『モダンホライゾン3』プレビューカードを公開!

みなさんこんにちは。ラッシュメディアのゆうやんです。

いよいよ来月6月14日は『モダンホライゾン3』の発売日!

『モダンホライゾン』と言えば、初代では《甦る死滅都市、ホガーク》や《アーカムの天測儀》に《レンと六番》、2からは《激情》などの想起ピッチサイクルから《敏捷なこそ泥、ラガバン》など、モダン環境を席巻するカードたちが登場するサプリメント・セット。

既にプレビューも開始しており、スタンダードの頃に大活躍だったエネルギーが『モダンホライゾン』級の強さで登場したり、レガシーで活躍中の《河童の砲手》再録など、モダンに新たな風が吹き込まれること間違いなし!

更に、近頃モダンでは鳴りを潜めていたエルドラージが復活しそうな気配がありますね…!

そして今回、ラッシュメディアも『モダンホライゾン3』のプレビューカードを、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト様よりいただきました!

プレビューカード:《ウギンの束縛/Ugin’s Binding》

さて、全世界に100万人はいるとされている(?)大型クリーチャー好きの皆様、こんな思いをしたことはありませんか?

「せっかく大好きなフィニッシャーを唱えたのに、もう盤面を制圧されていて負け確だ…」

とても悲しいですよね。特に近年のモダンは早く、戦場に出た時に何もしない大型クリーチャーはもちろん、戦場に出て即座に仕事をするフィニッシャーすら、活躍の機会がなかなかありません。

しかし、今回ご紹介する《ウギンの束縛》は、もしかしたらそんな悩みにお応えできる1枚となりうるかもしれません!

手札から唱えると単体バウンス。更に《ウギンの束縛》が墓地にある時に、マナ総量が7以上の無色の呪文を唱えると、超過版《サイクロンの裂け目》!

どれだけ戦場にカードが並んでいようと、《ウギンの束縛》が墓地にあるだけで一旦盤面はリセット…どころではありません。戻るのは相手の土地でないパーマネントのみで、こちらは残ります。

そして《ウギンの束縛》が誘発しているということは、無色の7マナ以上の呪文を唱えているのですから、むしろ盤面は圧倒的にこちらが優勢でしょう!

その名の通り《精霊龍、ウギン》と合わせてもよし、《解放された者、カーン》も7マナです。

もちろん今回大幅な強化を受けるエルドラージたちとも相性良し。ストーリーでは敵対していますが、デッキに入る時は仲良しですね。

そして《サイクロンの裂け目》と言えばやはり統率者戦!無色7マナ以上のカードを統率者に指定すれば、大活躍間違いなし!?

◆高橋選手と井川選手に聞いてみた

もちろん今回も、《ウギンの束縛》について、Rush Pros所属の高橋 優太選手、井川 良彦選手の両名にお話を伺いました!


高橋「普通に使うと3マナのバウンス。平均的なバウンス呪文が2マナで、構築で使われるレベルとなると1マナなので、少し弱めかな」

今のモダンで使われるレベルのバウンス呪文は3/1飛行のオマケつきの《厚かましい借り手》や1ドローがつく《撤廃》など。高橋選手の言うように、いずれも2マナ以下と軽く、確かにそれと比べると《ウギンの束縛》は重い。

高橋「ただ、真価を発揮するのはやはりマナ総量が7以上の呪文を唱えた時!《サイクロンの裂け目》はやっぱりスゴいし、しかも実質0マナ!」

高橋「さっきも言った通り、3マナのバウンスとして使うのは重いから、キャスト以外でも能動的に《ウギンの束縛》を墓地に送り込めるようにできると良いね」

高橋「墓地に《ウギンの束縛》を墓地に送り込めて、マナ総量が7以上の無色の呪文を唱える青いデッキ。まさに青トロンにうってつけ!《知識の渇望》で《ウギンの束縛》を捨ててトロンランドを揃えてエルドラージで盤面逆転!楽しそう!」

青トロンは《知識の渇望》でトロンを揃えつつ、打ち消しやバウンスで妨害し、大型呪文を連打するデッキ。《ウギンの束縛》はまさに青トロンのために生まれてきたようなカードと言えますね!


井川「《コジレックの帰還》が青くなって帰ってきたね!あっちも十分実績のあるカードで、エルドラージが入ったランプデッキでは使われていたよね」

井川「通常プレイのスペックはあんまりよくないから、墓地に落として0マナの《サイクロンの裂け目》として使いたいね。《知識の渇望》とか各種諜報ランドで落としたいところ」

井川「もう1つの注目点としては、《ウギンの束縛》の誘発条件が『マナ総量が7以上の無色の呪文』であることだね。つまり実際に7マナを支払っていなくてもいい」

井川選手が注目しているのは、軽く唱えられるマナ総量が7以上の無色の呪文との相性の良さでした。

井川「《不憫なグリフ》や《老いたる深海鬼》みたいな現出クリーチャーは実際には1~2マナぐらいしか支払わないよね。それでも《ウギンの束縛》の条件は満たせる。特に《老いたる深海鬼》は土地を4つ寝かせられるから、それに《ウギンの束縛》の全バウンスが組み合わさったら一気に優位に立てるよね」

井川「親和クリーチャーも見た目重いけど、実際は軽い。《滞留者の相棒》と《マイアの処罰者》はどっちも7マナだから、《ウギンの束縛》を誘発できるね!」

井川「モダンホライゾン3でも色んなエルドラージが出るだろうし、《ウギンの束縛》と相性の良いカードもあるはず。将来のエルドラージにも期待が高まるね。マナ総量7以上のエルドラージには今後注目していきたいな!」

『モダンホライゾン3』の発売日は6月14日(金)!


両選手の話を聞く限り、青トロンに早速内定が決まりそうな《ウギンの束縛》。どのようなデッキで活躍するのでしょうか。

皆さんも色々な活用方法を考えてみてください!それでは!


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