遊戯王 | 攻略記事 | しの【2019年7月メタゲーム考察】
はじめに
Cradrush Prosとして活動しているしの(@Strike1105)です。
6月の終わりに制限改訂後のメタゲームについて考察を行いましたが、それから1か月が過ぎ、新弾も発売され、環境は大きく変わりました。
今回は制限改訂直後のメタゲームからどう変化したのか、どのように考察しているのかについて執筆していきます。
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■過去の考察からの変化
以前の新リミットレギュレーションについての記事では【サンダードラゴン】と【転生炎獣】に焦点を絞り、これらのデッキは今後どうなっていくのかを述べましたが、現在はどうでしょう。
・サンダードラゴン
【サンダードラゴン】については前回の記事で述べた通り、今でも強力なデッキとして環境に存在していますが、制限改訂直後よりは使用率、入賞率ともに減っているように感じます。その原因は大きく勢力を伸ばし、使用率、入賞率ともに向上している【ドラゴンリンク】(ヴァレット主軸も含む)の存在が大きく絡んでいると考えられます。
何故なら【ドラゴンリンク】は《ストライカードラゴン》や《輝光竜セイファート》を手に入れたことで強化され、先攻での強さは今まで通り圧倒的であり、後攻の場合であっても【サンダードラゴン】が先攻を取った時に作る盤面では【ドラゴンリンク】の攻め手を捌ききれない為です。
・転生炎獣
【転生炎獣】について前回僕が述べた内容では強みが無くなり、使用率は減り環境から去るのではないかという考えでしたが、結果は違いました。使用率はもちろん減少しましたが、それでも環境にはある程度の分布数があり、入賞もしていたのです。
何故初動となるパーツが規制され、今までのような安定感が無くなったのにも関わらず環境から去らなかったのか。それは僕も見落としていた《フレイムバッファロー》というカードが大きな要因となっていると考えられます。
現在の【転生炎獣】の構築は以前と比べ罠が多くなり、前回の記事で述べた通り“罠デッキ”のような印象があります。しかし、新たに採用され始めた《フレイムバッファロー》により手札を大きく回転させることができることで他の罠デッキより効率的に罠を引き込む事ができ、しかも手札から捨てたカードは殆どが展開を手助けするカードになる為損失がありません。
新たなカードの採用により問題点であった“初動”と“妨害”の両方を見事に解決したことに個人的に感動しました!
■最後に
まさか【転生炎獣】がまだ環境に残り続けるとは思っていなかったので驚きの結果でした。
しかし、今回お伝えした2デッキ以外にも様々な工夫により環境に進出しているデッキが沢山ありますので、またどこかのタイミングでご紹介できたらと思います‼