バトルスピリッツ │ 大会レポート │ komainu【バトスピチャンピオンシップ2023 東京予選】
こんにちは。komainu(@koma020116)です!
今回は、7/9に開催されたバトスピチャンピオンシップ2023 Cycle1ツアー東京予選のレポート記事になります!
結果としては予選決勝合わせて10-0で優勝、エリア代表になることができました🥇
『バトスピチャンピオンシップ2023 Cycle1 ツアー予選』東京会場2日目優勝者のデッキを公開!
優勝:komainu選手(蒼契約デッキ)
日本決勝トーナメント進出おめでとうございます!#バトスピ pic.twitter.com/MjrwBMeBNq
— バトルスピリッツ (@bs_official) July 9, 2023
それもこれも練習に付き合ってくれたり構築案を出してくれた調整メンバーのおかげです。本当に感謝してもしきれません。
使ったデッキや各回戦の様子も書いてみたので是非最後まで見ていってください!!
※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾のバナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます
通販サイト(https://www.cardrush-bs.jp/)
使用デッキ:蒼契約
蒼契約 | |
---|---|
デッキリスト | |
相棒鮫シャック×3 イノレーサー×3 アントラーウミウシ×1 ヒョウモンパンサー×3 スタードライアン×1 審判蛇ツイノムシバミ×3 EVANGELION Mark.06-カシウスの槍-×2 鉄塊暴獣ヴァンバーグ×2 神海皇子ガブル・シャック×3 |
神海大帝ケーニッヒ・シャック×3 ヴィルカイックビーチ×3 マーラサーミズ神海都市×3 ストリームドロー×3 リミテッドバリア×1 白晶防壁re×2 零ノ障壁×2 絶甲氷盾re×2 |
■事前メタゲーム予想
母数順
蒼契約→獄契約→呪契約→以下雑多
と予想。
当日蓋を開けてみると蒼契約、呪契約の順で多く、獄契約は母数こそいるものの下位卓に固まっているように感じました。
(僕が周りを見渡した限りの集計なので正しい保証はないですが)
今回の構築は蒼契約、獄契約に特にフォーカスを当てて組んでいたのでメタの貼り方は大正解でしたが、実際は蒼契約1回、呪契約2回、獄契約0回しか当たらず少し悲しかったです。
■蒼契約を選んだ理由
1番大きい理由は《審判蛇ツイノムシバミ》が使えるという点です。
前期の《幻惑の隠者騎士バジャーダレス》が大流行していた時代を思い出してみてください。
どのデッキだったとしてもバーストが伏せられた瞬間「はいはいダレスね。」と思っていましたよね?
《審判蛇ツイノムシバミ》というカードは、個人的に前期の《幻惑の隠者騎士バジャーダレス》に匹敵する強さのバーストだと思っていて、現段階の認知度が低いうちに使っておきたかった、というのが大きいです。(前期のバジャーダレスの認知度が100とすると今のツイノムシバミの認知度は70くらいしかないと思っている)
そして、《審判蛇ツイノムシバミ》を強く使えるデッキを探していたところ、呪契約、蒼契約にたどり着きました。
調整段階で呪契約は蒼契約に天地がひっくり返っても勝てないことがわかっていたため速攻捨て。
蒼契約1本に絞って練習を開始します。
■構築論
・《審判蛇ツイノムシバミ》は3
獄契約対面には召喚時バーストとしての役割、ゲーム後半に《ヴァントゥース》展開を流す役割も含め2〜3枚使いたいカード。
また、蒼契約ミラーにおいても相手の《イノレーサー》連打によるブンを牽制する役割も込めて3枚。
ミラーは特に1〜2ターン目から伏せられていないと2tビーチイノイノガブルケーニッヒとかで爆速で轢かれるので3枚採用だったことが大きいように感じました。
・《潮の刀士マシュバラ》、《青の世界》抜き
「一般論では」どちらも超星に強く出るためのカードです。
《マシュバラ》は耐性貫通が《滅神星龍ダークヴルム・ノヴァX》や《超神星龍ジークヴルム・ノヴァX》除去に使え、《タルボス》にも触ることができるので超星に強く出られるという意見には強く共感できるのですが、《青の世界》に関しては謎です。
現在の超星は創界神ではない初動として《ライウンコマイヌ》、《紫の世界》、《ダークタワー》、シーカー2種が入っています。
15枚のカードが初手5枚にある確率は92%で、初動の創界神に《青の世界》をピンポイントで当てられる確率は相当低いということがわかります。
また、《青の世界》はミラーのガブルケーニッヒを止められて強い!という意見もよく耳にします。
これに関しても真偽は定かではなく、僕は《青の世界》のためにカウントを5以下にセーブする動き自体が全く強くないと思っているので反対派です。
・《幻魔神》抜き
前日フルアヘッドのクロバルと調整をしていた時に、ふと「《幻魔神》、毎回ディスカに使ってるけど逆に何対面ならプレイしたいんだ?」という疑問が浮かびました。
しばらく2人で考えましたが、「《幻魔神》がなければ勝てない」という対面が1つも存在しません。
そこから「《幻魔神》、昔は何で強かったんだっけ?」と考え始めました。
答えは簡単で、《アントラーウミウシ》無制限時代には《ウミウシ》+《幻魔神》だけでお手軽リーサルが組めたからです。
また、《幻魔神》が弱い原因に「コストが重い」というものもあります。
現在の構築は、獄契約の流行から《絶甲氷盾》の枚数を削って《零ノ障壁》を採用しています。
