遊戯王 │ 新弾レビュー│ しの【RAGE OF THE ABYSS】

Card Rush Prosとして活動しているしの(@Shino_NextPlay)です。

今回は7月27日に発売した『RAGE OF THE ABYSS』に収録されるカードの中から僕の選ぶオススメカード3選をご紹介していきたいと思います! 

新弾の中でも特に環境への影響がありそうな効果を持つカードをピックアップし、それらカードの可能性や使い方について語っていきます!

※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
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■《マルチャミー・フワロス

最初に紹介するのは、新たな手札誘発である、このカードです。
自分フィールドにカードが存在しない場合に、手札から捨てることで相手がデッキ・エクストラデッキからモンスターを特殊召喚するたびに、カードを1枚引く効果を持ちます。

同じ「マルチャミー」カードである《マルチャミー・プルリア》は手札から召喚・特殊召喚されるたびにドローする効果であるためドローフェイズ~スタンバイフェイズに発動する必要がありましたが、このカードは相手がデッキ・エクストラデッキから特殊召喚しようとする動きに合わせて発動すれば間に合うため、相手の動きを見てから発動するかを決めることができる点が優秀です

また、デッキ・エクストラデッキからの特殊召喚を複数回行うデッキ・テーマが環境に多いことから、それらに対するメタカードとしての役割が期待できますね!

■《騎士皇プリメラ・プリムス

次に紹介するのは【センチュリオン】強化である、このカードです。
シンクロ召喚成功時にデッキ・墓地から「エンブレーマ」カード一枚を手札に加え、その後、自分・相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊できる効果と、自分フィールド上の「センチュリオン」カードが相手の効果で離れた場合に自身を墓地から特殊召喚できる効果を持つレベル8のシンクロチューナーです。

このカードの登場で、レベル8シンクロを場に出すことができれば《誓いのエンブレーマ》を経由して「センチュリオン」に繋げることができるようになりました
また、このカードで「センチュリオン」モンスターに繋げる必要がない場合でも《誓いのエンブレーマ》からの「センチュリオン」魔法・罠セットや、《贖いのエンブレーマ》を手札に加えることで妨害を用意できるため、無駄がなく優秀ですね!

自分・相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊できる効果も非常に優秀で、後攻時に相手フィールドに干渉できるのはもちろん、先攻時にも《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果で相手ターン中にシンクロ召喚を行う際の妨害としても使用することができます。

■《紅涙の魔ラクリモーサ

最後に紹介するのは【デモンスミス】新規である、このカードです。
召喚・特殊召喚成功時にデッキから同名以外の「デモンスミス」カード1枚を墓地に送る効果と、相手ターンに墓地のこのカードをデッキに戻しながら、墓地の「デモンスミス」リンクモンスターを特殊召喚する効果を持ちます。

このカードは「デモンスミス」カードとしても扱うため、《刻まれし魔の鎮魂棺》の効果でこのカードを特殊召喚し、《魔を刻むデモンスミス》を墓地に送ることで《刻まれし魔の大聖棺》のリンク召喚へ繋げることができます。
そのため、従来《閉ザサレシ天ノ月》から《刻まれし魔の鎮魂棺》を経由し《刻まれし魔の大聖棺》を使用する展開を行う場合は場に3体分のモンスターが必要でしたが、このカードの登場で2体分で展開が行えるようになりました

また、墓地から【デモンスミス】リンクモンスターを特殊召喚する効果を使用することで、相手ターンに《I:Pマスカレーナ》を使用したリンク召喚を行いやすくなる点も優秀です。

この《涙の魔ラクリモーサ》は、今回の『RAGE OF THE ABYSS』で収録するカードの中で今のところ1番注目しています!

■最後に

以上が僕の選定した 『RAGE OF THE ABYSS』オススメカード3選となります!
環境で使用されそうなカードが多数収録されており、今後の影響が気になりますね。 

それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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