MTG │ デッキ紹介 │ 高橋優太【The Spy】

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9月28日に禁止改訂が発表されました。

2020年9月28日 禁止制限告知|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

2020年9月28日 告知日 :2020年9月28日 スタンダード 発効日 :2020年9月28日  禁止カード、制限カードのフォーマット別一覧は こちら 。  我々は「マジック:ザ・ギャザリング・アリーナ」と「Magic …

除去や打ち消し呪文などで1対1交換を繰り返して、墓地から脱出するだけでライフ回復と6/6のフィニッシャーが手に入る。

ウーロと他の呪文だけでデッキとして成立して、ウーロ単体がゲームプランになってしまうほどにこのカードは強力でした。納得の禁止。

脱出により何度も墓地から蘇ってくることが問題で、特にフェッチランドが使えるモダン・レガシーでは4ターン目脱出も容易。

僕はウーロは除去や打消しに対する耐性で《王冠泥棒、オーコ》を凌駕する強さだと考えているので、スタンダードだけの禁止で十分かどうかは疑問です。

今後のスタンダードは《創造の座、オムナス》をどう扱うかが中心になってくるかと思います。

先週の記事で紹介した、4cオムナスと4cオムナス出来事から環境が再スタート。

4cオムナスはウーロなしでもデッキとして成立する強さですし、4cオムナス出来事は何も失っていないので今後の本命デッキになりそうです。

ウーロ禁止により墓地を追放する効果が減ったので、《トリックスター、ザレス・サン》《認識否定》にも期待!

さて今回の記事では、両面土地によって成立するようになったレガシーのデッキ「The Spy」を紹介して行きます。

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■デッキ紹介「The Spy」


1《ジュワー島の撹乱
4《海門修復
4《アガディームの覚醒
4《金属モックス
4《水蓮の花びら
3《否定の契約
4《渦まく知識
4《思案
2《定業
1《陰謀団式療法
4《暗黒の儀式
3《思考囲い
4《ナルコメーバ
1《タッサの神託者
4《陰謀団の儀式
4《地底街の密告人
4《欄干のスパイ
1《戦慄の復活
4《意志の力

サイドボード
3《神聖の力線
3《蒸気の連鎖
2《残響する真実
1《ハーキルの召還術
2《外科的摘出
3《致命的な一押し
1《ゴブリンの放火砲

「ゼンディカーの夜明け」で導入された両面土地。表面は呪文として扱うため、戦場に無い場合は土地でない扱いが可能。そこを利用して行きます。

土地が公開されるまで対象のプレイヤーのライブラリーを削る効果を持つ、《地底街の密告人》《欄干のスパイ》。

デッキに土地を入れなければライブラリーを全て削る事が出来るので、両面土地ならこれらの条件に引っかかることなく、自分のライブラリーを0枚に!

自分のライブラリーを0枚にする過程で《ナルコメーバ》が4枚公開されるので、戦場に出たそれらを生贄に《戦慄の復活》をフラッシュバック。

タッサの神託者》により特殊勝利するデッキです。

これまでにも緑黒で手札をオールインする形の「The Spy」は存在しましたが、やはり相手の《意志の力》を乗り越えられないのが問題でした。

マジックの歴史においても「4マナで勝利する」と言う効果は破格であり、その上で相手の《意志の力》を乗り越えるために《思考囲い》《意志の力》《否定の契約》といった妨害呪文を使えるのが重要。

両面土地のおかげで、青黒の1マナの呪文を使えるのは大きい。

タッサの神託者》などはデッキから引いてはいけないので、一時的とはいえ《渦まく知識》で戻せることも重要なポイントです。

「4マナで勝利する」デッキなので、土地以外にもマナ加速が必要です。これらのマナ加速を求めて積極的にマリガンするデッキでもあります。

暗黒の儀式》が最重要で、これがあるかどうかが1ターンキル率に大きく影響するので、マリガンで探して行きたい。

サイド後は墓地対策されやすいデッキなのでバウンス呪文をイン。

ゴブリンの放火砲》は墓地対策を乗り越えて一撃で20点以上出ますが、合計7マナなので重くて起動が難しい。

ゴブリンの放火砲》に寄せるなら《ライオンの瞳のダイアモンド》も一考の余地あり。

■おわりに

両面土地はマジックの歴史を変える革命的なデザイン。特に青と黒はコンボの色なので、今後もっと新しいデッキが出てくると思います。

僕のTwitch配信でも下環境で様々な形の「The Spy」を試しているので、デッキの動きが気になる方は是非アーカイブをチェックしてみて下さい!

vendilion_mtg – Twitch

Yuta Takahashi@Vendilion/MTG Rivals League Competiter.

それではまた。

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