デュエルマスターズ │ 考察記事 │ すめらぎ【新殿堂について】
こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回は6月24日にコロコロチャンネルにて発表された新殿堂について触れていこうと思います。
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■プレミアム殿堂
今回の発表でまずプレミアム殿堂になったカードはこちらの2枚です。
最近暴れまわっていた2枚のGRが堂々のプレミアム殿堂入りとなりました。
まずは《ヨミジ丁-二式》の方から触れていきましょう。
このカードは「超天篇第4弾 超超超天! 覚醒ジョギラゴンvs零龍卍誕」で登場したGRクリーチャーで、プレミアム殿堂入りまでにかかった日数はなんと194日!歴代最速での規制らしいです。
最近の環境で暴れ回っていた「4cドッカンデイヤー」の主要パーツとなっていて、墓地からパートナーの「MEGATOON・ドッカンデイヤー」を釣ってくる役割等を担っていました。
このカードが今回規制されるに至った原因は蘇生の色制限が無いことと、8コスト以下まで蘇生出来るという範囲の広さにあると思います。
なによりGRクリーチャーを全て出し切ってしまえばこのカード1枚でループし始めてしまうので、殿堂では止まりそうに無いため、プレミアム殿堂は妥当な判断と言えます。
続いて《マリゴルドIII》です。
こちらは幅広く色々なデッキのGRゾーンに採用され、猛威を振るっていました。
先ほど紹介した「4cドッカンデイヤー」もそうですが、「シータバーンメア」ではチェンジで埋まった《グレープ・ダール》をマナから出し直したり、《奇天烈シャッフ》を出したりするなど、器用に動けてデッキのパワーを上げてくれていました。
他にもGPで活躍した「ネイチャーループ」ではフィニッシュに関与する等、このカードで出来ることは《ヨミジ丁-二式》以上に多かったように感じます。
このカードも色の制限が無く、現時点でも十分強いのにも関わらず、5コスト以下の新規カードが出るたびに強化されていくためプレミアム殿堂は妥当な判断だと思いました。
因みにこちらは発売から284日でのプレミアム殿堂で、《ヨミジ丁-二式》に続いて歴代2位の速さでの規制のようです。
■殿堂
続いて次は殿堂になったカード達に触れていこうと思います。
今回殿堂になったカードはこの4枚です。
《MEGATOON・ドッカンデイヤー》
《熱き侵略レッドゾーンZ》
《怨念怪人ギャスカ》
《腐敗勇騎ドルマークス》
今回殿堂になったカードはこの4枚です。
1つ目の《MEGATOON・ドッカンデイヤー》に関してはご存知の通り環境の最大母数で悪さをしていたので納得の殿堂ですね。
次に《熱き侵略レッドゾーンZ》ですが、このカードは最近流行ってきた「赤白バイク」の規制のために殿堂になりました。
「赤白バイク」は最近登場した《GOOOSOKU・ザボンバ》で大きく強化をもらいました。
それに加えて《U・S・A・BRELLA》が難なく採用出来、「4cドッカンデイヤー」などの上位デッキ達にも勝率が出せる環境での立ち位置が良いデッキでした。
そのため着々と母数を伸ばしていったのですが、遂に今回《熱き侵略レッドゾーンZ》が殿堂で弱体化ということになります。
続いて《怨念怪人ギャスカ》です。
俗に言う「零龍ギャスカ」と呼ばれる《滅亡の起源零無/零龍》が登場してから現れたデッキに採用されていました。
このデッキは単純に最速2ターンキルが出来てしまうという前代未聞のギミックがあり、公式側はそれを許さなかったようですね。
環境での立ち位置自体がとても良いというわけでは無かったので個人的に意外な1枚でした。
最後に《腐敗勇騎ドルマークス》です。
このカードは《不敵怪人アンダケイン》とのコンボで注目を浴びたカードです。
環境で流行っていたわけではないのですが、コンボが上手く決まってしまうと2コストで相手の盤面とマナを1枚ずつ破壊することが出来るため公式側はそういった動きを嫌ったのでしょう。
また、これはただの憶測ですが、もしかしたらこれからフシギバース系のカードで相性が良いカードが出るのかもしれません。
■殿堂解除
今回はこの3枚が解除となりました。
《真・龍覇ヘブンズロージア》
《ガチンコ・ルーレット》
《魂と記憶の盾》
まずはみんな注目の《真・龍覇ヘブンズロージア》から。
《真・龍覇ヘブンズロージア》はファンの多いカードで、GPで結果を残した事から殿堂入りが決まったカードでしたね。
当時は「ロージアダンテ」というデッキタイプが本当に強く、《超戦龍覇モルトNEXT》と一緒にドラグハート全盛期を築きあげました。
今回の解除は、当時お供だった《時の法皇ミラダンテXII》が殿堂入りしているため、《真・龍覇ヘブンズロージア》だけを解除しても問題ないという判断なのでしょう。
個人的には現環境の速度があがっていることや、対応力の高いループデッキが多いことを考えると《真・龍覇ヘブンズロージア》が戻ってきてもさほど問題にはならないと考えます。
次に《ガチンコ・ルーレット》です。
ガチンコジャッジに勝ち続ければ永久的にブーストが可能な良いカードですが、最近は他にも優秀なブーストカードが多いのでこちらも問題無いという印象です。
高コストで組まれるデッキなどには複数採用されるかもしれませんね。
最後に《魂と記憶の盾》です。
低コストの確定除去として重宝されていたこのカードがまさかの解除。なんだかんだで12年ぶりの帰還となりました。
しかし複数枚採用するとしても「ネバーループ」くらいしか今のところ候補になるデッキが思い浮かばず、現環境のカードパワーの高さを思い知らされました。
■おわりに
ということで今回は6月24日の殿堂発表のカード達に触れてみました。
今回の殿堂でトップデッキは結構なダメージを受けたのでこれからどのようにメタゲームが進むか楽しみですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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