)
⇒最初に戻る
①と②のループに山札回復ギミックを組み込んだループ。
③のループだけを証明する場合、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を盤面に置いて《無限合体ダンダルダBB》で《全能ゼンノー》と《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》を手札に戻して行った方が手順としては美しいですが、基本的に③のループは①と②のループを証明した後に行うことを想定しているため2.~4.の手順は相手に再度何をするのか説明すれば省略できます。
省略する場合はこの手順の方がわかりやすく、《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》が他のループと別のゾーンに用意しないといけない面倒さと分かりにくさもないため、この手順をオススメします。
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》がマナにある場合は《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》でバトルゾーンに出した後に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》で破壊して墓地に送りましょう。
・コンボ解説
①《アーテル・ゴルギーニ》⇒《超神星DOOM・ドラゲリオン》のフィニッシュ(6マナ、墓地3枚以上)
一番目指す頻度の高いコンボで《アーテル・ゴルギーニ》の墓地肥やしモード(4枚)を2回選択して計8枚墓地を増やして墓地を11枚以上にし、残った1マナで《超神星DOOM・ドラゲリオン》を着地させるプラン。
《超神星DOOM・ドラゲリオン》のアタックトリガーで《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》or《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を蘇生させることができれば大体勝利することができます。
②《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》+《樹食の超人》(or《流星のガイアッシュ・カイザー》)+《超神星DOOM・ドラゲリオン》
《樹食の超人》を有効に使用するために《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》を立ててリソースを獲得し、得たリソースを《樹食の超人》のコストとして使用して《超神星DOOM・ドラゲリオン》に繋げてフィニッシュを狙うプラン。【巨大天門】が対面の際には特に有効。
《流星のガイアッシュ・カイザー》を引きに行ってカウンター性能を高める立ち回りも強いです。
③《超神星DOOM・ドラゲリオン》(盤面)+《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》or《機怪人形ガチャック2》(墓地)+《蒼き覚醒ドギラゴンX》+「相手のクリーチャー以下のコストを持つ出したいクリーチャー」(手札)
《超神星DOOM・ドラゲリオン》攻撃時に「メテオバーン」で《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》or《機怪人形ガチャック2》を蘇生して効果待機
⇒《超神星DOOM・ドラゲリオン》を《蒼き覚醒ドギラゴンX》に「P革命チェンジ」して《蒼き覚醒ドギラゴンX》の出た時効果を処理し、手札にある「相手のクリーチャー以下のコストを持つ出したいクリーチャー」を墓地へ
⇒《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》or《機怪人形ガチャック2》を処理して「相手のクリーチャー以下のコストを持つ出したいクリーチャー」をバトルゾーンへ
手札にある出したいカードを実質0コストで墓地に用意して踏み倒せるコンボ。
《超神星DOOM・ドラゲリオン》を含めた進化元のカードが超次元ゾーンに幽閉されてしまうのがネックですが、デッキ総数が50枚あるので10枚前後のカードが超次元ゾーンに幽閉されても問題なく戦うことができます。
・カード解説
《終止の時計ザ・ミュート》
枠の兼ね合いで少しずつ減ってしまったルーター兼受け枠。
環境上位デッキは最終的に殴ってくるデッキが多かったため全ての攻撃を止めてくれる受けカードは強力で、特に【赤黒バイク】や【デイガドルマゲドン】対面で強いカードでした。
デッキの枚数が多いため山札を掘る役割を兼ねられる《終止の時計ザ・ミュート》は便利で最初は4枚だったのですが、ループフィニッシュで使う《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》と《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》に枠を食われて1枚に。