《絶甲氷盾》は0コストなので《幻魔神》を序盤にプレイした返しのターンでも打つことができますが、《零ノ障壁》や《白晶防壁》のようなコストを支払う防御札は序盤の《幻魔神》ターンの返しでは打つことができません。
これが今回《幻魔神》を抜くに至った1番大きな要因です。
当然「《幻魔神》なしで獄契約対面大丈夫なの?」「本番当たらなかったからたまたま勝っただけじゃないの?」という意見もあると思います。
獄契約対面、幻魔神があることで《獄海の四魔卿イル・デザール》や《次代機獣ブリザ・ライガ》をケアしつつ簡単にリーサルを出せると言えば聞こえはいいですが、《幻魔神》を出したとしても最後にバーストの色で1/2の運ゲーがあることが僕は不満で仕方ありませんでした。
なんで3コストと手札1枚を差し出して1/2の運ゲーをしなければならないのでしょうか。
上手い獄契約は《次代機獣ブリザ・ライガ》+《覇王爆炎撃》で構えてくるのでこちらが最大値を出しても普通にいなされてしまいます。
・《リミテッドバリア》の採用
フルアヘッドのmurasameに教わりました。
彼は直前の非公認で《リミテッドバリア》2枚採用の蒼契約で優勝しており、僕はたまたま彼と調整チームが一緒だったため情報が流れてきました。
試してみたところ、ミラーのライフ1からの耐久、《神海都市》バウンスでのハンド保護剥がし、《ダークタワー》除去など、《リミテッドバリア》があるのとないのとでは勝率に大きく差が出ると思ったため採用しました。
改めて調整チームという情報アドバンテージの大きさに気付かされました。
■当日のマッチング
■予選
・1回戦 突契約
先1パス、先2シャック、先3パンサー以下略ケーニッヒしたら相手の受け札がバーストのダレスしかなく勝利。
・2回戦 鋼契約
先1ネク、2シャックイノレーサーしたら上からストリームが降ってきてヴリックをいい具合に処理して勝利。
・3回戦 キャスゴ
後手選んだら先1で《未完成の古代戦艦:帆》を置かれてギャン泣き。
イノレーサーから入って神海都市置いたりしながら地道にカウントを増やしてシャックを召喚することがないままケーニッヒで勝利。
相手がドロソ欠損して数ターンロクに動かなかったのが大きかったです。
・4回戦 呪契約
異常なほどブン回って先2ガブルケーニッヒで相手爆散。勝利。
・5回戦 呪契約
相手が先1ゼツメイから入って先2のターンでデストロードを出す時にLv2のスピリットを作らないまま宣言。盤面コアがスカスカになったので後手2ケーニッヒで勝利。
・6回戦 花契約
僕のメンバーシップのキョウスケくんでした。
先1メロラウアを置かれてジャマーを避けられたので大急ぎで後手2にガブルケーニッヒ揃えて勝利。
6-0 1位通過
■決勝トーナメント
・1回戦 超星
相手はキズナダンとダークタワーしかネクサスを置いて来なかったのでしばらくドローを回した後リミバリでダークタワーをバウンスしてガブルケーニッヒで勝利。
・2回戦 つらら
先ほど登場したフルアヘッドのクロバルです。
一緒に調整していたので当然お互いのキルターンも把握していたのですが(つららは3キル)、こちらの手札が振るわず後手2に失敗して先3を送ってしまいました。
先3クロバル「…。2コスト、リリナ。2コスト、ライウンコマイヌ」
ぼく「あれ?生きてる?」
なぜかターンが帰ってきたので後手3ガブルケーニッヒで勝利。
・3回戦 蒼契約
相手のシャックに最初殴られた返し、ストリームでシャックを処理したら相手のメイン煌臨が欠損してあっさり勝利。
・4回戦 花契約
また予選最終戦で当たったキョウスケくんです。動画撮られてたのでそのうち上がると思います。
始まる前ぼく(ジャマー避けろ!避けろ!)
ジャンケンポン!
キョウスケ「先攻で」
キョウスケくんの先攻宣言までコンマ1秒とありませんでした。
先1キョウスケ「雷雲平原ジャマーで。」
ぼく(おわったーー)
本当に負けを確信しました。
しかし、ターンをもらってちゃんと手札を見てみるとシャックが2枚、イノレーサーとヴァンバーグもいます。
ぼく(後手1シャック×2、後手2イノヴァンバーグでワンチャン勝てるんじゃね?)
とりあえずシャックを2体出して殴り、迎えた先2のターン。
キョウスケ「雷雲平原2枚目、フラウアタック踏み倒し効果使いません」
相手は初動が強かった代わりに受けネクサスが欠損していました。
これによりヴァンバーグの雑殴りでリソースを回復されるリスクがなくなったため、ひたすら殴ってケーニッヒ。
そのターンは防がれてしまいましたが返しのターンで相手はドローゴーだったので事故確定。
手札を全放出して打点作って勝利。
正直めちゃくちゃに運が良かったです。
エリア代表とかってどんなに上手くてもその日に運が乗ってないと厳しいなと悟りました。
その日ノってるやつの動きヤバすぎるんですもん(自分)
そんなこんなで無事代表権を獲得、今年の全国大会に出られるようになるとともに自分史上初の公式実績を手に入れました。
■おわりに
長い記事をここまで読んでくれてありがとうございました。
今回僕は爆運で代表を掻っ攫ってしまいましたが、日頃の練習量があるからこそ、この爆運を活かすことができたと思います。
これからも練習を怠らず全国大会まで日々精進していきたいと思っているので、今年の全国大会みなさん絶対見に来てくださいね!!
記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です
↓クリックで通販サイトへ↓