MTG | GPレポート │ 高橋優太【GP千葉】

Hi,
基本セット2020リミテッドGP千葉に参加しましたので、以下そのレポートになります。

※ラッシュメディア記事内紹介のカードは
カード名のリンク、記事末尾の
バナーを
クリックで通販サイトへアクセスできます

通販サイト(https://www.cardrush-mtg.jp/)

 

■初日シールド

引いたレアは







出来たデッキがコチラ↓

参照元ツイート:https://twitter.com/Vendilion/status/1157614834252255232

ショック/Shock》2枚と《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》を擁する赤がメインカラーになるのは確定。長期戦になりやすい《破壊的穴掘り/Destructive Digger》もシールドでは頼もしいです。

2色目は飛行が多く《裏切りの工作員/Agent of Treachery》が使える青を選択し、青赤になりました。
しかし飛行を優先するあまりメインデッキに《紺碧のドレイク/Cerulean Drake》を入れてしまったのが間違いで、毎回《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》と入れ替えていました。

炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame》は単体ではアドバンテージを取りにくく、《ショック/Shock》などの除去を【-2】能力で使いまわさないとあまり強くないです。


実はアンコモンの《新米紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Novice Pyromancer》の方がレアよりも強いという珍しい事態。アンコモンはタッチもしやすいです。

ランクを付けるなら、神話チャンドラ>>>>>アンコチャンドラ>>>レアチャンドラと言ったところ。
レアチャンドラは自身を守りにくい能力なので、サイド後は毎回《石のゴーレム/Stone Golem》と入れ替えていました。

相手が緑主体のデッキで蜘蛛や爆弾レアが多い場合は、サイド後に長期戦に強い5色に入れ替えていました。

ただこれは相手が緑だった場合のサイドボードなので、思い切って飛行クリーチャーを全部抜いて相手の《垂直落下/Plummet》を無駄にするプランを取るべきでした。

初戦で青赤を見せると《垂直落下/Plummet》は多めにサイドインされやすいですし、実際《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》が《垂直落下/Plummet》されて負けたこともありプランに矛盾が生じていました。

6勝3敗でなんとか2日目に進出。

■二日目1stドラフト

1-1 《北方の精霊/Boreal Elemental

1-2 《金縛り/Sleep Paralysis

1-3 《名高い武器職人/Renowned Weaponsmith

青を確定して単色ピック。

名高い武器職人/Renowned Weaponsmith》は序盤に取ると《龍火の薬瓶/Vial of Dragonfire》がプレイアブルになり、《石のゴーレム/Stone Golem》も3ターン目に出せるので早めに取って良いです。

2-1 《新米紅蓮術師、チャンドラ/Chandra, Novice Pyromancer

2色目を決めかねていましたが、ここで青赤に方針決定。

2-5で強力なアンコモン《星霜の学者/Scholar of the Ages》を取れて青のポジションは成功していますが、赤は除去が少なくイマイチ。

青の流れが良くて《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》が4枚遅めに取れましたが、僕の基準ではこのカードは6枚からなので結局使いませんでした。

青白のように全体強化呪文の多い色なら、4枚でもプレイに値すると思います。

試合は2-1。

〇×〇白黒
〇×〇黒緑
××白緑

 

最後の白緑トークンは完成度が高く、2枚入った《森林の勇者/Woodland Champion》から毎ターントークンを展開されて全体強化であっさり負け。

鉄根の大将軍/Ironroot Warlord》などのアンコモンも多く、また他のアーキタイプと競合するカードが少ないので狙いやすくて良い戦略だと感心しました。

■二日目2ndドラフト

1-1 《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage

1-2 《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon

1-3 《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage

1-4 《灰と化す/Reduce to Ashes

1-11 《稲妻の嵐族/Lightning Stormkin

序盤は赤単ピックで、遅い順手で《稲妻の嵐族/Lightning Stormkin》が返って来たので青赤に方針決定。

試合は2-1。

×〇〇 青緑
×〇〇 白黒
×〇× 青緑多色


最後は殿堂プレイヤー、三原さんに《
ムラーサの胎動/Pulse of Murasa》で《星霜の学者/Scholar of the Ages》を使いまわされて無限リソースが完成してしまい負け。

最終成績10勝5敗で186位で賞金獲得できませんでした、残念。

■おわりに

今回はシールド・ドラフトともに青赤ばかりやっていました。
除去と飛行を優先していくと自然とそういうピックになりますが、青赤はサイズの大きい《マンモスグモ/Mammoth Spider》などに苦戦しやすいので《金縛り/Sleep Paralysis》が重要です。

コモンの2色土地は色が合っていないと取りにくく、流れる傾向にあります。それを狙って緑中心の多色戦略も面白そうです。

MTGアリーナでのランクドラフトでも基本セット2020は続くので、しばらく青赤と緑多色中心にドラフトして行きます。

それではまた。

関連記事一覧