4枚採用して受けとしての依存度が高かった時は【巨大天門】の《神聖龍エモーショナル・ハードコア》に《終止の時計ザ・ミュート》を宣言されながら突撃されて負ける展開もあったため、減らしたことで相手に裏目を提示しやすくなったとは思いますが増やしても良いです。
《奇天烈シャッフ》
ループのフィニッシャー兼メタカード枠。
《禁断-封印されしX-/伝説の禁断ドキンダムX》や《FORBIDDENSTAR-世界最後の日-/終焉の禁断ドルマゲドンX》の「封印カウンター」がないデッキ相手は《復活の祈祷師ザビ・ミラ》でループするところまで行ければ《奇天烈シャッフ》の宣言と《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》だけで受けは大抵無効化できるため楽に勝つことも可能です。
このカードの一番の採用理由は対【赤青マジック】の勝率を高めることにありますが、その他の対面でもメタカードや蘇生ギミックとの相性の良さから採用枚数を増やしたいぐらいには強いカードです。
《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》
プレイ難度の高いメタカード。
上面については各項目で触れるため省略しますが、下面もクリーチャーを止めながら墓地肥やしを行えるため、《超神星DOOM・ドラゲリオン》や蘇生系のカードと相性が良いです。
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》
ループ用フィニッシュパーツ兼受け。
ループのフィニッシュパーツにできるカードの中で一番使い勝手が良いから採用しているだけです。
一応《単騎連射マグナム》の一貫性を切ってくれているのはポイント高め。
《アーテル・ゴルギーニ》
デッキのメインカード。
全ての効果と《蒼き覚醒ドギラゴンX》への「P革命チェンジ」まで使い倒すため、頭がパンクしないように注意。
《機怪人形ガチャック2》
【巨大天門】を意識して採用していたカード。
受け性能は《忍蛇の聖沌c0br4》の方が高いですが、自身のターンに攻めとして運用する際に《機怪人形ガチャック2》は活躍してくれます。
GP直前に1枚増やして2枚にしましたが、GP後の環境は1枚で良いです。
《忍蛇の聖沌c0br4》
デッキの核の《アーテル・ゴルギーニ》にアクセスできる強力な受け。
《アーテル・ゴルギーニ》に繋がる時は墓地を肥やせる枚数が増えて択が広がりやすいので安直にマナに置いてはいけません。
元々4枚だったぐらいには強いので増やしても良いです。
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》
メインフィニッシャー。
《超神星DOOM・ドラゲリオン》から繋げて出すケースの方が多いですが、《天災デドダム》が2枚ゲームに絡むと8マナまで溜めて《復活の祈祷師ザビ・ミラ》フィニッシュを狙う展開も多々あるので勝ち筋として頭に入れておく必要があります。
《超神星DOOM・ドラゲリオン》
デッキのメインカード。
勝ち筋として1番狙う展開が多いですが、《超神星DOOM・ドラゲリオン》をチラつかせて囮にし、他のカードを通しにいくこともあります。
《キャディ・ビートル》
アドバンス環境で通りの良いメタカード。取り扱いは各種項目にて。
《樹食の超人》
カウンター兼マナ落ちケア用。【巨大天門】やアグロ系、【卍夜】相手によく使います。
無理に狙うとプレイが歪むので使わないと判断したら早々にマナに逃がしましょう。
《配球の超人/記録的剛球》
マナと墓地のリソースを伸ばせる初動。
フィニッシュが狙える6マナ域までにブーストカードを1枚絡めればゲームスピード的に間に合うため採用。細かい動きが狙えるこのカードは便利です。
上面は除去として【巨大天門】対面でそこそこ使います。
《流星のガイアッシュ・カイザー》
中継ぎ兼カウンター用。対面のデッキやプレイヤーの練度に合わせて運用を変えます。
無理してキープすると実質自分の手札が1枚ロスの状態になるので注意、マナゾーンに置いて相手に見せるだけでプレイの誘導や縛りを行うことができます。
《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》
メインフィニッシャー。
基本初手《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》マナ置き安定ですが、《流星のガイアッシュ・カイザー》の通りが良い対面は手札にキープしておくと良いです。
4枚採用しないとうまく墓地に落ちてくれないので4枚。
《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》
墓地肥やし兼目的のカードを探すため初動。
下面は序盤から終盤まで腐らない墓地肥やしの初動として、上面は殴って詰めるプランの追加打点として重宝します。
マナが余っていれば《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の種として使うこともあります。
