遊戯王 │ 解説記事 │ でぃん【マスターデュエル:「スプライト」デッキ紹介編】
Card Rush Prosとして活動している、でぃん(@16dindin_)と申します。
今回は前回解説した【スプライト】のデッキレシピの紹介になります。
前回の記事はコチラ▼
紹介する構築は所謂“純構築”で他テーマとは混ぜず【スプライト】テーマ単体で構築しています。
それでは早速。
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デッキレシピ
純スプライト | |
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デッキリスト | |
モンスター26 《灰流うらら》×3 《増殖するG》×3 《幽鬼うさぎ》×3 《原始生命態ニビル》 《暗黒の招来神》×3 《鬼ガエル》×3 《粋カエル》 《スプライト・ブルー》×3 《スプライト・ジェット》×3 《スプライト・ピクシーズ》 《スプライト・レッド》 《スプライト・キャロット》 魔導11 《スプライト・スターター》×2 《スプライト・スマッシャーズ》 《ハーピィの羽根帚》 《金満で謙虚な壺》 《墓穴の指名者》×2 《抹殺の指名者》 《三戦の才》×2 《七精の解門》 |
罠3 《無限泡影》×3 EXデッキ15 《転生炎獣アルミラージ》 《スプライト・エルフ》×2 《暗影の闇霊使いダルク》 《I:Pマスカレーナ》 《トロイメア・ユニコーン》 《閉ザサレシ世界ノ冥神》 《ギガンティック・スプライト》×2 《キャット・シャーク》 《神騎セイントレア》 《マネキン・キャット》 《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》 《ダウナード・マジシャン》 《天霆號アーゼウス》 |
■スプライト以外の採用カードについて
【スプライト】単体で構築する場合は、基本的に後述する【レベル2展開枠】(①~③から選択)+ガエルギミック+汎用枠(手札誘発等)で構成されています。
●レベル2展開枠
レベル2モンスターを2体並べて《ギガンティック・スプライト》に繋げる為の枠です。
よく使われているのは下記の3種類。
それぞれメリットはありますが個人的には《増殖するG》への耐性を評価し②を採用。
①《素早いビーバー》
・水属性なので《鬼ガエル》の特殊召喚コストになる。
・墓地からも特殊召喚できるため2枚目以降も機能する。
②《暗黒の招来神》+《七精の解門》
・通常召喚で2体並ぶので《増殖するG》を撃たれても損失無しで《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》で止まれる。
・《七精の解門》の蘇生効果で不要なカードを更にレベル2モンスターに変換できる。
③《深海のディーヴァ》
・水属性なので《鬼ガエル》の特殊召喚コストになる。
・チューナーである為、シンクロ召喚の選択肢が生まれる。《ヤマタコオロチ》をリクルートすれば《フルール・ド・バロネス》等パワーの高い10シンクロに繋げられる。
●ガエルギミック(《鬼ガエル》+《粋カエル》ギミック)
【スプライト】モンスターにアクセスできている際に《ギガンティック・スプライト》でリクルートする要員です。
《餅カエル》こそ禁止ですが相変わらずパワーの高いギミックであることから採用しています。
《ギガンティック・スプライト》で《鬼ガエル》をリクルートした後に《スプライト・エルフ》で蘇生する一連の動きではレベル2モンスター3体分の役割を果たしてくれます。
基本的に《I:Pマスカレーナ》+《粋カエル》の布陣を敷くことになります。
●汎用枠(手札誘発等)
《灰流うらら》《増殖するG》《墓穴の指名者》等おなじみのカードに加えて、今回は《幽鬼うさぎ》を3枚採用しています。
これまでの環境ではあまり採用される事がなかったこのカードですが、《ギガンティック・スプライト》の効果を破壊しつつ止められる点が評価され採用されるケースが増えています。
■その他採用候補
●《イピリア》
登場時に1枚ドローします。
ドローよりも展開を伸ばすことが重要視される為、ガエルギミックが優先され採用を見送られるケースが多いです。
●《カプシェル》
《イピリア》と同様の理由であまり採用されていませんが、こちらは《七精の解門》で蘇生出来るというシナジーがあります。
自分のターンにリンク素材にしてドロー、その後蘇生し相手ターンにX素材から取り除いたり《I:Pマスカレーナ》のリンク素材にして更にドローが出来るのは強力。
■他テーマとの組み合わせ
【スプライト】は他テーマと組み合わせることで更にデッキパワーを引き上げることができます。
ただ最大値が上がる分、安定性や手札誘発への耐性が損なわれるケースが多くデメリットの方が大きいと考えており【スプライト】単体での構築を推奨します。
●イビルツインギミック
【ライブツイン】モンスターは全員レベル2、主力の《Evil★Twin キスキル》と《Evil★Twin リィラ》が両方リンク2であるため相性が良いです。
《Evil★Twin キスキル》と《Evil★Twin リィラ》を《スプライト・レッド》や《スプライト・キャロット》のリリース要員にすることで効率良く蘇生効果が使用できるのが強み。
また、《スプライト・レッド》《スプライト・キャロット》の破壊コスト調達には困りません。
デメリットは《増殖するG》を重く踏んでしまう点や【イビルツイン】と【スプライト】どちらにもアクセス出来ている場合に《ギガンティック・スプライト》や《スプライト・エルフ》を使ってもさほど展開が伸びない点です。
《増殖するG》への耐性を下がっているにも関わらずさほど展開力に差が無いため、【スプライト】単体で構築した方が高い勝率が見込めるでしょう。
●鉄獣戦線
【スプライト】単体での構築と比較すると、回った時のパワーが高く妨害数も多いのがメリットです。
デメリットは単体で機能しないカードが多く採用される為、デッキの安定性が損なわれている点。
基本的に【スプライト】単体構築の妨害数でも充分なことがほとんどなので、最大値を上げる為に安定性を損なう選択はおすすめしません。
■展開例
最後に【スプライト】の代表的な展開例を紹介します。
《スプライト・ジェット》スタートでも《スプライト・ブルー》スタートと同じ妨害数を用意できますが展開の選択肢が少し狭まります。
●《スプライト・ブルー》or《スプライト・ジェット》+《暗黒の招来神》
・最終展開
《スプライト・エルフ》+ 《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》+ 《I:Pマスカレーナ》+《粋カエル》+《スプライト・スターター》or《スプライト・スマッシャーズ》
※《スプライト・ジェット》スタートの場合は魔法カードの代わりに《スプライト・レッド》or《スプライト・キャロット》
2枚の組み合わせでは最も強い展開です。対象に取られない《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》+ 《I:Pマスカレーナ》と《スプライト・ジェット》からサーチしてきた魔法による3妨害。
相手ターンに《スプライト・エルフ》で《スプライト・ブルー》を蘇生し《スプライト・ピクシーズ》をサーチする事で戦闘を補助することもできます。
●《スプライト・ブルー》or《スプライト・ジェット》+《鬼ガエル》
・最終展開
《スプライト・エルフ》+ 《スプライト・レッド》or《スプライト・キャロット》+ 《I:Pマスカレーナ》+《粋カエル》+《スプライト・スターター》or《スプライト・スマッシャーズ》
※《スプライト・ジェット》スタートでも同様。
先程の展開の《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》が《スプライト・レッド》or《スプライト・キャロット》に置き換わっています。こちらも3妨害。
■終わりに
今回は以上になります。
OCGの時より規制されているとはいえ、まだまだ環境トップの【スプライト】。
新弾で激変したマスターデュエルの環境ですが、今後も【ティアラメンツ】や【クシャトリラ】等強力なテーマが控えている為目が離せません。
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