遊戯王 │ 新弾レビュー │ しの【ジェネシス・インパクターズ】

Card Rush Prosとして活動しているしの(@Strike1105)です。

今回は9月12日に発売する「デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ」についてご紹介していこうと思います。

この「デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ」が発売されるのとほぼ同時期に制限改訂も訪れます。

そのため、既存テーマの弱体化と新規テーマの活躍のチャンスとのタイミングが被ることになるので、要チェックパックと言えるでしょう!

では、早速収録カードの中から僕の選ぶオススメカードをご紹介していきたいと思います‼

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■《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twin リィラ

新たなテーマ【イビルツイン(ライブツイン)】の最重要カードです。

テーマ内での動きの起点となるカードであることは勿論、条件の緩さや、サポート豊富な“サイバース族”であることから非常に汎用性も高いカード達です。

イラストも今までの遊戯王のテイストとは少し異なる為、情報解禁時はTwitterがかなり盛り上がりましたね。

この2枚から繋がる《Evil★Twin キスキル》《Evil★Twin リィラ》を駆使すれば悪魔族縛りは付くものの、一気にリンク4まで繋げながらドロー効果や破壊効果まで使う事ができます。

また、イビルツインリンクモンスターを経由せず、サイバース族である事を活かして《スプラッシュ・メイジ》に繋げる事でサイバース族縛りでの展開が可能となっています。

今後悪魔族リンクモンスター及びサイバース族リンクモンスターが出るたびに《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twin リィラ》からリンク召喚できる選択肢が広がるかと思うと可能性の塊とも考えられるので、今後の期待も含めてぜひ押さえておきたいカードだと感じます。

更に面白いのが、《Evil★Twin キスキル》《Evil★Twin リィラ》までの動きに縛りが特にないことで、これらのカードから“ランク2にも繋げられる”という点です。

ランク2汎用カードで実用的なところで言うと《神騎セイントレア》があげられますが、エクシーズモンスターが出せるという事は=《天霆號アーゼウス》にも繋がるという事なので、モンスター1体からここまで選択肢を生み出せるカードはなかなかいないでしょう。

しかし、ここまでで触れてきたもの以外のテーマ内カードはパワーも低く、個人的には上記4種類のカードのみ出張される未来が見えてきます…

その為、現状のドラグマのようなイメージですね(それ程幅広くは出張しないとも思いますが)

■《聖魔の乙女アルテミス

このカードも汎用的な活躍が期待できるカードですね。

現在流行中の【ドラグマ】のギミックに重宝されることから、モンスター1体からリンク召喚できるリンクモンスターはおそらく“効果無し”ですら強力と言えます。

縛りとしてはレベル4以下の魔法使い族となっていますが、そもそも肝心の【ドラグマ】が魔法使い族であり、今まで《教導の聖女エクレシア》1体からリンク召喚に繋がらなかったところがこのカードの登場により繋がるようになった為、実質【ドラグマ】強化と言っても過言ではないでしょう。

また、現在環境トップとされる【召喚獣】や【シャドール】にとっても相性が良いのは勿論で、《召喚師アレイスター》は今まで《転生炎獣アルミラージ》→《セキュア・ガードナー》と軽油して《召喚獣メルカバ―》を融合召喚していましたが、《転生炎獣アルミラージ》を経由せずとも光属性モンスターの供給が可能となった為、余ったEXデッキの枠を有効活用する選択肢も生まれました。

【シャドール】でいうと、【魔導】ギミックの搭載されたカタチでは《魔導書士バテル》が効果の発動に対して無効系の妨害を当てられた際に、今までは上述の《転生炎獣アルミラージ》→《セキュア・ガードナー》の動きをする事で光属性を供給し、《エルシャドール・ネフィリム》に繋げていましたが、ここでは完全に《転生炎獣アルミラージ》を経由する必要が無くなるので、EXデッキの余裕を確実に手に入れたと言えるでしょう。

また、過去の下級シャドールモンスター全てが=光属性ともカウントできるようになったので、今まで【シャドール】が苦労していた“光属性の供給”が非常に容易く行えるようになったわけです。

とまぁここまで書いておいてあれなんですが、このカードは新テーマ【マギストス】の重要カードでもあります

【マギストス】は魔法使い族テーマである事からこのカードのリンク召喚に適しており、このカードを出し易いことは勿論ですが、このカードの持つ“サーチ効果”が重要になります。

このカード自身にも装備カードとなる効果は付随されていますが、マギストスカードの中には墓地やEXデッキから直接モンスターを装備させる効果を持つカードも存在する為、サーチ効果を持つこのカードは非常に重宝するでしょう。

また、収録レアリティがスーパーレアということで価格のほうもまぁまぁ高い気もしますし、やはり汎用リンク1という時点で非常に評価は高いので、発売初動で集めておくのがベストかもしれません!

■《竜輝巧-バンα》《流星輝巧群

これらのカードも新テーマである【ドライトロン】の重要カードです。

【ドライトロン】は“通常召喚できないモンスター”で構成された珍しいテーマであり、儀式モンスターが主力のテーマですね。

このテーマのポイントとしては儀式モンスターのサーチや儀式カードのサーチ効果にテーマ縛りなどが無く、儀式テーマ全体がサーチやサポートの対象となる点です。

これらドライトロン下級モンスターの特殊召喚に必要なコストも儀式モンスター指定である為、幅広い組み合わせが期待できます。

現状では皆さんご存じ《サイバー・エンジェル-弁天-》をコストとする事で、実質ノーコストでも展開が可能であるため、構築する際は大体の場合このカードも合わせて採用するカタチとなるでしょう。

また、【ドライトロン】の儀式カードである《流星輝巧群》は少し変わった儀式カードでして、儀式召喚するために必要なリリースするモンスターをレベルで指定するのではなく、合計の攻撃力で判定する新しいタイプの儀式カードです。

更に儀式モンスター全般に使える儀式カードである為、儀式テーマの可能性をより拡大してくれるカードです。

【ドライトロン】の特徴である“通常召喚できないモンスター”というのは僕の大好きな【インフェルノイド】を彷彿とさせるので、やっぱりまずは《名推理》《モンスターゲート》などを使用した構築ができないか模索してみましたが、如何せん上手くまとまりませんでした…

また、他の儀式との親和性を考えた時に真っ先に興味があったのが【リチュア】の《ガストクラーケ》だったのですが、やはり悪い事はできそうにありませんでした…残念…

とまぁいろいろ考えてみてはいるのですが、なかなか構築難易度が高いテーマな気がしています。

自由度が高い分色々なことができるが、コスト面や、全ての儀式テーマが抱える事故が目立ってしまう印象でした。

また【ドライトロン】のみで構築しようとすると着地点である《竜儀巧-メテオニス=DRA》の妨害性能がそこまで高くなく、もう一体の《竜儀巧-メテオニス=QUA》は後攻時こそ強いものの先攻時では特に役割を持ってくれない為、今のところ純の構築をするなら後攻特化型のデッキにする選択肢がベストかなと思っています。

でも、めっちゃかっけぇテーマなので何とかして良い構築を考えたいところです…‼

■最後に

以上が僕の考える「デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ」オススメカードでした!

制限改訂による変化がどこまであるかはわかりませんが、これら新規テーマ・新規カードによって更に環境の変化が訪れそうで楽しみです‼

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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