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
受け兼ループ用フィニッシュパーツ。メインデッキ内の不純物を取り除きながら受けとして機能するアドバンス特有の貴重なカードです。
足りない色も補えています。
《ツタンメカーネン》《オレちんレンジ》《無限合体ダンダルダBB》
ループフィニッシュ用パーツ。
《カット丙-二式》
相手の山札が多く《ツタンメカーネン》でフィニッシュを狙えず、《奇天烈シャッフ》や《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》がゲームに絡められない時や、相手がタマシード等の特殊な受けを採用している時に使います。
ループができる状況なら1点入れて《カット丙-二式》、1点入れて《カット丙-二式》…という立ち回りも可能、【巨大天門】対面ならそれだけで勝てます。
そしてGPのルールは時間制限を迎えたターンでゲームが終わってしまうのでそのターン中に勝ち切る必要があり、念のため《一王二命三眼槍》をケアする役割も担ってくれています(相手の山札の枚数を残り1枚にしてから使用推奨)。
勝ち確だし相手が投了してくれるという甘い考えは本番では通用する訳もなく、それに対して文句を言うべきでもありません。
相手が初心者、こちらのことが嫌い、チーム戦略で道連れ等投了しない理由には様々なケースが考えられるためデッキ構築段階で相手のことを極力信頼してはいけません。
《シェイク・シャーク》《バツトラの父》
自由枠。
今回は《闘門の精霊ウェルキウス》を意識した受けを採用。相手のクリーチャーとバトルせずに済むので横に展開されずに済みます。
《ブレイン・テンタクル》
受けとリソースを兼ねたカード。任意効果なのでループの邪魔もしません。
もっと欲しい。
《全能ゼンノー》
最強の受け。シールドトリガーから繋がった《全能ゼンノー》は現環境では最強クラス。
もっともっと欲しい。
《轟く覚醒レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒ドギラゴンX》
基本《蒼き覚醒ドギラゴンX》のみ使用します。
《アーテル・ゴルギーニ》、《超神星DOOM・ドラゲリオン》、《流星のガイアッシュ・カイザー》、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》(EXライフ無し)から「P革命チェンジ」可能。
ブロッカー貫通や殴り返し、墓地肥やし、スレイヤー付与と運用は多彩。
このデッキにおいては《蒼き覚醒ドギラゴンX》忘れのリーサル逃しは致命傷になります。
《時空の禁断レッドゾーンX/終焉の覚醒者レッドゾーンBSR》
《超神星DOOM・ドラゲリオン》、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》から「P侵略」可能。
あまりシールドをブレイクしたくない時に《超神星DOOM・ドラゲリオン》に「P侵略」させることがありますが、《超神星DOOM・ドラゲリオン》を次のターンに残せないので使用頻度は高くありません(進化クリーチャーから侵略しているので効果は発動しません。手札は捨てられずマイナス効果も使用不可)。
詰めの時は稀に《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》からも「P侵略」させることもあるので忘れずに。
・GP対戦結果
・予選
・1-2回戦目Bye
・3回戦目 後攻 【デイガドルマゲドン】〇
先3《魔の革命デス・ザ・ロスト》されて《アルカディアス・モモキング》を立てて殴られましたが、シールドから来た《忍蛇の聖沌c0br4》で《アーテル・ゴルギーニ》、《奇天烈シャッフ》と繋げて耐えることに成功。
《奇天烈シャッフ》で面を止めながらの自爆特攻や、《蒼き覚醒ドギラゴンX》への「P革命チェンジ」を駆使して盤面を取りつつこちらの面展開は最小限に抑え、相手の《FORBIDDENSTAR-世界最後の日-/終焉の禁断ドルマゲドンX》解放を誘発した後は抱えていたリソースで面を作り、ループフィニッシュして勝ち。
・4回戦目 先攻 【黒緑アビス】〇
《邪幽ジャガイスト》と《アビスベル=覇=ロード》で先に作られた10体前後の盤面を、《超神星DOOM・ドラゲリオン》攻撃時《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》蘇生、《蒼き覚醒ドギラゴンX》へ「P革命チェンジ」、手札の《奇天烈シャッフ》を切って《奇天烈シャッフ》蘇生宣言5で攻撃の過程で《アビスベル=覇=ロード》と《深淵の壊炉マーダン=ロウ》を打ち取り盤面ロック。
返しに《奇天烈シャッフ》で再度5を止めて、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》で攻撃時に《時空の禁断レッドゾーンX/終焉の覚醒者レッドゾーンBSR》に「P侵略」して4マナの《フットレス=トレース /「力が欲しいか?」》打ち取りながら殴って勝ち。
・5回戦目 後攻 【龍世界】〇
