遊戯王 │ 攻略記事 │ しの【メタゲーム考察2019年8月】

Cradrush Prosとして活動しているしの(@Strike1105)です。

今回は8/10に参加した3人チーム戦の非公認大会である「さこCS」の結果を元にメタゲーム考察を行っていきたいと思います。

参加者数は42チーム(126人)規模の大会で僕の成績は個人4-2、チーム4-2でベスト8での敗北となってしまいました。

それでは、まず初めに「さこCS」全体のデッキ分布をご紹介し、その後決勝トーナメントでの分布と見比べ考察をしていきたいと思います。

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■全体デッキ分布

【ドラゴンリンク】(ヴァレット型含む):33
【閃刀姫】:15
【サンダードラゴン】:9
【転生炎獣】:9
【オルターガイスト】:8
【セフィラ】:6
【トリックスター】:4
【サブテラー】:3
【エンディミオン】:3
【オルフェゴール】:2
【機界騎士】:2
【HERO】:2
以下使用者数1
【魔術師】【呪眼】【星因子】【ダイーザ】【カオスドラゴン】【ファーニマル】【魔弾】【召喚獣+サンダードラゴン】【カエル】【真竜】【アロマージ】【真紅眼】

■全体デッキ分布を見た考察

何と言ってもやはり目立つのは最も数の多い【ドラゴンリンク】ですね。こちらはデッキの中身が【ヴァレット】に近い構築もちらほらとあったようですが、どちらも根本的な動き方やメタが同じなので、今回は同じものとして扱っていきたいと思います。

今環境が始まった当初から台頭した【ドラゴンリンク】は「CHAOS IMPACT」に収録された《輝光竜セイファート》が登場して以来更にその勢力を増し、現在では横に並ぶデッキタイプが存在しない程になりました。

【ドラゴンリンク】が選ばれる理由は大きく分けて2つ、”圧倒的な展開力”と”扱いが簡単であること”、これら2点に重点が置かれていると考えられます。

展開力“に関しては言わずもがな、弱点の《増殖するG》以外のすべての手札誘発が致命的ではなく、その弱点でさえ《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》《灰流うらら》の採用により《増殖するG》の発動が通る方が珍しいという状況を作ることができます。

続いて”扱いが簡単”と書いた理由は、例えば先攻展開であれば目指す最終地点に向け展開していきますが、そこにたどり着くまでのプロセスが単純に簡単だからです。更に先程述べた《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》などの採用によって、相手の手札誘発におびえずにプレイできる場面が増えていることも要因の一つです。

また、デッキ構築が固まってきたことで、後はプレイするだけの状況になりつつあることも考えられます。

【ドラゴンリンク】に次いで使用者数が2番目に多いデッキが【閃刀姫】です。


こちらも強力なデッキなのですが、実際に大会会場で使用プレイヤーを見ていると以前から使用しているプレイヤーが多く見受けられます。理由としては【ドラゴンリンク】と逆で、”扱いが難しい”事が要因だと考えられます。

以前から使用しているプレイヤーであれば、ある程度のセオリー、有利な点不利な点の理解、リソースの管理などが身についていると思うのですが、新たに【閃刀姫】を始めるのであればこれらを学ぶ必要もあり、経験値を稼ぐことに時間を使ってしまいます。

その為、「大型大会に出たい」「環境で強いデッキを使いたい」と思うのであれば、上記で説明した【ドラゴンリンク】を使用する事が合理的なことは間違いありません。

そして、この意見は【閃刀姫】にのみ当てはまる内容ではなく、このあとに続く【サンダードラゴン】【転生炎獣】【オルターガイスト】にも同じことが言えます。

■決勝トーナメントのデッキ分布

【ドラゴンリンク】:11
【閃刀姫】:4
【サンダードラゴン】:2
【オルターガイスト】:2
以下使用者数1
【エンディミオン】【セフィラ】【オルフェゴール】【ダイーザ】【アロマージ】

■決勝トーナメントのデッキ分布を見た考察

決勝トーナメントまで来ても結局使用者数の順位は大きく変わること無く【ドラゴンリンク】1位、【閃刀姫】2位のままでしたが、1点変わったところがあります。それは全体では使用者数の3位となっていた【転生炎獣】が決勝トーナメントでは0になっていたことです。

しかしながらほぼ同じ数だった【サンダードラゴン】【オルターガイスト】はそれぞれ2名が決勝トーナメントに残っていました。

この結果から、圧倒的なトップメタである【ドラゴンリンク】に対して、その他の2番手3番手のデッキには”それぞれ特出した有利な点“が存在するが、【転生炎獣】にはそれが無かったように推測することができます。

もちろん今回の結果が全てでは無いですが、大会結果を踏まえた個人的見解は今後の環境で【転生炎獣】の使用者数はより減少していくのではないかという結論となりました。

■最後に

個人的に現在の環境は【ドラゴンリンク】VS【その他】くらいの印象がありますが、【ドラゴンリンク】側も日々更新されるメタの中で生き残る為に最新のカードを投入し、様々な対策が取れるように進化しているように思えます。

しかし、その対策や進化を乗り越えるようなデッキタイプであったり、プランが現れ、今後また大きく環境が変わるようなメタゲームが展開されていくことを願っています‼

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