後3までにメタカードをプレイできず先4《勝利宣言鬼丸「覇」》の攻撃でEXターンを取られるも、シールドから《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》と《忍蛇の聖沌c0br4》を踏ませて、《勝利宣言鬼丸「覇」》をバウンスしながら《忍蛇の聖沌c0br4》効果で《アーテル・ゴルギーニ》、《キャディ・ビートル》と繋げて詰ませて後はループフィニッシュして勝ち。
・6回戦目 先攻 【黒緑アビス】〇
相手の《謀遠テレスコ=テレス》のハンデスのおかげで墓地が3枚になり《アーテル・ゴルギーニ》から《超神星DOOM・ドラゲリオン》まで繋げるもフィニッシャーまではアクセスできず。
面だけ作ってターンを返して次のターン《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》を絡めてリーサルというプランを狙っていたが、トップが強かったのでループして勝ち。
・7回戦目 先攻 【黒緑アビス】✕
お互い事故気味の展開だったのでハンドだけ構えていたが《謀遠テレスコ=テレス》のハンデスで《アーテル・ゴルギーニ》、《忍蛇の聖沌c0br4》のリソース2枚を抜かれて動けなくなり、シールドでワンチャン返せる展開になったがトリガーなしで負け。
・8回戦目 先攻 【ラッカゴスペル】〇
序盤はリソースを伸ばして、《水晶の王ゴスペル》が着地する前のターンにメタカードを置いて時間を稼ぎ勝ち。
・9回戦目 後攻 【巨大天門】〇
《キャディ・ビートル》と《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》で相手の動きをコントロールし、その間に準備していた《超神星DOOM・ドラゲリオン》で《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を蘇生して好き放題して勝ち。
予選8-1 19位通過
・本戦
・1回戦目 【アナカラージャオウガ】〇
先攻と言うこともあり負ける気がしない展開だったので《アーテル・ゴルギーニ》と《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》で盤面をコントロールして勝ち。
・2回戦目 【赤青マジック】〇
メタクリーチャーでターンを稼ぐことはできたが、《アーテル・ゴルギーニ》等のリソースやフィニッシャー系のカードを引かず延命するしかない展開に。
ついに相手が7マナになり《芸魔王将カクメイジン》で突撃されるも、相手の山札が残り1枚でやや動きづらそうな展開の中でシールドから《終止の時計ザ・ミュート》が来てターンを貰い、ようやく動き出したデッキが暴れて勝ち。
・3回戦目 【赤青マジック】〇
先程のゲームとは異なりメタクリーチャーから《アーテル・ゴルギーニ》が繋がってどうやっても負けない展開に突入したため、後はゆっくり詰めて完封勝ち。
・4回戦目 【ブレスラチェイン】〇
水文明を引かないゲームだったが、《キャディ・ビートル》《アーテル・ゴルギーニ》《超神星DOOM・ドラゲリオン》でゲームが完結していたため、相手にほとんど何もさせずにループして勝ち。
・準々決勝 【ラッカゴスペル】✕〇〇
■1戦目
メタクリが間に合わずに相手の《水晶の王ゴスペル》が突撃して来て負け。
■2戦目
メタクリが相手の《水晶の王ゴスペル》の動きを止めて《超神星DOOM・ドラゲリオン》まで繋げるも、フィニッシャー不在だったのでメタクリーチャーを盤面に追加して殴って勝ち。
■3戦目
メタクリでターンを稼ぎ、《超神星DOOM・ドラゲリオン》から《復活の祈祷師ザビ・ミラ》と繋げて綺麗に勝利。
・準決勝 【黒緑アビス】✕✕
■1戦目
序盤のリソースはうまく繋がったがフィニッシャーまでうまく繋がらず、ターンを返すと負け展開になりそうだったので盤面の打点と《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》でジャスキルを仕掛けるもG・ストライクに止められて負け。
■2戦目
《超神星DOOM・ドラゲリオン》を引けば勝ちの状況で引けず、《勝利の頂上ヴォルグ・イソレイト6th》を作った後に殴ってきたシールドから《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》→《全能ゼンノー》で止めるも変わらず《超神星DOOM・ドラゲリオン》は無し。
仕方がないので2つ目の勝ちルート《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》下面2枚プレイ(相手のリソースは盤面のみのため)を狙うも2枚目を引いてくることができず負け。
・準3位決定戦 【サバキZ】〇〇
■1戦目
リソースを伸ばして《超神星DOOM・ドラゲリオン》、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》まで着地させながら面処理して勝ち。
■2戦目
こちらのやってることは1戦目と同じ、リソースを伸ばして《超神星DOOM・ドラゲリオン》、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》を着地させてそのターン中に殴り勝てそうだったので詰めて勝ち。
結果 3位入賞
・対面解説
vs【赤青マジック】
フィニッシュは《奇天烈シャッフ》、《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》のどれでも繋がれば勝てるのでゲームテンポを取れるかどうかが最重要。
序盤は《キャディ・ビートル》、《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》で相手の動きを妨害して《奇天烈シャッフ》、《アーテル・ゴルギーニ》辺りに繋げてゲームメイクしていく形を狙います。
《流星のガイアッシュ・カイザー》は無理してキープする立ち回りは行わず、相手の動きで使い方を変えて相手が上手そうなら見せカードとしてマナゾーンに置いて相手の動きを抑制、上手くなさそうなら手札に構えて《歌舞音愛ヒメカット/♪蛙の子遭えるの何処?好きと謂ひて》や《芸魔隠狐カラクリバーシ》等の効果に合わせて踏み倒します。
vs【赤黒バイク】
《キャディ・ビートル》or《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》を優先的に立てる対面。特に先攻時は3ターン以内に立てることができれば大体勝つことができます。
メタクリーチャーを引けなかった場合《流星のガイアッシュ・カイザー》が良く刺さりますが、《炎怒の夜アゲブロム》が少し危険なカードなので気を付ける必要があります。
特に先攻を取られて《影速ザ・トリッパー》から《炎怒の夜アゲブロム》に繋げられるとメタを貫通してしまい、S・トリガーで返すしかなくなります。
それ以外の動きは基本大したことは無いので詰める際は《禁断-封印されしX-/伝説の禁断ドキンダムX》カウンターに気を付けて立ち回る形になります。
vs【巨大天門】
立ち回りのプレイ難度は高めで、練度次第で不利にも有利にもなります。
重要なのは《キャディ・ビートル》と《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》それぞれの役割を認識しておくこと。
《キャディ・ビートル》は大型のブロッカー含めて《∞龍ゲンムエンペラー》を止めてくれるキーカード。立てれば2ターン前後猶予ターンを確保できるため序盤は優先的にプレイ、中盤以降も《∞龍ゲンムエンペラー》による制圧を防げるので展開次第でプレイします。
《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》は相手が9マナ域のカードをプレイできる前のターンにプレイするのが理想。《キャディ・ビートル》が盤面にいるかいないかでその状況は当然変わってきます。
主な役割は《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》からの《邪帝斧デッドアックス/真なる邪悪ザ=デッドマン》や《次元のモビル・フォレスト/次元のスカイ・ジェット》(《スカイ・ジェット》)を止めることと、相手の展開を利用してリソース獲得を狙い《流星のガイアッシュ・カイザー》や《樹食の超人》に繋げることですが、《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》を立てることで相手の意識が《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》に行くので手札に抱えているカードを通しやすくなります。
手札の枚数が少なくなるとこちらの択が狭くなり、相手の《神聖龍エモーショナル・ハードコア》の刺さりが良くなってしまうため、できるだけ手札の枚数は抱えたい。《機怪人形ガチャック2》で相手のメタカードを超えるプレイや《配球の超人/記録的剛球》の上面の除去も多用します。
フィニッシュは《復活の祈祷師ザビ・ミラ》or《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》+《奇天烈シャッフ》で詰めるのが理想。場合によってはブロックされない《蒼き覚醒ドギラゴンX》を絡める展開も視野に入れます。
相手のカードで気を付けないといけないのは《∞龍ゲンムエンペラー》で《復活の祈祷師ザビ・ミラ》フィニッシュの妨害、《閃光の神官ヴェルベット/フェアリー・パワー》による《超神星DOOM・ドラゲリオン》の妨害、《神聖龍エモーショナル・ハードコア》の宣言、そして一番危ないのが《闘門の精霊ウェルキウス》と《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》がそれぞれ2枚以上絡む展開です。
《闘門の精霊ウェルキウス》→《闘門の精霊ウェルキウス》→《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》から《覇闘将龍剣ガイオウバーン/勝利の覇闘ガイラオウ》でメタクリーチャー破壊、その後《頂上接続ムザルミ=ブーゴ1st》+αで展開されて《次元のスカイ・ジェット》をプレイされるとかなり厳しい展開になってしまうので、相手の手札に加わったカードはしっかり記憶して警戒しておきましょう。
vs【デイガドルマゲドン】
《キャディ・ビートル》と《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》どちらもそれなりに刺さるため、相手がクリーチャーをプレイする前のターンに出すのが理想。
ただし、《キャディ・ビートル》自体は置き換えでクリーチャーをマナに送れるだけで《FORBIDDENSTAR-世界最後の日-/終焉の禁断ドルマゲドンX》の「1111以下破壊」によって破壊されてしまうので、1枚目の《キャディ・ビートル》は《ベイBセガーレ》のような運用になることを念頭に置いておく必要があります。
《FORBIDDENSTAR-世界最後の日-/終焉の禁断ドルマゲドンX》の封印残数によって詰め方も変わってきます。
2枚以上残っているなら《終末縫合王ザ=キラー・キーナリー》+《奇天烈シャッフ》で完封、1枚以下なら《復活の祈祷師ザビ・ミラ》によるループフィニッシュを狙うのが理想。
ただし、相手の封印残数が1枚でもループできない展開が多々あるので、その場合は相手の面処理を意識して立ち回り、先に《FORBIDDENSTAR-世界最後の日-/終焉の禁断ドルマゲドンX》を解放させるように誘導するのが良いです。
極力面は作らずに解放させたいところですが、多少こちらの盤面のクリーチャーが封印されて再起不能になっても山札の総数が多いため重要なカードが封印落ちするリスクも低く、被害は大きくありません。
相手のカードで気を付けないといけないのは《頂上連結ロッド・ゾージア5th》。これをプレイされると切り返しができなくなるため、《頂上連結ロッド・ゾージア5th》を出されながら詰められないように立ち回る必要があります。
vs【黒緑アビス】
環境上位デッキの中で唯一有利では無いので立ち回りプレイ難度が高め。
相手の隙を突いて立ち回る必要がありますし、状況によってカード毎のプレイ優先度や立ち回りが変わってしまいます。
特に《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》は相手の4マナの動きの前にプレイしても《フットレス=トレース /「力が欲しいか?」》を抑制することはできますが、《深淵の壊炉マーダン=ロウ》が裏目になってしまうため、他にやることがあるかどうか、《深淵の壊炉マーダン=ロウ》をプレイされても大丈夫かといったことを考えてプレイするかを決めます。
5マナの動きの前にも《謀遠テレスコ=テレス》が裏目になる時があるので、《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙ラッキーナンバーここにあり》は《邪幽ジャガイスト》や《ア:エヌ:マクア》の牽制目的や《謀遠テレスコ=テレス》を利用した墓地肥やしによるフィニッシュを狙う時の誘導として使う等、無策でプレイしてはいけないカードです。
特に気を付けたい相手のカードは《深淵の壊炉マーダン=ロウ》。《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を奪われるとゲームに負けてしまう可能性もあるので、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の取り扱いには気を付けなければなりません。必ずしも手札や墓地に構えておいてはいけないという訳では無く、こちらのゲームスピードの方が早ければ《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を構えておくと勝ち筋が増えて良いですが、相手の方が早い時に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を構えておくと負け筋になります。
《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》を絡めて《アビスベル=覇=ロード》を貫通してリーサルを狙うシチュエーションは多々あるため、墓地にある《ハニー=マーガニー/「こっちは甘いぞー」》の数はしっかり確認しておきましょう。
《流星のガイアッシュ・カイザー》は《深淵の壊炉マーダン=ロウ》で抜かれがちですが本命のカードを守ってくれるのでデコイとしてキープ推奨。
・小テク
墓地を肥やすことにメリットがあるデッキなので相手のクリーチャーに対して自爆特攻するプレイは多々あります。
《単騎連射マグナム》が相手の盤面にいても《流星のガイアッシュ・カイザー》を墓地に送るために相手のターンにプレイして良いですし、トリガーも墓地に送るためにプレイして良いです。
・総括
以上がこのデッキの解説になります。
動きの押し付けがあるデッキではないので、自分自身の勝ち筋と相手に何をされるのか、何をされたら嫌なのか把握してプレイしないといけません。
プレイ難度は全体的にやや高めですが、現アドバンス環境において強い要素を抑えているデッキタイプなので是非【アナカラーDOOM】で遊んでみてください。